| 文字色付け編集 本町自治会................ | ||||
| 小泉内閣メールマガジン 第182号 ======================= 2005/03/31 | ||||
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| -------------------------------------------------------------------- □ 目 次 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| ● | シラク大統領の来日 | |||
[大臣のほんねとーく] |
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| ● | 「国民の保護」についてご理解をお願いします | |||
| (有事法制担当大臣 村田吉隆) | ||||
| [特別寄稿] | ||||
| ● | 社会保障改革の担い手は? | |||
| (一橋大学名誉教授 石弘光) | ||||
| [小泉内閣の動き] | ||||
| ● | 福岡県西方沖地震の被災地を視察 など | |||
| [数字でみる日本] |
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| ● | 19,982件 | |||
| ==================================================================== [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| シラク大統領の来日 | ||
小泉純一郎です。 先週土曜日(26日)、福岡県西方沖地震で大きな被害の出た玄界島を視察するとともに、避難所生活を送っている被災者の皆さんを激励し、お話を聞きました。 玄界島では、崖は崩れ、岸壁はひび割れ、斜面に密集して建つ家々は軒並み倒壊。間近に見て改めて被害の大きさを実感しました。被災された皆さんが一日も早く安心した生活を取り戻せるよう、県や市と一体となって復旧、復興支援に全力をあげてまいります。 スマトラ沖では、また大きな地震がありました。政府は、早速、国際緊急援助隊を派遣しました。これからも、現地からの要請をふまえて、迅速に支援の手を差し伸べていきたいと思います。 「自然の叡智」をテーマにした「愛・地球博」が25日に開幕。私も開会式に出席し、音楽の演奏やバレエ、太鼓、ロボットたちのダンスなど、多彩な催しを楽しませてもらいましたが、残念ながら時間がなくて博覧会の展示を観ることはできませんでした。一日では回りきれないと思いますので、一度といわず何回か訪れてみたいと思っています。 「愛・地球博」では、食中毒の予防やテロ対策のために、お弁当や飲み物を会場に持ち込めないというので、せっかく家で作ってきたおむすびも会場に持ち込めないという苦情を耳にしました。もう少し訪問者のことを考えた対応をするように早急に再検討するよう指示しました。 家で作ったお弁当などは持ち込むことができるように、「愛・地球博」の事務局の方で、今日にも新しい対応を発表すると思います。 テロ対策などの安全面の必要性から、これからも一部の食品や飲み物の会場への持ち込みが制限されると思いますが、ご協力をお願いします。 この万博を視察した最初の外国元首は、フランスのシラク大統領でした。 シラク大統領は大の日本通で、大相撲三月場所も観戦。27日の日曜日には、東京で首脳会談を行い、国連改革や世界情勢など幅広い議題について話し合いました。 シラク大統領が、国連改革について日本の常任理事国入りを全面的に支持すると表明したことを心強く受け止めています。日仏関係は、政治、経済、文化など、あらゆる分野で良好ですが、もっと良くしていこうということで意見が一致しました。 月曜日には、映画俳優のリチャード・ギアさんが官邸を訪ねてくれました。 お会いしてみると、さすがに大スター、輝きがありますね。「Shall we dance?」という映画は、もともと日本の同じ名前の映画が原作。日本版は観ましたが、リメイク版も是非劇場で観てみたいと思います。 今週は、「改革の本丸」郵政事業の民営化の法案についての与党との調整がやま場を迎えています。依然として反対論は強いですが、民営化の基本方針に基づいて法案がまとまるように、調整に努力しています。 |
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[大臣のほんねとーく] |
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| ● | 「国民の保護」についてご理解をお願いします | |
| (有事法制担当大臣 村田吉隆) | ||
外国からの武力攻撃や大規模テロが、もしもわが国で起こったらどうするかといっても、皆さんにとってはピンと来ないかもしれません。しかし、このような緊急事態への必要な備えは、平和なときにこそ十分に考えておくべきことであり、武力攻撃やテロ等から国民の命や財産を守るため、昨年「国民保護法」が成立しました。 この法律では、「国民の保護に関する基本指針」を予め政府が決めることになっていて、去る3月25日に基本指針を決定しました。 基本指針では、武力攻撃の態様を、外敵の陸上への侵攻(着上陸侵攻)、ゲリラや特殊部隊による攻撃、弾道ミサイル攻撃、航空攻撃の4つに整理し、その類型に応じた避難や救援、災害への対処など、国民を保護するための措置を実施する際の留意事項や、国、地方公共団体などの役割分担を定め、そうした保護措置が円滑に行えるようにしています。 また、NBC攻撃(核兵器等又は生物剤若しくは化学剤を用いた兵器による攻撃をいいます。)による災害への対応や、大都市や離島地域、原子力事業所、自衛隊施設・米軍施設の周辺地域などの地域の特性に応じた避難に当たっての留意事項などに関する事項を定めています。 「基本指針」を踏まえて、今後、各省庁や地方公共団体、そして民間の指定公共機関において、それぞれ国民を保護するために行う措置の手順などを定めた計画を作成していただくこととなります。また、国民を保護するための訓練も行われていくことになります。 「国民の保護」は、皆さん一人ひとりの命や財産に直接関係するとても大事なことです。私どもとしても、今後とも「国民の保護」について啓発活動を行っていきますが、訓練なども通じて、国民の皆さんの一層のご理解とご協力をいただかなければならないと考えています。 |
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| ※ |
大臣プロフィール http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/13murata.html |
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[特別寄稿] |
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| ● | 社会保障改革の担い手は? | |
| (一橋大学名誉教授 石弘光) | ||
年金を中心に、社会保障改革に対する国民の関心は非常に高まっている。 事実、一昨年秋の衆議院選挙、そして昨夏の参議院選挙において共に、年金改革が大きな争点となった。 民主党の躍進は、将来の年金制度に新しいヴィジョン(まだその具体的内容は明瞭でないが)を、打ち出したところにあると一般に考えられている。 年金法案は国会で可決成立されたが、それに対する不満はまだくすぶっている。 介護保険の改革も創設後5年見直しの約束に従い、新年度の大きな問題となってきている。更に、医療制度の見直しも2年後の2006年度に行われる予定である。 このように見ると、公的年金・医療・介護を中心に社会保障改革は、今後まさに目白押しに控えているといえよう。改革は待ったなしで来ているが、これも人口の高齢化を反映して将来年金・医療・介護などの社会保障給付費の急騰が見込まれているからである。 現制度をそのままにしておくと、2004年度に86兆円である社会保障給付費は、2025年度には152兆円と1.7倍に達するとされている。 当然この背後には、ほぼ等しい額の負担(税と社会保険料)が必要となる。 これまでわれわれ国民は、ともすれば改革を他人任せにする嫌いがあった。 国がやる、政府に任せておけば、といった発想が長く続いてきたように思う。 だから、極力高い給付水準の維持を要求する一方で、負担は出来るだけ軽くといった主張に繋がることになる。 政治家はこれを受け、痛みを伴う改革つまり給付引き下げ反対、負担引き上げ反対を自分達の行動基準としてきた。その結果、すべての社会保障財政は破綻の危機に瀕し、このままでは持続不可能な状況に追い込まれている。 社会保障改革の担い手は、われわれ国民にあるのだ。この自覚を持てば、給付と負担のバランスを考え、無理な要求はできないはずである。つまり高い給付を求めるなら負担水準引き上げを受け入れねばならぬし、逆に高い負担が嫌なら給付水準の引き下げを容認せねばなるまい。 すべてがわれわれ国民の選択にあり、その結果に責任が生ずるのだ。 |
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| ※ |
執筆者の紹介 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/isi.html |
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| [小泉内閣の動き] | ||
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「京都議定書目標達成計画」案の了承 (05/03/29) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/29ondanka.html |
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| 地球温暖化対策推進本部で、温室効果ガス削減目標達成に向けた計画案を了承し、温暖化防止の国民運動に関するロゴマークの設定を報告 |
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| ● |
民間国連ヤング大使の表敬 (05/03/28) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/28young.html |
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| 開発途上国の薬物乱用防止活動を支援する寄付金贈呈のため、ウィーン の国連薬物犯罪オフィスに派遣される6名の中高生が小泉総理を表敬 |
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| ● |
日・仏首脳会談 (05/03/27) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/27french.html |
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| シラク大統領と会談し、EUの対中国武器禁輸措置の解除問題、国連改 革、国際核融合実験炉計画などについて意見交換の後、共同記者会見 |
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| ● |
福岡県西方沖地震の被災地を視察 (05/03/26) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/26fukuoka.html |
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| 福岡県西方沖地震で被災した福岡市西区の玄界島を視察するとともに、同市の九電記念体育館で避難生活を送る島民らを激励 |
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| ● |
「日韓歴史共同研究委員会」委員の表敬 (05/03/25) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/25nikkan.html |
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| 同委員会の共同研究が最終段階を迎えることを受け、日本側座長、韓国側座長代理をはじめとする21名が小泉総理を表敬 |
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| ● |
「愛・地球博」開会式に出席 (05/03/24) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/24tikyuuhaku.html <ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/03/24tikyuuhaku.html |
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| 「『愛・地球博』が、人間と自然が共生する未来への道を考える出発点となることを祈念する」と挨拶 | ||
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| [数字でみる日本] | ||
| ● | 19,982件 | |
