江戸川図志 山本鉱太郎著 崙書房出版 2001年6月30日 第一刷.
水戸街道松戸の脹わいと平潟遊廓
昭和の松戸誌
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水戸街道松戸の脹わいと平潟遊廓・・・・・・・

目  次

江戸川の源流を行く
自然豊かな江戸川への思い
江戸川の源流はどこか
関東郡代と利根川の東遷工事
田中正造と足尾鉱毒事件
九死に一生!カスリーン台風の恐怖
実験の試薬桐生川へたれ流し
谷中村と渡良瀬遊水地
思川を走る外輪川蒸気通運丸
例幣使街道の宿場町栃木と巴波川
奥州街道の城下町古河の盛衰
花袋の小説『田舎教師』の舞台
栗橋の開所と船橋の話

城下町関宿と境河岸の繁栄
千葉県最北端の城下町関宿
水害に悩まされた関宿藩
川関所のキガイピッポウ
水運で栄えた境河岸と奥州街道
城下町関宿の名残りいずこに
幕政を批判した治水家船橋随庵
江戸川の洪水防ぐ棒出しと関宿閘門
新しいタイプの関宿城博物館

幸手・権現堂川・庄和町界隈
今は廃川となった権現堂川
庄内古川と中川
西宝珠花の名物大凧あげ
添田知道の「利根川随歩」
通運丸に乗った大町桂月
作家三上於莵吉のふるさと

東宝珠花と名人関根金次郎
東宝珠花の将門伝説
田畑を荒らす阿弥陀堂の龍
料亭せきね家の盛衰
将棋の名人関根金次郎の生涯

醤油の町野田
大自然が残る清水公園
金乗院と旧花野井家
天守閣を思わせる御用蔵
下河岸の元回船問屋
醤油樽を運んだ人手鉄道
茂木一族の華麗な系譜
隆盛を迎えた野田醤油
大正六年醸造会社合併
野田にたった一人の樽職人
日光東往還とおかご二挺説
はなやぐ野田の正月風景
雄壮な三ツ堀のどろ祭り
スリル満点!津久舞いの曲技
宗谷真爾さんにとって江戸川は原風景

松伏と吉川界隈
日本画の巨匠後藤純男さんと松伏
栄光院の具塚と静栖寺の宝篋印塔群
二郷半領の地名の由来と新田物語
吉川のふるさと運動にナマズ活躍

ムルデルと利根運河物語
なぜ掘られたか利根運河
オランダの土木技師ムルデルの生涯
割烹旅館新川と添田知道
運河を謳った童謡詩人三越左千夫
特攻隊の最後の晩さん会
東葛地方最後の造り酒屋窪田酒造
蒸気宿と洗濯女たち
綱屋の村山酉蔵さんの話
外輪川蒸気通運丸の栄光と末路

繁栄した醸造の町流山
流山の地名の由来と本多米
味掛は「万上」と「天晴」
俳人小林一茶のパトロン秋元双樹
加村河岸とヤッカラの渡し
十八世紀初期ひらかれた物資輸送の陸路
飛地(血)山の刑場跡
体育舘前に水かいの宿
豊四季の農家は木釘の内職
深閑とした諏訪神社
巨人伝説と水切り場
流山の豪商秋元家と俳人洒汀
着名作家ぞくぞく流山へ
豪快な江戸川の船遊び
喜ばれた投網の鯉漁
財にあかせての書画収集
岡倉天心ら日本美術院結成
貧困にあえぐ五浦の天才たち
酒汀と菱田春草の友情
国重文の「落葉」と「黒き描」
流山の名産は味琳
堀切家の先祖は千葉氏
堀切家と茂木家の関係
悲運の富豪みな短命
新選組と闇魔堂横丁
天保六花撰」の金子市之丞は義賊だったか
流山最古の木造琵琶首観音
拍・野田間に千葉県営鉄道
北総鉄道から総武鉄道へ
馬橋流山間に軽便鉄道
トラック輸送、水運にとどめ刺す

船や筏や渡しで賑わった江戸川水運


191ページ
湯船、水船、おわい船、馬船の往来盛ん
筏で江戸川を木材運搬
火事で儲けた江戸の木材商
筏の上に掘立小屋
関宿の棒出しの渡し
流山の渡し物語
松戸、市川の渡し

江戸川の漁業とウナギの話
流山最後の漁師兄弟
江戸川の魚の種類あれこれ
サヨリは手賀沼にもいた
利根川水系の外来種
琵琶湖しのぐ江戸川の稚アユ
澪に棲む魚たち
焼いても縮まないウナギ
溯上するシラウオ、ワカサギ
平賀源内と土用の丑の日
不思議なウナギの一生

