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小泉内閣メールマガジン 第194号 ======================= 2005/06/30

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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] 
安全で安心な街づくり

大臣のほんねとーく
山場を迎えた安保理改革 (外務大臣 町村信孝)
小さくて効率的な政府の実現に向けて〜「骨太の方針2005」〜
(経済財政政策担当大臣 竹中平蔵)
特別寄稿
愛・地球博半ばを迎えて  
((財)2005年日本国際博覧会協会会場管理室長 大澤裕之)
小泉内閣の動き] 
沖縄全戦没者追悼式への出席 など

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
安全で安心な街づくり

小泉純一郎です。

先週23日、沖縄の全戦没者追悼式に出席しました。総理に就任して以来出席するのは4回目ですが、戦後60周年を迎えたこの日も、これまでと同様、日差しの強い日でした。60年前もきっと強い日差しだったことでしょう。「二度と戦争を起こしてはならない」という強い思いで、戦没者に対して心から哀悼の意を捧げました。

追悼式の後、対馬丸記念館を訪れました。太平洋戦争末期、沖縄から疎開する子供たちを乗せた対馬丸は、潜水艦の魚雷攻撃を受け、海に沈みました。
犠牲者の多くは、学童疎開の子供たち。館内に展示されている遺影もあどけない顔ばかりです。

私は、対馬丸となにか不思議な縁を感じます。対馬丸がこの海域に沈没しているのではないかと見つけた海洋調査船は、地元横須賀にある海洋センター、今は海洋研究開発機構という名前になりましたが、そこの船でした。そして、沈没地点の近くで初めて洋上慰霊祭が行われたとき、私は厚生大臣として船に乗り込んで一泊がかりで参加しました。

私たちがいま平和でいられること、このありがたさをかみしめながら、この平和は決して生きている私たちだけで築いたものではない、戦争で亡くなられた多くの方々の犠牲の上に成り立っているということを忘れてはならないと思います。

28日の火曜日には、安全で安心な街づくりを進めるために、官邸に犯罪対策関係者と都市再生の関係者の両方に集まってもらって、会議を開きました。

新宿歌舞伎町を安全で楽しめる街に再生させようと、みずから先頭に立って努力している新宿区長の中山弘子さんのお話しをうかがいましたが、住民や商店街の方々が「自分たちの街は自分たちで魅力ある街にしていこう」と行政や警察、そして不法滞在の外国人を取りしまる入国管理局などと協力して安心して楽しめる街づくりに立ちあがっているようすがよくわかりました。

歌舞伎町の経験は、他のまちでも活かすことができると思います。札幌の薄野(すすきの)や名古屋の栄周辺、大阪ミナミ、広島の流川・薬研堀(やげんぼり)、福岡の中洲など、日本全国でこういう動きが起きてくれることを期待しています。

歌舞伎町を安全にしても悪い人が隣の町に移動するだけで、「モグラたたき」のようなものだ。このモグラをたたいても、すぐその隣の穴からモグラがでてくる、と言う人もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。みんなで力を合わせて、日本中でモグラをたたき続けて、老いも若きも安心して楽しめる安全な街づくりを進めていくことが必要だと思います。

大臣のほんねとーく
山場を迎えた安保理改革 (外務大臣 町村信孝)

前回、世界の日本大使を一堂に集めて大使会議を開催し、国連・安保理改革実現のために、各大使に大号令をかけた話を書きましたが、安保理改革は今まさに、山場を迎えています。

日本は現在、同じく常任理事国入りを目指すインド、ブラジル、ドイツとともに、G4で安保理改革の「枠組み決議案」を作成し、国連総会への提出・採択を目指しています。

これは、先進国・途上国双方を含む形で安保理の常任・非常任理事国双方の枠を増やす案で、安保理に、60年前とは異なっている今日の国際社会の現実をよりよく反映させようとするものです。

この「枠組み決議案」の採択には、全加盟国の3分の2、すなわち128ヵ国以上の賛成が必要です。

加盟国の中には非常任理事国のみを増やす案を主張する国もあります。さらに、この問題についてこれまであまり態度を明確にしてこなかった米国は、16日、日本ともう1ヵ国のみを新たな常任理事国とする独自の改革案を提示し、ライス米国務長官より私に直接電話で説明がありました。

このような動きの中で、私は、22日、ベルギーでイラク支援国際会議に出席した際、インド、ブラジル、ドイツの外相に呼びかけてG4外相会合を開き、G4の決議案の採択の決意を世界に向けて発出しました。

我が国は、戦後一貫して平和国家の道を歩んでいます。

唯一の被爆国の立場から核のない世界の実現のため積極的に取り組み、国際の平和と安定のために、国連への貢献、ODA等を通じて最大限努力してきました。

東ティモール、アフガニスタン、イラクの例に見られるように、自衛隊の海外派遣や青年海外協力隊員の献身的活動等を通じた人的な国際貢献も行ってきています。

このような我が国の歩みは、常任理事国として、世界の責任を担う国にふさわしいものであると自信を持って言うことができます。

日本、そして国連の将来のために、この機会に是非とも改革を実現させるべく、国民の皆様のご支援を頂きながら、力を尽くしていきたいと思っています。


大臣プロフィール
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/04matimura.html

小さくて効率的な政府の実現に向けて〜「骨太の方針2005」〜
(経済財政政策担当大臣 竹中平蔵)