19,982件とは、昨年1年間に我が国の企業等が特許の国際出願を行った件数(世界知的所有権機関(WIPO)発表)です。17,376件だった一昨年に比べ、16.6%増加しました。 特許の国際出願とは、我が国を含む126カ国が加盟する特許協力条約に基づく制度で、1つの言語(日本特許庁に提出する場合は日本語または英語)で1つの出願書類を提出すると、加盟国すべてに出願したのと同じ効果が得られるという、合理的かつ経済的な出願制度です。 国別の出願件数では、我が国は最近までアメリカ、ドイツに次いで3位でした。一昨年、19年ぶりにドイツを抜き2位となり、昨年もその順位を維持しました。 また、昨年1年間の国際出願件数の加盟国合計は前年比4.3%増の12万100件、累計では100万件を突破しました。1978年に制度が創設されてから、50万件に達したのは22年後の2000年。その後たった4年で倍増しました。経済のグローバル化が進み、国際競争が激しくなっていることの現れといえます。 資源の少ない我が国の将来の発展と安心のためには、今後も付加価値の高い財・サービスを創出し、国際的な特許を多数保有するような国際競争力を有する産業を育成していく必要があります。 政府は平成13年に策定された5カ年計画である第2期の「科学技術基本計画」の中で、「国際競争力があり持続的発展ができる国の実現」を掲げ、そのための目標の一つとして国際的な特許の登録件数の増加を目指しています。 特許の国際出願件数の最近の伸びは、政府が特許の審査体制の整備や科学技術の振興などを行ってきた成果の一つの現れと考えられます。 平成17年度予算においても科学技術振興費は1兆3170億円で、前年度に比べ2.6%増加しています。厳しい財政事情の中、前年度に比べて予算が増額されたのは科学技術振興費と社会保障費だけです。 科学技術関係の予算編成では、総合科学技術会議の優先順位付けも踏まえてメリハリをつけました。また、「競争的研究資金*」については、研究資金の弾力的運用などの制度改革とともに、重点的拡充を図りました。 * 「競争的研究資金」とは、研究者の研究費の選択の幅と自由度を拡大し、 競争的な研究開発環境の形成を通じて研究の質を高め、優れた研究開発成 果の創出に貢献する研究開発資金をいいます。 |
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| ※ |
財務省ホームページ (平成17年度一般歳出概算) http://www.mof.go.jp/seifuan17/yosan003.pdf |
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| [編集後記] | |||
明日から4月。桜と入学式の季節がやってきます。 1日には、農業分野を含んだ我が国初の本格的自由貿易協定となる、日・メキシコ経済連携協定が発効します。この協定によって両国間の貿易、投資の大幅な拡大が見込まれています。フィリピンとは署名に向けた作業、タイ、マレーシア、韓国との間でも交渉が進んでおり、「貿易立国」日本の輸出拡大・経済活性化が期待されます。 懸案であった社会保障制度改革についての与野党協議は、自民、公明、民主、共産、社民の5党全党が参加して始まることになりそうです。社会保険庁改革も、昨年8月から議論を重ねてきた有識者会議が、今日から改革の具体的な姿についての検討を始めます。 |
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| (せいけん) | |||
| ※ |
首相官邸ホームページ (社会保険庁の在り方に関する有識者会議) http://www.kantei.go.jp/jp/singi/syahotyou/index.html |
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| [ご意見、ご感想] | |||
今週号の感想はこちらから (4月3日まで) http://www.mmz.kantei.go.jp/inq/inq_top.pl?INQCD=QA050331ki 先週号の結果はこちらから (4月6日まで) http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/kekka.html |
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| 文字色付け編集 本町自治会................ | ||||
| 小泉内閣メールマガジン 第181号 ======================= 2005/03/24 | ||||
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| -------------------------------------------------------------------- □ 目 次 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| ● | 平成17年度予算の成立 | |||
[大臣のほんねとーく] |
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| ● | 「愛・地球博」から新しい世界が始まる | |||
| (経済産業大臣 中川昭一) | ||||
| [ニッポンの元気] | ||||
| ● | マンモス発掘展示プロジェクト | |||
| (財団法人2005年日本国際博覧会協会 川西太士) | ||||
| [小泉内閣の動き] | ||||
| ● | 小泉総理の記者会見 [平成17年度予算成立を受けて] など | |||
| [キーワード解説] | ||||
| ● | 国際博覧会 | |||
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| 平成17年度予算の成立 | ||
小泉純一郎です。 19日、紀宮様と黒田慶樹さんとの「納采の儀」が行われ、お二人は、正式にご婚約なさいました。国民の皆様とともに心からお祝い申し上げます。 平成17年度予算が、昨日(23日)成立しました。ご尽力、ご協力いただいた関係者の方々に御礼申し上げます。 17年度予算では、防衛費は3年連続、公共事業は4年連続で削減し、一般歳出を3年ぶりに前年度以下に抑えました。一方、増額したのは日本の将来の発展と安心のために不可欠な社会保障と科学技術関係の予算だけです。 この結果、新規国債の発行を4年ぶりにマイナスにすることができました。 特殊法人の原資になっていた財政投融資も、特殊法人改革などにより、10年前の半分以下の17兆円にまで減らしました。 日本の経済は、公共投資など政府の財政出動に頼ることなく、民間企業や地域の方々の知恵とやる気によって回復してきました。地方によっては厳しいところもありますが、引き続き、「民間にできることは民間に」「地方にできることは地方に」という考え方に立って、構造改革を進めてまいります。 この国会では、これから郵政民営化法案をはじめ、たくさんの重要法案が審議されます。これからも「常在戦場」の心構えで臨みたいと思います。 20日、福岡県西方沖を震源に北九州地方で大きな地震が発生しました。 今も玄界島の島民の皆さんを始め、多くの人々が避難所生活を強いられています。犠牲となられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方々に心からお見舞いを申し上げます。 被災地では不安な毎日を過ごされていることと思います。政府は、被害の復旧と復興に全力をあげてまいります。 21日未明には、マラッカ海峡で海賊にとらわれた人質3人が、無事に解放されました。本当によかったと思います。 マラッカ海峡周辺の海賊事件対策については、これまでもアジアの国々と連携や協力をしてまいりましたが、このような事件が二度と起こらないよう、さらに対応を強化してまいります。 明日(25日)から120を超える国と国際機関、企業や地方自治体などの参加を得て、「愛・地球博」が開催されます。今日(24日)は、その開会式に出席しますが、「愛・地球博」のテーマは「自然の叡智」に学んで人間と環境の共生をめざそうというところにあります。 会場となった名古屋市の東方の丘陵は、できるだけ木を切らず、地形を変えないよう自然に配慮して建設されました。会場内のレストランで使われる食器は、普通のプラスチックのように見えますが、使用後は分解されて土に還る材料で作られています。日本館で使うエネルギーは、太陽光発電はもちろん、会場内で出る生ゴミからつくるメタンガスなどを使った燃料電池といった環境にやさしい新エネルギーだけでまかないます。 皆さんもぜひ足を運んでいただいて、楽しみながら人間と自然が共生する未来への道を考えていただきたいと思います。 自然環境の保護と同じように大切なのは、食の安全です。食べ物は健康の基本ですし、安全でおいしい食べ物は豊かな自然が育むものです。最近は、BSEの問題など食の安全をめぐる様々な問題がありますが、食の安全を大切にして、「食育」を進めるという考え方を基本に取り組んでまいります。 |
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[大臣のほんねとーく] |
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| ● | 「愛・地球博」から新しい世界が始まる | |
| (経済産業大臣 中川昭一) | ||
今年最初のメルマガで「今年は万博の年」と書きました。そしていよいよ本日、その万博「愛・地球博」の開会式が行われます。日本では1970年の大阪万博以来35年ぶりの大規模な国際博覧会で、「自然の叡智」をテーマに開催されます。 私は、できるだけ機会を作って、万博会場をこの目で幾度となく視察してきました。会場に行くたびに、着々と準備が進んでいるのを見て、期待感を高めてまいりましたが、ついに開幕を迎えるのです。博覧会開催にご尽力された方々に心から御礼を申し上げたいと思います。 会場内で目を引くのは、「グローバルループ」と呼ばれる、幅21メートル、長さ2.6キロの空中回廊です。ループに上ると会場内が広く見渡せ、ループの廻りには120の参加国の魅力あふれるパビリオンが並びます。パビリオンを楽しみながら、ループを一周すると世界が一周できる、そんな趣向になっています。パビリオンの中に、本場のガーデニングを展開したり、山を作ったりなど、ちょっとびっくりするようなところもあり、とてもこのメルマガではその魅力は語り尽くせません。是非、一度実際に足を運んでみてください。 そして、ループを歩くとき、あなたの足下をよく見てみてください。木の板が並んでいるように見えますが、真ん中の部分は、廃プラスチックや廃木材を利用した素材になっています。 また、ループの廻りにある外国パビリオンは、よく見ると四角い同じ形をしています。「同じ形でつまらない?」、でも、これが「愛・地球博」のウリの一つなのです。パビリオンごと再利用するなど、資源の有効活用がしやすくなるよう、こうした形となっているのです。あらかじめ環境のことを考えて建築する、これが21世紀の万博なのです。 会場内では、展示だけでなく盛りだくさんのイベントも行われます。参加国が開催する「ナショナルデー」では、独自の文化を紹介するアトラクションが行われ、その国の一流のスターも出演が予定されています。気になる「あの人」も出演するでしょうか。 「愛・地球博」の開催は9月25日まで185日間。皆さんも「愛・地球博」の会場で、世界との交流を楽しみつつ、人間と自然との新しい関係を見つめ直してみてはいかがでしょうか。 |
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大臣プロフィール http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/09nakagawa.html |
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[ニッポンの元気] |
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| ● | マンモス発掘展示プロジェクト | |
| (財団法人2005年日本国際博覧会協会 川西太士) | ||
シベリアから、マンモスを冷凍状態で発掘する? そんな途方もないプロジェクトを開始したのが、2003年の夏。 まずは情報収集。広大なシベリアで果たしてマンモスは見つかるのだろうか、正直言って最初は半信半疑であったが、8月シベリアから一報が入った。 なんと極めて保存状態の良い頭部があるというのだ。急遽、シベリア東部の都市ヤクーツクに向かった。 初めてのシベリア行きは、モスクワ経由で17時間の長い旅だった。現地の研究所の案内により冷凍状態の頭部を初めて見る。長い牙とほぼ完全な形の頭部の大きさと迫力に圧倒された。目と耳がはっきり確認できるではないか。これは間違いなく万博の目玉になると確信した。 きっと胴体も残っているに違いないと気持ちははやったが、ツンドラは既に冬が始まっており、春まで待たなければならなかった。ヤクーツクからモスクワへ帰る機中、オーロラが見送ってくれた。 2004年6月、遂に残存物捜索のためマンモス発見現場の調査を実施。 メンバーはロシア、ヨーロッパ、日本の研究者を中心に構成した。北緯72度付近、北極海から程近い現場へは、ヘリコプターでしか行くことができない。 人と荷物で満載の機中、無事に帰ることができるかと少々不安になりながらも、残雪残るツンドラの広大無形な景色と発見現場を目の当たりにして静粛な気持ちになる。完全な白夜、太陽が頭上を小さい円を描いてめぐっていた。時間を忘れてひたすら穴を掘ったが、収穫はなし。 9月、再び調査を実施。永久凍土はコンクリートのような堅さである。鋭利な金属棒で突き崩しながら掘り進んだ。その一方で溶けた凍土が泥となり、あっという間に膝まで埋まって身動きとれなくなる。 体力と気力の両方が必要な作業。大量の体毛と十数点の骨格を発見したが、冷凍状態の胴体は発見できなかった。頭部に出会ってから1年強、マンモス探しはひと段落つけ、輸送と展示に集中することとした。 マンモスの頭部を冷凍状態でロシアから日本へ運び、それを展示するというのは世界で初めての試み。ロシアは土地も広大だが、手続きと調整も膨大だ。ヤクーツクとモスクワへ何度足を運んだことか。 11月19日午前、チャーター機でヤクーツクを出発。朝もやに煙る空港は本当にきれいだった。同日夕刻、名古屋空港に到着。一足先に旅客便で着いていたが、マンモスを乗せた貨物機が着くまでの40分がおそろしく長く感じた。アプローチしてくる貨物機が見えた瞬間、「きたっ!」と思わず叫び声をあげた。 2005年2月末、「愛・地球博」開幕を一ヶ月後に控えて、マンモスを冷凍展示室の展示台に固定した。照明をつけた時、心の底からほっとした。 このプロジェクトは、日本、ロシアをはじめヨーロッパなど多くの人の夢にかける熱意があってこそ実現したプロジェクトである。いよいよ愛・地球博の開幕。訪れるみなさんにマンモスの迫力と、それを実現したたくさんの「元気」も感じてもらいたい。 |