江戸川べりの野鳥と野草
東福寺の目つぶしのカモ
葛飾早稲の万葉歌碑
流山にカッコウとフクロウ
江戸川堤の可憐な草花
そこかしこに漢方の原料
流山最後のカヤぶき職人
どうなる緑と水と太陽の町

三郷・二郷半領の開拓物語
早稲田の万葉歌碑
四百年間はまさに洪水との戦い
安養院の大イチョウと水郷みさと公園
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水戸街道松戸の脹わいと平潟遊廓
下総鮮魚街道 (十二代 青木源内)
松戸の河岸

東葛百万人の生活用水確保
石鹸臭い江戸川のコイ
厳戒の金町関所
松戸の渡し場はどこ
将軍吉宗小金原へ鹿狩り
納屋河岸の青木源内さん
江戸向け鮮魚の中継河岸



236ページ
   今はこわされた納屋j河岸の青木源内さんの家
   (長屋塀は復元)





     解体前の青木邸 (青木家所蔵)
カラー写真は本町自治会挿入
   納屋川岸 青木源内邸 長屋塀 現在


   納屋川岸 青木源内邸 現在


   納屋川岸 青木源内邸 長屋塀 現在


水戸街道を往来した十四大名
松戸の本陣は明治二年焼失
俳人小林一茶と大川立砂の交遊
万満寺と蘇羽鷹神社
小金宿に水戸藩専用の本陣
野馬奉行所跡と本土寺
平潟遊廓の歴史   
               平潟遊郭 (本町自治会
将軍の鹿狩りで宿場大繁盛



   252ページ 平潟遊郭の元叶家

   250ページ 松戸の平潟遊郭跡
   253ページ 十数年前の平潟遊郭跡
常磐線と矢切の渡し
賑やかだった土浦線開通
待ったがかかった流山経由
存在しなかった田端・流山中心部迂回案
おかしいぞ、四つの点から
江戸時代からの矢切の渡し
山田洋次監督の寅さんシリーズで脚光
感動の名画「野菊の如き君なりき」
西蓮寺に『野菊の墓』文学碑

門前町柴又と金町・水元界隈
柴又人気は寅さんのおかげ
発見された題経寺の板本尊
千客万来の料理屋川千家
柴又せんべいの歴史
もとはよろづやの高木屋老舗
柴又最古の料亭ゑびす家
作家たちに愛された老舗川甚
第一高等学校ボート部の遠征
園田さんが作る柴又名物弾き猿
ショウ的面白さ松屋の飴切り
大町桂月も乗った人車鉄道
自然いっぱいの都立水元公園
洪水時に使った松浦の鐘としばられ地蔵
半田稲荷と願人坊主の話
囃子で知られた葛西神社
厳しかった旅人泣かせの金町松戸関所



江戸川べりに住む人々の飲み水
井戸よりうまかった川水
北千葉広域水道企業団とは
江戸の神田上水と玉川上水
都内最大の金町浄水場
なつかしいとんがリ帽子の取水塔
念入りな沈でん・ろ過・消毒

台風襲来!暴れ狂う江戸川

パニック的洪水の恐ろしさ
水神信仰と「八朔の荒れ」
江戸時代の水害
浦安を襲った大津波
カスリーン台風とキティ台風の惨禍

とんがり帽子の取水塔(本町挿入)
水上から見る市川〜松戸


235ページ 松戸の里

文学と歴史のふるさと市川

式場病院と天才画家山下清
連隊跡は学園都市
近代スポーツの父坪井玄道
紅葉の名所真同山弘法寺と小林一茶
手児奈も汲んだ「真間之井」
里見公園と手児奈霊堂
国府台の下まで東京湾
亡命詩人郭沫若の旧宅
露伴八十年の巨きな生涯
荷風孤独な老残の日々

小岩・篠崎・葛西界隈
詩人北原白秋の紫胸章舎
佐倉道小岩の関所と渡し
小岩は幕府公許の定船場
小岩・市川の渡しから市川橋へ
浅間神社の幟祭と江戸川閘門のサクラ
こんにゃく閻魔と役者寺
俳人石田波郷と杉芽女の句

里見公園下(本町挿入)


江戸川可動堰江戸川放水路へ 通常は閉鎖、増水時のみ東京湾に放流 (本町挿入)
水上から見る市川〜松戸

水運で賑わった行徳河岸今昔

高潮と塩害防止の行徳の可動堰
ハス田や稲田は今や高層マンション街
行徳のシンボル常夜燈
頼朝も食べたか笹屋のうどん
行徳塩田の歴史
勇壮!江戸川の神輿渡御
権現みちは寺町
行徳は東京のベッドタウンか