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| ※ |
愛・地球博公式ウェブサイト (マンモスプロジェクト) http://www.expo2005.or.jp/jp/A0/A7/index.html |
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| ※ |
執筆者の紹介 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/kawanisi.html |
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| [小泉内閣の動き] | ||
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小泉総理の記者会見[平成17年度予算成立を受けて] (05/03/23) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2005/03/23yosan.html |
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| ● |
防衛大学校卒業式で訓示 (05/03/21) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/21boudai.html |
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| 訓示の中で、自衛隊の国際平和活動の意義を強調するとともに、テロや弾道ミサイルなどの新たな脅威への対策を強化すべきとの考えを提示 | ||
| ● | 小泉総理ラジオで語る 愛・地球博 (05/03/19) | |
| http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiradio/2005/0319.html | ||
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| [キーワード解説] | ||
| ● | 国際博覧会 | |
明日からはいよいよ「愛・地球博」(2005年日本国際博覧会・愛知万博)が始まります。 規模の大きい総合的な博覧会としては、我が国では大阪万博以来35年ぶりの開催という報道がなされています。これに対して、沖縄海洋博(1975年)やつくば科学博(1985年)などがあったのに、なぜ35年ぶりなのかという疑問を聞きます。 「国際博覧会」とは、1928年に締結された国際博覧会条約に基づいて登録又は認定された博覧会を言います。88年の条約改正以前は、幅広い分野を扱う一般博と、一つの分野をテーマとした特別博に分けられていました。 我が国で初めて開催された国際博覧会は1970年の「日本万国博覧会」(大阪万博)です。「人類の進歩と調和」をテーマにした一般博として76カ国・4国際機関が参加し、総入場者数は国際博覧会史上最高の6422万人という大規模な万博となりました。 その後、「沖縄国際海洋博覧会」(沖縄海洋博)、「国際科学技術博覧会」(つくば科学博)、90年に「国際花と緑の博覧会」(大阪花博)が我が国で開催されました。これらはすべて特別博に分類されていました。 「愛・地球博」は、複数の分野を取り上げる総合的な博覧会であるため、我が国では35年ぶりの大規模な万博と言われるわけです。 博覧会は、もともと、時の支配者たちが自らの権勢を誇示する手段として財宝や戦利品を展示したことが起源だという説があります。 近代博覧会の原型は、1475年にフランスのルイ11世がロンドンで開催した「フランス物産展」だと言われています。その後パリやロンドンでたびたび開かれた美術展なども博覧会の一種と言えます。 初めての国際博覧会は、今から150年前に開かれた「ロンドン万国博覧会」(1851年)で、25カ国が参加しました。 我が国と国際博覧会との関わりは、1862年、遣欧使節団の「ロンドン万国博覧会」視察に始まります。一行は大いに刺激を受け、そのときの様子は、福沢諭吉の「西洋事情」に紹介されました。早速、次の「パリ万国博覧会」(1867年)には、我が国から初めて特産物や工芸品などの出展を行いました。 21世紀最初の国際博覧会である「愛・地球博」は、「自然の叡智」をテーマに121カ国・4国際機関が出展します。今年2月に開港した中部国際空港を空の玄関として、内外から多くの人々の来場が期待されています。 |
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| [編集後記] | |||
23日、平成17年度予算が成立しました。今後、社会保障や科学技術など予算に関連するテーマについてメルマガで分かり易く解説していきますのでご期待ください。 今日は小泉総理とともに「愛・地球博」の開会式に出席します。週末に行われた内覧会では、期待していた日本初のリニアモーターカーが50分待ちの混雑。大勢の人が乗り込んだために重量オーバーで一時停止という事態もあったとか。さらに、参加した人の話では、会場に入るまでに金属探知機や荷物検査などで30分以上かかり、やっと入れたと思うとお目当てのパビリオンは予約がいっぱいで見られなかったそうです。(パビリオンやイベントの観覧はインターネットで予約ができるそうです)ピーク時には、内覧会の5倍近い一日20万人もの人出が予想され、とくに外国から来た方々は不慣れな地で何かと不便を感じないか心配です。明日はいよいよ開幕です。内覧会の教訓を生かしてしっかりと改善策を講じていただき、訪れた人全員に良い思い出を持ち帰ってもらいたいと思います。 |
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| (せいけん) | |||
| ※ |
財務省ホームページ (平成17年度予算政府案) http://www.mof.go.jp/seifuan17/yosan.htm |
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| [ご意見、ご感想] | |||
| 今週号の感想はこちらから (3月27日まで) http://www.mmz.kantei.go.jp/inq/inq_top.pl?INQCD=QA050324he 先週号の結果はこちらから (3月30日まで) http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/kekka.html |
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| -------------------------------------------------------------------- □ 目 次 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| ● | 国際緊急援助隊 | |||
[大臣のほんねとーく] |
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| ● | 新たな「食料・農業・農村基本計画」の答申を受けて | |||
| (農林水産大臣 島村宜伸) | ||||
| [ニッポンの元気] | ||||
| ● | くじけず、おごらず | |||
| (金亀建設株式会社代表取締役社長 西山周) | ||||
| [特別寄稿] | ||||
| ● | 国際緊急援助隊医療チーム 津波翌朝の派遣 | |||
| (スリランカ1次隊 看護師 林晴実) | ||||
| [小泉内閣の動き] | ||||
| ● | 愛・地球博「日本館」総館長の表敬 など | |||
| ==================================================================== [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| 国際緊急援助隊 | ||||
小泉純一郎です。 インド洋スマトラ沖地震と大津波の被災地、インドネシアで援助活動をしていた陸上自衛隊と海上自衛隊による国際緊急援助隊は、先週水曜日の9日に任務を終えました。最後まで人員や物資の輸送にあたっていた航空自衛隊も昨日(16日)最後の仕事を終えて、帰国の途につきました。 日本から派遣された国際緊急援助隊は、医療、防疫、物資や人員の輸送にあたり、この2カ月間に、6000名以上の被災者を診療し、東京ドームの10倍にあたる広さに伝染病予防の薬をまき、約2300人に予防接種をしました。 熱帯の雨季という時期に、大災害の直後で道路が寸断されて移動もままならない中での救援活動には、大変な苦労があったと思います。 国際緊急援助隊は、本当によくやってくれました。心から、ねぎらいたいと思います。 国際緊急援助隊には、自衛隊のほか、医師、看護師、薬剤師などボランティアの方々による「医療チーム」、警察、消防、海上保安庁などで構成される「救助チーム」、DNA鑑定などの支援を行う「専門家チーム」があります。 医療チームは、事前に登録いただいた方々に、いざという時には、直ちに現場に急行してもらう体制になっています。今週のメルマガには、ボランティアの一人、スリランカで医療活動に携わった看護師の林さんに寄稿してもらいました。 今回の援助隊は、ボランティア、自衛隊員など合わせて約1800人。インドネシアのほか、スリランカ、タイ、モルディブの被災地にいち早く駆けつけたボランティアの方々のご協力もあり、日本は、各国から感謝されました。 災害対策に完璧はありません。大きな被害が出たことは残念なことですが、この援助活動で得た教訓を将来の救援活動に活かしていくことが私たちの使命だと思います。 14日夜、マラッカ海峡で日本の船舶が海賊に襲われ、船長はじめ2名の日本人と1名のフィリピン人が連れ去られました。この地域は、以前から海賊による襲撃事件があとを絶たず、アジア地域の各国首脳との会談でもいつも海賊対策をどうするのかが話題になってきました。 まず、関係各国と緊密に連絡をとって、連れ去られた3名の一日も早い救出に全力を尽くします。 マラッカ海峡は、日本に石油を運ぶタンカーの約7割が通過する、日本にとってきわめて重要な航路です。この地域の安全のために、各国と協力しながら、引き続き日本としてできる限りの対策を講じてまいります。 |
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[大臣のほんねとーく] |
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| ● | 新たな「食料・農業・農村基本計画」の答申を受けて | |||
| (農林水産大臣 島村宜伸) | ||||
3月9日、いわば「21世紀新農政」の青写真となる新たな基本計画の答申を食料・農業・農村政策審議会から頂きました。一昨年12月以来、精力的にご審議いただいた審議会の委員をはじめ、ご意見をお寄せ頂いた多くの皆様方に、この場をお借りしてお礼申し上げます。 今回の基本計画のポイントは、農家が消費者の求める農産物を生産し、やる気と能力のある農業経営者に我が国の農業の中枢を担って頂くような仕組みを作るとともに、全国各地で芽生えてきている創意工夫に溢れる取組みを積極的に支援することによって、農林水産物・食品の輸出を5年で倍増することを目指すなど「攻めの農政」に転換し、食料自給率を向上させようというものです。 農政を進めていくに当たって、食の安全の確保が大前提であることは言うまでもありませんが、その上で、農家と消費者、都市と農村との距離を縮めていくことによって、国産農産物が消費者の信頼を得、その結果消費者に国産農産物を選んで頂けるようにしたいと考えています。もちろん、未来を拓く新技術の開発、地球温暖化防止にも役立つバイオマスの利用、企業などの農業への参入といった新しい動きにも十分に対応してまいります。 一方、我が国では、飽食ともいうべき状況の中で、食料自給率はカロリーでみた場合40%と先進国の中でも特に低くなっています。これは、コメを中心とした日本型食生活が徐々に崩れ、畜産物や油脂を多く摂るようになってきたことが要因です。ごはんを一食につきもう一口食べていただければ自給率は1%向上しますが、実際には、平成9年度から15年度にかけて、1人1年当たりのコメの消費量は67kgから62kgに減少しています。 こうした食生活の変化は、生活習慣病の一因にもなっています。国民の健康を維持するとともに、自給率の向上を図るためには、自らの食生活を見直すなど国民の皆さんの主体的な取組みも必要です。政府としては、どのような食事をどの程度食べたらよいのかといったことをわかりやすく示した『フードガイド』を作成するなど、実践的な「食育」を推進していきたいと考えております。 将来にわたり豊かな食生活を守り、農業や農村が元気であり続けるためにも、国民の皆さんそれぞれの立場での行動が重要です。新たな基本計画へのご理解とご支援、ご協力をお願い申し上げます。 |
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| ※ |
大臣プロフィール http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/08simamura.htm |
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[ニッポンの元気] |
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| ● | くじけず、おごらず | |||
| (金亀建設株式会社代表取締役社長 西山周) | ||||
私の生業は、舗装工事中心の建設会社です。 当然、昨今の工事の減少に伴う経営の低迷は必至で、特に長年真摯に技を磨いてきた技能社員をいかに温存し、この状況を乗り切るか、「災い転じて福となす」の方程式はないのかと悩み、農業に目を向けました。 そして「建設、農業は表裏」、「食の安全、安心」、「地域農作業の新たな担い手」、「地産地消」、「地域循環型営農」など盛りだくさんのキーワードとともに2000年秋、私が所有する農地60アールをもとに農業生産法人「あぐり」を思い切って立ち上げました。 それは地域の休耕地や担い手不在の農家から田んぼをお借りし、建設技能工による、脱農薬、脱化学肥料という一見無謀な営農のスタートでした。 工事が比較的少ない春から秋は松山市近郊では稲作の農繁期で、一定数の技能社員を一定期間、建設から田んぼへシフトしています。圃場(ほじょう)一つを工事現場と見て、工程管理に組み込み、原価計算は工事で培ってきたノウハウを流用し効率を高めていますが、同じ自然のもと、人工物を造るのと、作物を育てるのとでは大違いです。 やはり農家の方はスゴイ。だから地域の農家の方にお叱りも頂戴しながら、その地域に溶け込む努力を皆で怠らないようにして、地域独特の農習慣や農作業のコツを習っています。おかげで60アールから出発しましたが、5年を経た現在、約30ヘクタールの土地を地域からお預かりして、当初の50倍の土地を耕作しています。 収穫された米や野菜は愛媛県の「愛媛県特別栽培農産物」の認定を受け、地元のレストラン、スーパー、ホテルへ直売しています。最も重要な採算面ですが、規模や技術不足などの問題でもう一息です。四苦八苦です。 でも、圃場を預かっている責任感、また地域への使命感が奮い立たせてくれます。 本来、雇用の安定策としてスタートしたのですから、何とか続けられるだけでもありがたいし、なにより我々にとってのキーワードは「地域」です。 地域との融和と発展を考え「くじけず、おごらず」第二種兼業農業法人的な役割を果したいと思っています。 |
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| * |
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| ※ |
農業生産法人「あぐり」 稲作の様子 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0317a.html |
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| ※ |
執筆者の紹介 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/nisiyama.html |
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| [小泉内閣の動き] | ||||
| ● |
日本・コンゴ共和国首脳会談 (05/03/14) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/14congo.html |
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| カビラ大統領と会談し、コンゴの政治情勢、両国の経済関係強化、国連改革などについて意見交換 |
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| ● |
愛・地球博「日本館」総館長の表敬 (05/03/11) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/11tikyuuhaku.html |
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| 長久手日本館、瀬戸日本館、インターネット上のサイバー日本館の三つの日本館を統括する愛知県出身の竹下景子総館長が小泉総理を表敬 | ||||
| ● | 日英21世紀委員会メンバーの表敬 (05/03/11) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/11nitiei.html |
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| カニンガム英国側座長をはじめ21名の委員が小泉総理を表敬 | ||||
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| [編集後記] | |||
今世紀最初の万国博覧会「愛・地球博」の開幕まであと1週間。会場の工事も99.9%完了し、準備万端です。史上最高の6,422万人が訪れた大阪万博以来35年ぶりに日本で開かれる大規模な万博。「自然の叡智」をテーマに、自然の素晴らしい仕組みや生命の力を学び、人と地球が調和する未来の社会を提示します。国内外から訪れるすべての方々に感動していただけるような、魅力ある博覧会にするために、政府も一丸となって努力します。 皆さんもぜひ足を運んでください。下記ホームページで見所をご紹介しています。 |
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| (せいけん) | |||
| ※ |
首相官邸ホームページ (お答えします) http://www.kantei.go.jp/jp/q&a/2005/03/17.html |
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| [ご意見、ご感想] | |||
| 今週号の感想はこちらから(3月21日まで) http://www.mmz.kantei.go.jp/inq/inq_top.pl?INQCD=QA050317ko 先週号の結果はこちらから(3月23日まで) http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/kekka.html |
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| -------------------------------------------------------------------- □ 目 次 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| ● | 楽しみは家族とゆっくり食事をするとき | |||
[大臣のほんねとーく] |
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| ● | ロケット打上げ成功 (文部科学大臣 中山成彬) | |||
| ● | H−IIAロケットについて (科学技術政策担当大臣 棚橋泰文) | |||
[ニッポンの元気] |
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| ● | やはりひとありき (俳優 永島敏行) | |||
[小泉内閣の動き] |
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| ● | 青年海外協力隊帰国隊員への慰労会に出席 など | |||
| [編集後記] | |||
今日は、東京大空襲からちょうど60年目。2時間余りの空爆で10万人或いはそれ以上ともいわれる尊い命が失われた東京大空襲は、60年前の3月10日未明のことです。B−29爆撃機325機が、隅田川の沿岸を中心に約1700トンの焼夷弾(しょういだん)を投下し、家屋約27万戸が焼け、東京の3分の1以上の面積が焼失しました。官邸に小泉総理の指示で終戦直後の東京の航空写真と、同じ地域の現在の写真を並べて展示することにしました。前者は約20年前の米国赴任中に細田官房長官が発掘したものです。一面の焼け野原から世界有数の大都市に生まれ変わった東京の変貌ぶりを見るにつけ、平和こそ発展の礎だと改めて強く感じます。読者の皆さんも下記リンクから是非ご覧ください。 東京では先週と打って変わってぽかぽか陽気が続いていますが、私の周りではインフルエンザが猛威をふるっています。インフルエンザの発生状況は全国的に高いレベルにあり、引き続き注意が必要です。 |
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| (せいけん) | |||
| ※ |
終戦直後と現在の東京の様子 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0310b.html |
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| ※ |
感染症情報センターホームページ (インフルエンザ流行レベルマップ) http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html |
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| [ご意見、ご感想] | |||
今週号の感想はこちらから (3月13日まで) http://www.mmz.kantei.go.jp/inq/inq_top.pl?INQCD=QA050310ta 先週号の結果はこちらから (3月16日まで) http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/kekka.html |
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| (メルマガ編集部) | |||
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| -------------------------------------------------------------------- □ 目 次 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| ● | 都会の地下農場 | |||
[大臣のほんねとーく] |
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| ● | 我が国の将来を支える若者の雇用について | |||
| (厚生労働大臣 尾辻秀久) | ||||
| [特別寄稿] | ||||
| ● | 世界最大級の国際会議が沖縄にやって来る (沖縄県知事 稲嶺惠一) | |||
| ● | 挑戦 (青年海外協力隊13年度派遣(エチオピア/バレーボール) 松波康男) | |||
[小泉内閣の動き] |
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| ● | スペシャルオリンピックス冬季世界大会開会式への出席 など | |||
| ==================================================================== [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| ● | 都会の地下農場 | |||
| 小泉純一郎です。 先週木曜日(24日)、東京・大手町のビルの地下にある農場を見学しました。先月のメルマガでも、この地下農場をつくった社長に寄稿していただいたので、覚えている読者の方もいらっしゃると思います。 行ってみると、農場は、銀行の本店などが集まるオフィス街のビルの地下、元は銀行の地下金庫だったところを改造してつくられていました。窓もなく太陽の光は入りませんが、明るい雰囲気の中で、発光ダイオードなどの人工照明を利用して、水耕栽培のトマトやイチゴ、サラダ菜のほかに、小さな水田でお米が作られていました。人工の照明とコンピュータ管理の空調によりいつでも晴れている環境を作ることができるので、作物の成長は自然界より早いほどだそうです。 だからといって一日中光をあてていると、植物にもストレスがたまって、成長速度が遅くなるので、夜は照明を切って暗闇にするそうです。植物にもストレスがあるとは知りませんでした。植物も私たちと同じで休養が大切なのですね。 話には聞いていましたが、実際に見ると、やはり驚きます。今までの想像を超える発想ですね。農業というのはこれから無限の可能性を秘めている新産業だなと思いました。 26日には、長野で開かれている知的発達障害者のスポーツ大会、スペシャルオリンピックスの開会式に出席し、開会宣言をしました。アジアでの大会は初めてということでしたが、多くの国々からの参加で盛り上がりました。 会場はスケートリンクで寒いはずなのに、雰囲気がとてもあたたかくて優しかったですね。いい大会になることを期待しています。 開会式の前には、知的発達障害のある人たちが制作した絵画や陶芸の展示を鑑賞しました。芸術作品には障害はないと感じました。 知的発達障害のある人たちが、スポーツや芸術で活躍する。そして、多くの人たちがそれを支える。大切なことだと思います。 開会宣言の直後に、H-IIAロケット打ち上げ成功という報せも飛び込んでうれしい一日でした。 昨日、来年度予算が衆議院を通過しました。今日から予算審議は参議院に移ります。改革の推進と経済活性化のために、一日も早く予算が成立するように努力してまいります。 今日はひな祭り。ひな人形を飾られたご家庭も多いと思います。官邸のロビーにも先月からおひな様が飾られ、華やかないろどりが添えられました。 ひな祭りは、女の子のすこやかな成長を祝う日本の伝統行事。 「親おもう心にまさる親心」とは吉田松陰が残した一節。 子どもを思う気持ちは今も昔も変わりません。子どもは社会の宝、子供たちのすこやかな成長を祈ります。 |