江戸川の川口は未来の海上都市浦安
埋め立てられた船圦川
日本一の成長率を誇る新興都市浦安
新川を行く川蒸気通運丸
東京湾は豊饒の海
山本周五郎の『青べか物語】
漁業権を全面放棄した漁民
本州製紙の江戸川公害事件
関東一の金魚養殖池
浦安の海苔の養殖
浦安名物べカ舟の消えるとき
浦安の歴史がわかる郷土資料館
松井天山の浦安町鳥轍図
陸の孤島だった浦安大変貌
夢の楽園東京ディズニーランドの誕生
二十一世紀にはばたく未来の海上都市

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昭和の松戸誌 渡邊幸三郎 平成17年4月30日発行 崙書房出版株式会社





昭和の松戸誌  目 次

第一章 序論
私の思い・私の方法 ── 記憶と古老からの聞き取り

第二章 プレ昭和の松戸の姿
地形と松戸集落の成り立ち・松戸八町内と横丁通り・地方中心都市としての松戸・関東大震災とデマの下の松戸・

第三章 昭和戦前の松戸の姿
「伸び行く松戸」に見る景観・暗黒と静寂な夜の町・通り端に井戸のある景観・不景気時代の若者 ── 苦学力行物語・松戸のボロ市・火事と消防
第四章 歓楽街平潟遊郭の姿
平潟の街のただずまい・妓楼の盛衰・貸座敷業の実態・厳しい当局の規制・平潟遊郭の終焉

第五章 昭和十二年の家並み図を作る 
なぜ昭和十二年なのか・根本・一丁目・二丁目・三丁目と宮前町

第六章 続昭和十二年の家並み図を作る
角町(その一)・角町(その二)と小山・松戸駅前通り・葛飾橋通り・下横町・納屋川岸(その一)・納屋川岸(その二)と上横丁(堂の口通り)・平潟・根本川岸

第七章 松戸の商家 
江戸期から続く商家・屋号の語るもの・消化のただずまい・広かった商圏・商家の生活・町内地区毎の特徴・商家の様々な職種・金融機関の創設

第八章 地場産業の盛衰
醸造業・製粉・製麦業・川光と白玉・その他の工業

第九章 待ちに待った省線電化
荷馬車の頃・バスの登場・オート三輪の出現・往還の拡幅と舗装・省線電車の開通・住宅地化への動き

第十章 戦前の台地の利用
松戸にもあった林業・園芸学校の生い立ち・工兵学校の開校・台地奥に開設された諸施設

第十一章 松戸の母なる江戸川
江戸川及び堤防の変遷・広い川原の風景・大水の凄さと恐ろしさ・江戸川の水と川底・江戸川の渡しと舟と舟運と・江戸川の漁業・現江戸川堤防をを歩く

第十二章 水とのたたかい ── 生活の川坂川
掘られた人工の川・坂川上流をたどる・下谷三千石の形成・度重なる大水・坂川の農漁業と水運・いくつかの坂川物語

第十三章 近郊農業の姿
戦前松戸の農業・農家のただずまいと生活・農家の一日の生活と食事・農家の四季・市場とせんざい・農家に来た雇人・物売・貰人・農家のしきたりと農村行事

第十四章 少なかった娯楽
活動写真から映画へ・流行歌と浪花節・草相撲と縁日と祭礼

第十五章 貴重な教育遺産 ── 「待土」
学校文集「待土」の誕生・「待土」にみる綴方教育・豊富な「待土」の内容

第十六章 子供の遊びと生活
戦前の子供の姿・幼い頃の遊びの記憶・歌ったわらべうたや童謡・遊びのルール・農家の男子の遊び・町場の子の遊び・たくさんあったタブー・少年雑誌と単行本

第十七章 松戸の戦中戦後
市制を施く・戦争の深みへ・迫る戦火・戦後の出発・戦後松戸とプロ野球・戦後松戸の農業・後背地へ向けての序曲

第十八章 高度成長化の変貌
地形の変化と緑の減少・市役所の移転新築・常盤平団地の誕生・区画整理と土地改造・都市改造と失ったもの

第十九章 昭和松戸の残された話題 
松戸の三様・夭折の天才画家板倉鼎・記憶に残る人達・戦前の世相風習の一端・珍しい神社の鰻絵・人口激増期の学校新築ラッシュ・二十世紀梨余聞・松戸霊験記・人魂騒動記・私の昭和コレクション

第二十章 宿場の面影今いずこ
これからの松戸を憶う