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[大臣のほんねとーく] |
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| ● | 我が国の将来を支える若者の雇用について (厚生労働大臣 尾辻秀久) | |||
若者の雇用については、失業率が高いことや、アルバイトなどで生活しているフリーターの増加が問題とされてきましたが、そうした若者のほかに、今、日本には、学校にも仕事にも行っておらず、仕事探しもしていない「ニート」と呼ばれる若者が52万人もいます。 働きたくても働けない、あるいは、働く意欲すら失ってしまっている、そんな若者が大勢いることは、若者本人にとっても、日本の将来にとってもたいへん不幸なことです。 どうして、このようなことになったのでしょう? 一つには、若者を取り巻く環境が大きく変化していることがあります。例えば、私の若い頃には「金の卵」という言葉があったように、かつては新規学卒者の求人は多くありましたが、今ではそれが大きく減少しています。また、働きたい若者の希望と、若者を採用したい企業の間には、仕事の内容や必要とされる能力、労働条件など、様々なミスマッチがあります。 一方で、若者の仕事に対する考え方が変化している面もあります。しかし、私は、大臣就任後これまでハローワークやヤングジョブスポットを訪問し、また、若年者の問題に約30年にわたり取り組まれているNPOなどを見学させていただきましたが、そこで直接言葉を交わした若者は、皆さん真剣に、今の自分、将来の自分のあり方を模索していました。 私は、このような思いにこたえ、我が国の将来を支える若者が、意欲と自信を持って働くことができる社会にしていかなければならないと強く感じました。 この問題の解決のためには、あらゆる立場で関係者が一体となって取り組むことが重要です。現在「若者自立・挑戦プラン」を推進していますが、今後、国民各層が一体となった国民運動や、「ニート」対策として合宿形式による若者自立塾の創設などに新たに取り組んでいきます。国民の皆様にも、地域社会、企業、家庭といった様々な立場でご協力をお願い申し上げます。 |
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| ※ |
大臣プロフィール http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/07otuji.html |
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[特別寄稿] |
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| ● | 世界最大級の国際会議が沖縄にやって来る | |||
| (沖縄県知事【第46回米州開発銀行年次総会沖縄開催実行委員会会長】 稲嶺惠一) |
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中南米の社会的、経済的発展を支援するための米州開発銀行(IDB)の年次総会がいよいよ38日後、沖縄で開催されます。 沖縄県は2000年に、九州・沖縄サミット首脳会合の開催地としての栄誉を得ましたが、これを一過性のイベントに終わらせることなく、その経験とノウハウを生かして沖縄の自立型経済の構築に向け前進するため、各種国際会議(コンベンション)の誘致活動に積極的に取り組んでいます。 その結果、第46回米州開発銀行(IDB)年次総会が本年4月10日〜12日の3日間、宜野湾市の「沖縄コンベンションセンター」を主会場に開催される運びとなりました。現在も約25万人の沖縄県系人が住む中南米諸国と古くから活発な交流を交わしている我が県においてこのIDB総会が開催されますことは、大変、意義深いものがあります。 今回、開催されるIDB沖縄総会には、世界46カ国のIDB加盟国から財務大臣、中央銀行総裁らの政府代表団や民間金融機関、国際機関の首脳ら約5,000人の参加が見込まれています。規模・質ともに世界最大級の国際会議となるこの「IDB沖縄総会」は今後の沖縄の「コンベンション・アイランド形成への試金石」ともいえるでしょう。 総会期間中は、会議運営を安全確実に行うのはもちろんのことですが、沖縄の伝統文化を紹介するウェルカムイベント、世界遺産の「座喜味城跡(ざきみじょうあと)」や日本最大の熱帯庭園「東南植物楽園」でのレセプションを企画するなど、沖縄ならではの演出と魅力、そして、「守礼の邦(くに)」のホスピタリティーで世界からのお客様をお迎え致します。また、国民から総会の事業費の一部にあてる寄付金を募るなど大勢の皆様に支えられたイベントにしたいと考えています。 沖縄が県民をあげて取り組むこのイベントに、皆様のご支援をお願いいたします。 |
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| ※ |
IDB沖縄開催実行委員会ホームページ http://www.idb-okinawa2005.jp/ |
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| ※ |
執筆者の紹介 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/inamine.html |
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| ● | 挑戦 | |||
| (青年海外協力隊13年度派遣(エチオピア/バレーボール) 松波康男) | ||||
| 平成13年7月、僕は青年海外協力隊バレーボール隊員としてエチオピアへ派遣された。当初食事は合わず、停電、断水に悩まされ、果たして2年間活動していけるだろうか、と不安だった。 配属先のユースチームで歓迎してくれたのは同僚のコーチ、アベベひとり。 他のコーチは「22歳の日本人に何ができる」と馬鹿にした。選手も同様だった。朝10時開始の僕の練習に、時間通りに来る選手など一人もいなくて、悔しくて不安な毎日を過ごした。 そんなある日、僕はエチオピア人の試合に参加することになった。おそらく日本人の選手を見たのは初めてだったと思う。試合後、アベベは僕に「ナショナルチームのコーチをして欲しい。」と言ってきた。 こうして、新エチオピアナショナルチームはスタートした。 1年半が過ぎた頃には、食事はおいしく、停電、断水なんてなんとも思わなくなっていた。そして僕と彼らの間にも信頼関係ができあがっていた。 日本開催のバレーボールW杯予選を控えたある日のこと、やむを得ない事情で、練習を早朝5時から組んだ。こんな時間に来るだろうか、と不安だった。でも、遅れてきた選手は一人としていなかった。 山裾の体育館、窓から差し込む朝日を浴びて、アップを始める選手たち。 その姿は美しく、輝いていた。涙が出るほどうれしかった。 でも、負けた・・・。選手たちは声をあげて泣いた。悔しかった。選手に僕の育った日本を見せたかった。 飢餓やエイズに苦しむエチオピアで、バレーボールを教えることに疑問を抱くこともあった。でも、飢える人にパンを、病める人に薬を与えるだけが援助だろうか。 僕は彼らに、バレーボールで協力することの大切さを伝え、彼らは僕に、真剣に生きることの大切さを教えてくれた。それぞれができることで協力し合い、支え合っていることを実感した。 今、もっと多くのことを学びたくなって、大学院進学を目指して準備中である。2年間の体験が僕にくれた「挑戦」という贈り物を胸に・・・。 |
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| ※ |
現地での活動の様子 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0303a.html |
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| [小泉内閣の動き] | ||||
| ● |
日・サモア首脳会談 (05/02/28) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/02/28samoa.html |
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| トゥイラエパ首相・太平洋諸島フォーラム議長と会談し、太平洋・島サミット、二国間協力などについて意見交換 |
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| ● |
スペシャルオリンピックス冬季世界大会開会式への出席 (05/02/26) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/02/26sp_olympics.html <ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/02/26sp_olympics.html |
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| アジアで初めて、長野県で開かれている知的発達障害のある人々の自立と社会参加を目的としたスポーツ大会の開会式に出席し、開会を宣言 |
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| ● |
「IT政策パッケージ2005」の決定 (05/02/24) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/02/24it.html |
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| I T 戦略本部において、世界最先端のIT国家、国民がITによる変化と恩恵を実感できる社会の実現に向けた取組を決定 |
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| ● | 地下農場を視察 (05/02/24) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/02/24noujou.html |
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| 都心のビルの地下に作られた、照明や室温などをコンピューターで制御し、土を使わない水耕栽培で野菜を生産している農場を視察 | ||||
| [編集後記] | |||
| 先週号のらいおんはーと「『もったいない』の心」に、読者の皆さんから大きな反響がありました。「懐かしい言葉です」「資源の少ない日本でこそ広めるべき」「本当の意味は『尊い』だと思います」など、さまざまな感想が綴られました。私の故郷三河では「もったいない」を「おとましい」と言います。私の子供時代は、モノ不足で、まさにすべてが「おとましい」時代。 農家ばかりだった我がふるさとは完全循環型社会でした。照明は一灯。調理や暖房などの燃料には藁や桑の木の根っこを干したものなど身近に手に入るものを使い、灰はもちろん糞尿も腐らせて肥料として田畑にまきました。水は、井戸からつるべで汲み上げ、米のとぎ汁も腐った水も捨てずに畑にまきました。食事は箱膳。箱の中に各自の箸や茶碗、湯呑みなどが入っていて、食後は食器にお茶を注いで飲み、そのまままた箱にしまいます。毎食後食器を洗うなんて想像もできませんでした。衣服は買うものでなく作るもの。畑で栽培した綿の種を除き、綿打ちして糸を紡ぎ、当時はどこの農家にもあった機織り機で祖母が布を織っていました。新品の服はゴワゴワして痛かった。 着られなくなった服は糸をほぐして再利用。お古、おさがりもありがたいものでした。祖母が「さわってはいけない」と後生大事にしていた行李(こうり)の中身は端切(はぎ)れや和紙。そんなくらしが当たり前だったのが、つい半世紀前の日本です。たくさんのメールを拝見していたら、こんなことを思い出しました。 |
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| (せいけん) | |||
| [ご意見、ご感想] | |||
| 今週号の感想はこちらから(3月6日まで) http://www.mmz.kantei.go.jp/inq/inq_top.pl?INQCD=QA050303to 先週号の結果はこちらから(3月9日まで) http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/kekka.html 先週号のらいおんはーとで、新しい総理公邸には、太陽光発電、風力発電、二酸化炭素を出さない燃料電池発電システムを導入すると紹介しましたが、読者から「都市ガスを燃料とする燃料電池は、都市ガスから水素を取り出す過程で二酸化炭素が出る」とメールをいただきました。 太陽光発電、風力発電、燃料電池発電は、いずれも二酸化炭素を出さずに発電するシステムです。しかし、燃料電池システムは、燃料となる水素を都市ガスから取り出す際に二酸化炭素を排出します。また、これらのシステムの製作段階でもエネルギーを使うという指摘もあります。ご指摘のとおり、地球環境を守るためには、研究課題はまだまだ多いと思います。貴重なご意見をありがとうございました。 |
|||
| (メルマガ編集部) | |||
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| 小泉内閣メールマガジン 第177号 ======================= 2005/02/24 | ||||
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| -------------------------------------------------------------------- □ 目 次 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
||||
| ● | 「もったいない」の心 | |||
[大臣のほんねとーく] |
||||
| ● | u−Japanについて | |||
| (総務大臣 麻生太郎) | ||||
| [ニッポンの元気] | ||||
| ● | 攻めて守り、そして育てる | |||
| (西いわみ農業協同組合代表理事常務 岡崎時明) | ||||
| [特別寄稿] | ||||
| ● | JICAの一員として津波被害支援に参加して | |||
| (タイ国家警察科学捜査局鑑識課 戸島国雄) | ||||
[小泉内閣の動き] |
||||
| ● | スペシャルオリンピックス冬季世界大会聖火隊の表敬 など | |||
| ==================================================================== [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| ● | 「もったいない」の心 | |
| 小泉純一郎です。 先週の金曜日、官邸でケニアのマータイ環境副大臣とお会いしました。 マータイさんは、長い間アフリカに緑を増やそうと植林を続け、その功績でノーベル平和賞を受賞された女性です。 マータイさんは、日本に来て「もったいない」という言葉を学んだと話してくれました。 「日本人は物を大切にし、日本の環境保護はとても進んでいる。これは『もったいない』という気持ちが日本人にあるからだ。『もったいない』の精神を是非アフリカにも広めたい。」と言っていました。 私も、この「もったいない」という気持ちは、とても大切だと思います。 「もったいない」という言葉は、外国人にはわかってもらえないと思っていたので、マータイさんの話をきいて、これは、逆に、私も世界に広めていかなければならないと思いました。 去年の7月の先進国首脳が集まったG8サミットで、私は、「ゴミを減らし、使えるものはくりかえし使い、ゴミになったら資源として再利用する社会づくり」を提案して、各国首脳から賛同を得ました。英語で言うと、ゴミを減らす「リデュース」、くりかえし使う「リユース」、再利用する「リサイクル」、三つともRが頭文字なので「三つのR」と呼んでいます。 これからは、この「三つのR」と「もったいない」を一緒に世界に広げていきたいと思います。 先週のメルマガで、京都議定書のお話をしたところ、読者のみなさんから、「もっと自分たちでできることがないか考えたい。」「家庭でできることを具体的に教えてほしい。」というメールをたくさんいただきました。 温暖化の原因は、工場や事業所、飛行機、船などの乗り物などから排出される温室効果ガスのほかに、家庭やマイカーなどからでる二酸化炭素が大きな割合を占めます。 ですから、国や地方自治体、そして産業界が率先して取り組まなければならないことはもちろんですが、私たち一人ひとりが、地球温暖化防止のために、身の回りでできることから始めることがとても大切だと思います。 例えば、暖房や冷房の温度を1度ゆるめるだけで、年間の二酸化炭素排出量を日本全体で数万トン減らせます。長い時間テレビを見ないときは、スイッチを切るだけでなく主電源を切ったり、コンセントから抜くこと、お風呂の残り湯をすてないで洗濯に使うこと、買い物に行くときは買い物袋を持参することなども、二酸化炭素の排出抑制に効果があります。 暖房便座のついたトイレは、使わないときにふたを閉めているだけでも一家庭あたりの二酸化炭素の排出を年間18キログラム減らせるそうです。 この春に完成する総理大臣公邸には、太陽光発電はもちろん、風力発電や二酸化炭素を出さない燃料電池発電システムを入れることにしました。私も、小さいことでも身の回りでできることを積み重ねるよう心がけています。 ディーゼル車の排出ガスは、今年の10月から世界で一番厳しい規制が適用になりますが、2009年にはさらに厳しくして、粒子状物質の排出は実質的にほとんどゼロにする基準を導入する方針を出しました。 これからも環境と経済の両立をはかるために、できる限りのことをしていきたいと思います。 今週土曜日から長野で知的障害者の自立と社会参加を目的にしたスペシャルオリンピックスが開催されます。はるばるアテネで灯した聖火が、長野の開会式会場へのトーチ・ランの途中、官邸にも来てくれました。 スペシャルオリンピックスは、アメリカの故ケネディ大統領の妹さんが知的障害のある人たちにスポーツを楽しむ機会を提供しようと自宅の庭を開放したことが始まりだそうです。今回の冬季世界大会には、世界86カ国、約2700人の選手団が参加し、国や言語の違いを超えてともに楽しむ大会になります。 土曜日には、開会式に出席して、選手たちを激励するつもりです。素晴らしい大会になることを期待しています。 |
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[大臣のほんねとーく] |
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| u−Japanについて (総務大臣 麻生太郎) | ||
皆さんは、「ユビキタス」という言葉をご存じですか?元々は「至る所にある」という意味のラテン語ですが、今や情報通信分野の一大キーワードの一つです。 90年代のいわゆるインターネット革命では、世界中のパソコンをネットワークで繋ぎ尽くすことで革命をもたらしました。でも、それは、あくまで、パソコン中心の、パソコンの前に座っているかぎりでの革命でした。 今では、携帯インターネットが普及しましたし、トロンの技術を応用した直径わずか0.4ミリの電子タグのシステムも実用化されつつあります。例えば、冷蔵庫が、中に入っている牛肉から賞味期限の情報をもらったり、その情報を外出先から取り出したりするなど、人とモノ、モノとモノとの通信ができるようになります。 このように、「いつでも、どこでも、誰でも、何とでも」簡単につながるネットワーク社会のことを「ユビキタスネット社会」と言います。まだ初歩的な段階ですが、もう手の届く所まで来ていると言うこともできます。 では、そのようなユビキタスネット社会、すなわち「u−Japan(ユビキタス・ジャパン)」を実現することによって、どう社会が変わるでしょうか。 キーワードは、「活力ある高齢化社会」です。これからは高齢化が大きな課題となってきますが、例えば、従来であれば「要介護者」となっていた方であっても、情報通信技術(ICT)を活用すれば、遠隔勤務をしたり、電子タグに道案内をしてもらって自分の力で外出したりできるようになります。 お年寄りはもちろん、身体障害者や心身障害者も積極的に社会参加できるようになるのです。 また、こういった仕組みを技術的に下支えするものはブロードバンドやデジタル放送、さらには薄型テレビ等の情報家電。どれも我が国が得意とするものです。我が国経済を再生し、力強く革新する絶好のチャンスと捉えることもできます。 皆さん、u−Japanを実現し、もう一度、元気で活力ある日本を取り戻そうではありませんか。 |
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大臣プロフィール http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/02asou.html |
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| [ニッポンの元気] | ||
| ● | 攻めて守り、そして育てる | |
| (西いわみ農業協同組合代表理事常務 岡崎時明) | ||
「台湾にヘルシー米(西いわみヘルシー元氣米)を輸出してみないか?」 ある日、突然、県庁(島根県)から声がかかった。当初耳を疑ったが、親日的な台湾が2002年WTOに加盟し、「安全で美味しく適正な価格」であれば日本産米の需要があり、台湾を販路のひとつとしたらどうかという理由からであった。 当時、農林水産省の、生産調整面積配分から米の生産数量配分への変更が決まっており、「売れない米は作れない」時代がすぐそこに来ていた。また島根県においては、各単協単位で特色ある米づくり推進運動が進められており、西いわみ農業協同組合(JA西いわみ)においてもヘルシー米を戦略米にすえていた。 そういう背景もあり、今後輸出を通じて国内・海外の販路を持ち、両眼で戦略的に販売を進めていこうと考え、輸出に取り組むことを決断した。 現在、通年で台北市内高級百貨店においてヘルシー米を販売しており、地域の特産であるわさび漬、あんぽ柿も輸出を試みた。その都度、現地の消費者の嗜好にもアンテナをはり、試食販売を繰り返している。 ヘルシー米の価格(2キロ入り420台湾ドル≒約1400円)は現地の一般的な米の6倍程度であるが、15年産米は5トン、16年産米は現在までに9トンを販売しており、17年産米については30トンの販売を目指している。 輸出に取り組んだことで、日本国内で真面目にいいものをつくれば海外への扉を開けることができ、それを求める実需者、消費者が世界にいることがわかった。 マーケットの規模は小さいが、生産者にやる気を与え、産地に活気を与えることができた。輸出前、生産者42人、生産面積34haであったヘルシー米産地は現在、生産者163人、生産面積100haと拡大した。 JA西いわみはこれからも信頼関係を大切にし、ヘルシー米の販売に一歩一歩邁進したい。ものが売れれば産地が変わる、産地が評価されることで生産者のやる気がでて元気になり、地域も元気になっていく。 輸出は攻めの戦法であるが結果的に生産者を元気にし、生産者と地域社会を守ることに繋がった。引き続き売れる米づくりを実践し元気な農家と産地を育てていきたいと思う。 |
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| * |
編集部注:平成16年産米から、米の生産調整の方法が、作らない面積 (生産調整目標面積)の配分から、作る数量(生産目標数量)の配分に変 わりました。当面の需給調整では都道府県別の生産目標数量は、需要実績 (実際に消費された量)を基本として客観的な手法により設定されます。 つまり「需要に応じて作る」ことが基本になります。 |
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| ※ |
執筆者の紹介 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/okazaki.html |
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[特別寄稿] |
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| ● | JICAの一員として津波被害支援に参加して | |
| (タイ国家警察科学捜査局鑑識課 戸島国雄) | ||
| 私は、警視庁を退職した後、2002年4月、JICA(国際協力機構)のシニアボランティアとしてタイ国家警察科学捜査局鑑識課に派遣され、バンコクの警察士官学校の教官として鑑識捜査指導をしています。 大津波がタイを襲った際、私はバンコクにいたのですが、翌日、タイ国家警察の指令により、急遽生徒と共に被害の大きかったパンガー県カオラックに派遣されました。 カオラックに向かう道路は緊急車両でごったがえし、到着したのは出発翌日の夜明け前でした。夜明けを待って海岸一帯を視察すると、通常であれば明るい太陽の下で遊ぶ子供達のはしゃぐ声が聞こえるきれいな海岸が、見るも無残な状態でした。崩壊した家屋の中に10時25分で止まったまま放置されている柱時計が目につきました。 私達のチームは、被災地を視察した後、約3,000体の遺体が収容されている「ニコム寺」を中心に指紋採取活動を開始しました。 指紋を照合するには、完全に鮮明な指紋を採取する必要があります。気温35度の毎日で遺体の腐敗が進む中、私は、遺体の指の皮を採り、自分の指に巻いて指紋を採取する方法を採用しました。タイ国は信心深い国であり、たとえ亡くなった人でも傷つけるのは嫌がるのではないかと思いましたが、遺体の確認を今か今かと待っている家族、親族にできるだけ早く返したいとの一心でした。 この方法は相当の経験を必要としますが、最初は戸惑っていた私の生徒も徐々に慣れ、大変な苦労を伴いながら、一日平均200体から指紋を採取しました。 私と生徒達の活動等により、多くの身元が確認され、タイ政府からも感謝されました。遺体が確認でき、遺族が担当者に手を合わせて丁寧にお辞儀をし、大切に遺体を運んでいく姿を見ていると、悲しい現実ではありますが、身元の確認ができて本当によかったと思います。 私は、1995年から3年間、JICA派遣の5代目鑑識専門家としてタイ警察に勤務しましたが、日本の技術協力は、我々の日夜を問わぬ現場での活動と実践を通じて、タイ警察官一人一人の草の根にしっかり根付いております。今回の津波災害でもタイでは、遺体を冷凍コンテナに保管し、身元の確認に地元の警察官が全力を挙げていますが、これも、我々が長年かけて伝授した技術の裏付けがあるからこそと実感しております。 彼らとともに、これからもこのタイの地で頑張るつもりです。 |
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| ※ |
タイのカオラックにおける指紋採取活動の様子 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0224a.html |
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| [小泉内閣の動き] | ||
| ● |
小泉総理ラジオで語る 京都議定書発効 (05/02/19) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiradio/2005/0219.html |
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| ● |
スペシャルオリンピックス冬季世界大会聖火隊の表敬 (05/02/18) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/02/18sp_olympics.html <ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/02/18sp_olympics.html |
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| 今月26日から長野で開かれる、知的発達障害のある人々のための大会であるスペシャルオリンピックスの聖火隊が小泉総理を表敬 |
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| ● |
ケニア環境副大臣と会談 (05/02/18) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/02/18kenya.html |
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| 緑化運動を広げた功績でノーベル平和賞を受賞しているマータイ副大臣が、日本の「もったいない」という概念を世界に広げたい、と表明 | ||
| [編集後記] | |||
| 今週26日から長野県でスペシャルオリンピックス冬季世界大会が開かれます。先週、この大会のためにアテネで採火された聖火を官邸で総理とともにお迎えしました。86の国と地域から、1900人の知的発達障害のあるアスリートが参加し、アルペンスキーやフィギュアスケートなどの競技で自分の目標や可能性に挑戦します。長野大会の運営は約1万人のボランティアが支えます。ボランティアとして参加できない方でも、すべての競技は無料で観戦できます。スポーツを通じて、アスリートとボランティア・ご観戦の 皆さんが勇気、喜び、感動を分かち合い、障害や国籍を超えた心のバリアフリーを実現していただきたいと思います。 読者から「スマトラ島沖地震及び津波災害に対する寄付金を免税することで民間からの寄付金がもっと集まるのでは」とのご意見が寄せられました。 自治体や日本赤十字社などを通じた寄付については、所得からの控除を認めて税を免除する措置がとられています。くわしくは下記ホームページをご覧ください。 |
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| (せいけん) | |||
| ※ |
2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会ホームページ http://www.2005sowwg.com/ |
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| ※ |
首相官邸ホームページ (お答えします) http://www.kantei.go.jp/jp/q&a/index.html |
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| [ご意見、ご感想] | |||
| 今週号の感想はこちらから(2月27日まで) http://www.mmz.kantei.go.jp/inq/inq_top.pl?INQCD=QA050224mo 先週号の結果はこちらから(3月2日まで) http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/kekka.html |
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| -------------------------------------------------------------------- □ 目 次 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| ● | 京都議定書の発効 | |||
[大臣のほんねとーく] |
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| ● | 「津波被災子ども支援プラン (第3回) | |||
| (外務大臣 町村信孝) | ||||
| [ニッポンの元気] | ||||
| ● | 菜の花は地域と地球を救う | |||
| (元滋賀県愛東町長 植田茂太郎) | ||||
| [小泉内閣の動き] | ||||
| ● | 京都議定書発効記念行事への参加 など | |||
[キーワード解説] |
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| ● | 京都メカニズム | |||
| ==================================================================== [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| ● | 京都議定書の発効 | |
| 小泉純一郎です。 昨日16日、地球温暖化を防ぐための京都議定書が発効しました。8年前にこの議定書が採択された京都の国際会議場には、議定書作成に努力した世界各国の関係者や一般市民が集まり、記念行事が行われました。私も、官邸からテレビ会議で参加しました。 地球温暖化の原因と考えられるのが、私たちのふだんの生活からも発生する二酸化炭素などの温室効果ガスです。このまま温室効果ガスの排出を続ければ、地球規模で、そして将来の世代にわたって、さまざまな影響が生じます。 日本は、議定書の採択以来、一日も早く発効するように、各国に参加を働きかけてきました。地球温暖化防止のために世界が協力していく枠組みがようやく発効したことを心から歓迎します。 日本は、世界の先頭に立って地球温暖化対策を進めていきます。日本には太陽光発電や燃料電池、低公害車など優れた環境技術があります。こうした技術を各国へ普及し、地球規模での温暖化対策に貢献していきたいと思います。 米国など温室効果ガスを多量に排出している国でいまだに京都議定書を批准していない国がありますし、中国やインドなどの国には温室効果ガスの排出削減目標を達成する義務がかかっていません。今後は、より多くの国が共通の仕組みのもとで温暖化防止のために協力していけるように、努力してまいります。 日本は、温室効果ガスの排出を、2008年から2012年の5年間の平均で、1990年レベルから6%削減する義務があります。2002年は、逆に8%増えましたから、合計で約14%削減しなければなりません。 日本の削減目標の達成は決して簡単ではありませんが、政府の公用車を3年間ですべて低公害車に切り替えたように、これからも政府が率先して対策をとるとともに、国民一人ひとりの行動を支援して、温暖化防止に向けた行動の輪を広げていきたいと思います。 京都議定書の発効は、地球温暖化防止に向けた大きな一歩です。かけがえのない地球を子や孫の世代に、より美しく保全していくために、世界のみなさんとともに協力していきましょう。 |
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[大臣のほんねとーく] |
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| 「津波被災子ども支援プラン (第3回) | ||
| (外務大臣 町村信孝) | ||
今回のスマトラ島沖地震と津波は未曾有の災害となりました。日本人の方々にも多くの犠牲者が出たことは誠に残念なことであり、亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに残された御家族に対しお悔やみを申し上げます。 私自身、災害発生直後、インドネシアとタイを訪問し、被害の大きさを目の当たりにしました。その甚大な被害の中で、被災者の方々が一所懸命に復興に取り組まれ、日本の緊急援助隊やNGO(非政府組織)の皆さんが献身的に活動される様子が今でも印象に残っています。私も彼らの姿に心打たれ、被災地域の復興に全力で貢献したいとの思いを強くしました。 私が特に心を痛めているのは、被災した子ども達のことです。私は、テレビの報道等を通じて、親を失った子ども達を言葉巧みに誘い、街に連れていって人身売買してしまうという、まことに悪辣な大人がいることを知り、怒りを抑えることができませんでした。 私は、外務大臣として、1月13日、ユニセフ(国連児童基金)、IOM(国際移住機関)等の国際機関の代表者や日本のNGOの方々を大臣室に招き、会議を開いて、子ども達のためにどのような活動ができるか話し合いました。その上で、国際機関に拠出済みの2億5千万ドルの緊急人道支援のうち約8600万ドルを活用して、「津波被災子ども支援プラン」を実施することを決め、直ちに実施に移しています。 「津波被災子ども支援プラン」の第一の柱は、人身取引の防止、離散家族の再会、保護施設の整備、心のケアなど、「子どもの保護」です。第二の柱は、破傷風やはしか等の予防接種、飲料水やトイレの提供を通じた感染症防止対策、粉ミルク等による栄養補給といった「子どもの生存」のための対策です。 また、支援の実施に当たっては、現場で活動する日本のNGOとも連携を図っていく考えです。現場の様子については先日、被災地を視察した黒柳徹子ユニセフ親善大使からも報告を受けましたが、ユニセフなどの国際機関が現地にて熱心に支援活動を行っていることを大変心強く思っております。 私は、被災した子どもたちには、様々な困難を乗り越えて明るく前に進んで頂きたいと願っており、日本としてもそういう子ども達をできる限り支援していきたいと考えています。 |
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| ※ |
大臣プロフィール http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/04matimura.html |
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| [ニッポンの元気] | ||
| ● | 菜の花は地域と地球を救う | |
| (元滋賀県愛東町長 植田茂太郎) | ||
「えーっ、菜の花が燃料になるのか」と小泉総理が感心された。 去る1月13日首相官邸で開かれた「農業・農山漁村の明日を語る会」で、愛東町の菜の花エコプロジェクトを紹介した時のことです。 琵琶湖を汚す家庭からの廃食油をなんとかしようということがきっかけでした。すでにドイツでは、軽油に代わる燃料としてナタネが活用されていました。だとしたら、廃食油の燃料化も可能ではと、ひと粒で二度おいしいアイデアを考え出されたのが、せっけん運動以来ずっと愛東町の環境問題にご指導いただいている滋賀県環境生協理事長の藤井絢子さんです。 公用車がてんぷらを揚げるにおいをさせながら動き出した時は、本当に驚きと感激でした。 転作田に菜の花を栽培し、花を楽しんだ後搾油します。純粋の国産ナタネ油として学校給食や家庭で活用、食用後は廃食油として回収します。この廃食油はせっけんとバイオディーゼル燃料に再生し、公用車、トラクター、菜の花開花時の夜間照明用発電機に活用しています。 現在、菜の花の栽培面積は、10haと少ないですが、大きな波及効果を生んでいます。 (1)子供たちの環境体験学習の場となり、(2)春の風物誌として多くの観光客を集め、菜の花畑の真中にある「道の駅あいとうマーガレットステーション」では年間40万人の人々が訪れ、環境こだわり農産物など約6億円を売上げ、(3)何よりも生産者の皆さんがやりがいを持って元気に働いており、健康で、特に女性は県下一の長生きの町となっています。 バイオディーゼル燃料は、石油と異なり、発生する二酸化炭素の量は菜の花が大気中から吸収した量と同じとみなされ、地球温暖化防止に役立つということです。今では愛東町のこの小さな取組みが、全国に発信され、多くの自治体や団体で取り組まれています。本当にすばらしいことです。 しかし、菜の花栽培の採算性の問題、バイオディーゼル燃料の課税や規格の問題など課題もあります。国として、この菜の花エコプロジェクトに、ぜひ力を入れていただきたいと思います。 |
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| * |
編集部注:平成17年2月11日、市町村合併により、愛東町は近隣の市や町とともに「東近江市」に生まれ変わりました。 | |
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執筆者の紹介 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/ueda.html |
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| [小泉内閣の動き] | ||
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京都議定書発効記念行事への参加 (05/02/16) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/02/16giteisyo.html |
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| 京都で開催された記念行事の「世界からのメッセージリレー」の冒頭、総理大臣官邸からテレビ会議を通じてメッセージを発信 |
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| ● |
小泉総理の談話 (京都議定書の発効について)(05/02/16) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2005/02/16danwa.html |
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| ● |
日・パプアニューギニア首脳会談 (05/02/14) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/02/14papua.html |
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| ソマレ首相と会談し、スマトラ沖の地震津波や、パプアニューギニアの経済発展に向けた日本の協力について意見交換 |
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| ● |
北海道札幌市を訪問 (05/02/10〜11) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/02/10sapporo.html |
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<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/02/10sapporo.html 「さっぽろ雪まつり」会場や陸上自衛隊真駒内駐屯地を視察 |
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[キーワード解説] |
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| ● | 京都メカニズム | |
昨日、先進国の温室効果ガス削減の数値目標を定めた「京都議定書」がいよいよ発効しました。「京都メカニズム」とは、温室効果ガスの削減を国際的に連携して確実に進めるための仕組みとして議定書で定めたもので、「クリーン開発メカニズム(CDM)」「共同実施(JI)」「排出量取引」の3つからなります。 「クリーン開発メカニズム」とは、例えば、日本とタイが協力してタイ国内でゴムの木の廃材による発電をするなど、先進国と途上国が共同で排出削減に取り組んだ場合、これによる温室効果ガスの削減分を投資国(日本)の削減分とする仕組みです。 「共同実施」とは、例えば、日本とロシアが協力してロシア国内の古い発電所を排出ガスの少ない発電所に建て替えるなど、先進国同士が協力してプロジェクトを実施した際に、これによる温室効果ガスの削減分を、投資国(日本)の削減分とする仕組みです。 「排出量取引」とは、目標以上に排出量を削減したり、森林などによる吸収量を増やした先進国と他の先進国との間で、排出枠を売買する仕組みです。 我が国のようにすでに省エネ対策が進んでいる国では、国内のみで目標を達成することは困難です。一方、効率改善の余地の多い国では、温室効果ガスを減らすための経済的コストが低くなります。こうした国の間で投資や取引といった市場メカニズムを活用する点が京都メカニズムの特徴です。 現在、政府の地球温暖化対策推進大綱では、削減目標6%のうち、0.5%は産業部門などからの排出量を削減することで、3.9%は森林による吸収量を確保することでそれぞれ対応し、残りの部分について京都メカニズムを活用することとしています。 地球温暖化を防止するために、我が国が持つ優れた環境技術を京都メカニズムやその他の国際協力を通じて途上国などに普及し、地球規模での温暖化対策の推進に貢献していく必要があります。 |
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| ※ |
環境省ホームページ (京都メカニズム情報コーナー) http://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/index.html |
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| [編集後記] | |||
| 今日17日、愛知県常滑(とこなめ)市沖に成田・関空とならぶ空の拠点として中部国際空港(愛称:セントレア)が供用を開始します。13日に行われた開港記念式典には私も出席しましたが、来月開幕する「愛・地球博」の名誉総裁でもある皇太子殿下が「「愛・地球博」の空の玄関ともなります。 国内はもとより、世界の各国から多くの人々をお迎えできることを、大変うれしく感じております。」とのすばらしいお祝いの言葉を述べられました。 地球規模での交流がすすむ今日、国際拠点空港は我が国の国際競争力向上の核となるものです。小泉内閣が掲げる2010年までに日本を訪れる外国人旅行者数を1000万人に、2006年までに海外からの対日投資を倍増するといった目標に向けて、中部国際空港が多くの人・物を迎えてくれることと期待しています。 |
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| (せいけん) | |||
| [ご意見、ご感想] | |||
| 今週号の感想はこちらから (2月20日まで) http://www.mmz.kantei.go.jp/inq/inq_top.pl?INQCD=QA050217ky 先週号の結果はこちらから (2月23日まで) http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/kekka.html |
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| ==================================================================== [小泉内閣メールマガジン] <バックナンバー・配信先変更・配信中止> http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/
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| 文字色付け編集 本町自治会................ | ||||
| 小泉内閣メールマガジン 第175号 ======================= 2005/02/10 | ||||
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| -------------------------------------------------------------------- □ 目 次 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| ● | 北方領土の日 | |||
| [大臣のほんねとーく] | ||||
| ● | 「金融改革プログラム」について (第3回) | |||
| (金融担当大臣 伊藤達也) | ||||
| [ニッポンの元気] | ||||
| ● | 新たな雇用のフロンティア・農業 | |||
| (パソナグループ代表兼社長 南部靖之) | ||||
| [小泉内閣の動き] | ||||
| ● | 対外経済協力関係閣僚会議 | |||
| [ニッポンの元気(数字でみる日本)] | ||||
| ● | 11%:日本の景気を動かすイレブン | |||
| (内閣府経済財政分析担当政策統括官 大田弘子) | ||||
| ==================================================================== [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] |
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| ● | 北方領土の日 | |
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小泉純一郎です。 今から150年前の1855年2月7日、日本とロシアの間で日魯通好条約が結ばれました。 この条約が結ばれる直前の1854年12月、日本は、安政の東海・南海地震に見舞われました。和歌山県の浜口梧陵が稲むらに火をつけて村人を津波から救った頃、津波は、伊豆半島にも押し寄せ、100人もの死者がでる大きな被害を及ぼしました。 このとき下田で、流された人々を救い、けが人の治療を申し出たロシア人がいました。日本と通商条約を結ぶため交渉に来ていたロシア全権代表、プチャーチン提督です。この時の日本側の交渉担当者は川路聖謨(としあきら)。 大津波は、下田港に停泊していたプチャーチン提督の乗艦のディアナ号にも被害を与えました。ディアナ号は修理のため西伊豆の戸田(へだ)に向かう途中、悪天候のため沈没。乗員たちは、地元の人々に助けられ、プチャーチン提督は、日本側が新たに建造した船で無事帰国したのです。ロシア政府は、この幕府の対応に大変感謝したといいます。 地震、津波の被害を受けながらも、両国は交渉を重ね、日魯通好条約を結びました。これにより、日本とロシアの間に通商が開かれることになり、両国の国境は択捉島とウルップ島の間と定められ、択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島の北方四島が日本の領土として確定しました。 日本では、毎年2月7日を「北方領土の日」と定めて、全国的にさまざまな行事が開かれます。 7日に九段会館で開かれた「北方領土返還要求全国大会」には、私も出席する予定でしたが、風邪で欠席しました。 先週以来風邪気味で、皆さんにはご心配をおかけしましたが、おかげさまで回復し、気力も十分。これからまた、元気いっぱいで、山積する内外の課題に取り組んでまいります。 |
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| * | 編集部注: | |
| 日魯通好条約の締結時、ロシアの名称は「魯西亜」と表記し ていました。1875年の樺太千島交換条約以降「魯」は使用されず、 「露」または「ロ」の表記が使用されています。 | ||
| [大臣のほんねとーく] | ||
| 「金融改革プログラム」について (第3回) | ||
| (金融担当大臣 伊藤達也) | ||
| 今回は、金融庁が昨年のクリスマスイブに公表した新しい金融行政の構想、「金融改革プログラム−金融サービス立国への挑戦−」をご紹介します。 金融行政はこれまで、平成14年10月に策定した「金融再生プログラム」などに基づいて、不良債権問題への緊急対応に取り組んできました。皆さんが新聞やテレビで目にする金融に関するニュースもこうした話題が多かったのではないでしょうか。 しかし、今日、金融を巡る状況がずいぶんと変化してきています。不良債権問題は正常化に向けて着実に進展し、各金融機関も前向きな取組みに力を入れ始めています。 さらに、最近は、インターネットや携帯電話を利用した商品・サービスの提供がますます盛んになっており、金融分野もその例外ではありません。世界に目を向けてみると、例えばイギリスでは、「スーパーマーケット銀行」で日用品の買い物をしながら多様な金融商品・サービスを受けることができます。 一方、こうした新しいサービスも、皆さんが安心して利用できないと困ります。 こうした問題意識の下、「金融改革プログラム」の中では今後の金融行政の目標を、金融商品・サービスの利用者である皆さんが、いつでも、どこでも、誰でも、適正な価格で、良質で多様な金融商品・サービスを安心して選択・利用できる、利用者の満足度が高い金融システム、即ち「金融サービス立国」の実現に置くこととしました。 プログラムの策定に当たっては、私自身、金融庁職員との真剣な議論に加え、様々な分野や地域で活躍する多くの方々から意見を伺いました。「金融サービス立国」の実現には、「民」の知恵が必要不可欠であると考えたからです。そして「官」は「民」の挑戦をしっかりサポートできる存在でありたい。プログラムの副題を「金融サービス立国への挑戦」としたのは、このような私の想いからです。 今後、この想いを具体的に実現していくよう努めてまいります。 |
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| ※ | 金融庁ホームページ | |
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・「金融改革プログラム−金融サービス立国への挑戦−」の公表について http://www.fsa.go.jp/news/newsj/16/f-20041224-6.html |
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大臣プロフィール http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/15itou.html |
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| [ニッポンの元気] | ||
| ● | 新たな雇用のフロンティア・農業 | |
| (パソナグループ代表兼社長 南部靖之) | ||
| 「銀行金庫跡に野菜畑/若者らの就労支援」−本年1月9日の朝日新聞朝刊一面で報道された当社の試みに、予想を超える大きな反響を頂いています。 その記事の中で紹介されたように、この2月から、東京・大手町の本社地下2階の都市銀行の金庫であったスペースに、都会の人たちに農業を身近に感じてもらい、新しい農業を知ってもらうための「地下農場」を開設いたします。 「人材派遣のパソナが農業?」と不思議に思われるかもしれません−。 2001年の秋から一年半をかけて、当時最悪の状況にあった雇用問題を打開する糸口を求めて各地の大学やハローワークをたずねながら、私は日本全国を見て回りました。そしてその中で光明を見出したのが、「農業」だったのです。 素人ながらに調べて見ると、日本の農業は高齢化が進み、農業人口は減少の一途をたどっている。後継者不足も深刻です。しかし片や、第二次・第三次産業では多くの中高年ホワイトカラーが職を失い、学校を卒業しても仕事に就けない多くの若者が存在する−。このミスマッチを解決できれば、農業を中高年や若者の雇用問題を解決するための新たな雇用のフロンティアとすることができるのではないか−。それが発想の原点でした。 その発想を実現するための試みのひとつとして、一昨秋、中高年を対象に「農業インターンプロジェクト2003」を実施しました | ||