先日、テレビ朝日の「スマ・ステーション」という番組で経済の話をする機会がありました。司会者である香取慎吾さんは、予想していたとおりの好青年で、この国の将来がどうなっていくのか、まっすぐな質問を真剣にしてくれたのが印象的でした。改めて、経済をしっかりと運営していくことの重要さを実感した次第です。
 
さて、そんな中、2005年の「骨太の方針」(「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2005」)が閣議決定されました。これは、構造改革の基本的な考え方・方向性と具体的なメニューを示すもので、大変重要な意味を持っています。

今年の「骨太」では、これまでの構造改革によって、日本経済は"バブル後"を抜け出した、という認識を示し、今年度と来年度の2年間に、次の3つの課題に取り組むことにしています。

(1) 「小さくて効率的な政府」をつくる
(2)

少子高齢化とグローバル化を乗り切り、新しい躍動の時代を実現する
(3) デフレを克服し、民需主導の経済成長を確実なものにする
この中で、今年の「骨太」のポイントは、構造改革の総仕上げとして、小さな政府を目指すという、大きな方向を明確に示したことだと思います。

第一に、資金の流れを「官から民へ」変えることです。現在、国会でご審議いただいている郵政の民営化をはじめ、政策金融の改革、そして、政府の"バランスシートの総点検"に取り組んでいきます。

第二に、公務員の総人件費を抑制するために、定員の純減目標などの明確な目標を策定することです。これは、徹底した歳出改革を進める上で避けて通れない課題だと思います。

第三に、市場化テストを本格的に導入するために、「公共サービス効率化法(市場化テスト法)案」(仮称)を、今年度中に国会に提出するべく、速やかに準備することです。

市場化テストとは、「公共サービス」について、「官」と「民」が対等な立場で競争入札に参加し、価格・質の両面で最も優れた者がサービス提供を担うという制度であり、「役所仕事改革」が進むことが期待されます。

第四に、超高齢社会の到来が迫っている中で、社会保障制度が持続できるものであることは、国民生活にとって不可欠なことです。そのために、医療費など社会保障給付費の過大または不必要な伸びを厳しく抑制していくための取組を行っていきます。

このほかにも、重要な取組がたくさん盛り込まれています。皆さんにも、ぜひこれを一読され、今後の日本の課題について考えていただければと思います。



経済財政諮問会議ホームページ
  (「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2005」本文)
 http://www.keizai-shimon.go.jp/cabinet/2005/decision0621.html


大臣プロフィール
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/16takenaka.html

特別寄稿
愛・地球博半ばを迎えて
((財)2005年日本国際博覧会協会会場管理室長 大澤裕之)

愛・地球博も会期の半ばとなりましたが、協会でも飲料自動販売機や日よけ・雨よけの増設、手荷物検査の効率化など様々な改善努力を続けており、最近では、一日の来場者が10万人を超える日も多くなっています。

たくさんの方に来場していただくためには、安心して楽しめることが必要になります。事件などのトラブルが起こらないよう安全に万全を期す一方、体調を崩された方々への対応も大きな課題です。

もちろん、会場内には診療所や消防署がありますが、救急車は街中と同じようには走れません。時間の差は、心停止など一刻を争う場合には大きな意味を持ちます。何らかの補完的な手段が必要になります。

まず考えられたのが、小型の救急カートの活用です。小回りがきくことから、人混みの中でも救急医や救急救命士が早く現場にかけつけられます。しかし、カートであっても、現場が離れていては、一定の時間を要します。

そこで、場内の各所にいる警備隊員等のスタッフに救命講習を受講させるとともに、心停止時等に使用するAED(電気ショックで心臓を正常な動きにもどす装置)を約100台、場内各所に設置しました。

仕組みができていても、実際の運用でスムーズに運ばなければ意味がありません。運用がうまくいくか気を揉む日が続きましたが、先日、実際にこの連携がうまくいった事例がありました。

来場された方が倒れ、意識不明の状態からさらに心停止の状態となったのです。緊急連絡を受けてすぐ近くの警備隊員が派遣され、応急手当に当たる中、警備隊員の誘導を受けて救急カートで救急医が到着、連携してAEDの使用も含めた対応がなされました。期待通りの連携に、倒れた方は自発呼吸が再開できるに至りました。

お客様が助かったこともそうですが、準備した体制が実際にうまく機能したことは、我々の大きな自信になりました。

万博会場ではその日その日で様々な出来事があります。良い事もありますが、もう少しうまくできなかったのか、と思うことも少なくありません。毎日夜10時過ぎ、その日の最後のお客様が会場から帰られたとき、ようやく肩の荷が下りる気がします。

これまで大きな事故はありません。185日の会期もまだ半ば、これが続くよう努力していきたいと思っています。


執筆者の紹介
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/oosawa.html

小泉内閣の動き



ビル・ゲイツ氏の表敬 (05/06/29)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/29billgates.html
アメリカの大手ソフトウェアメーカー会長と懇談




日本・バヌアツ首脳会談 (05/06/29)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/29vanuatu.html
ハム・リニ首相と二国間関係、国連改革、島サミットについて意見交換



犯罪対策閣僚会議・都市再生本部合同会議 (05/06/28)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/28hanzai.html 
「安全・安心なまちづくり全国展開プラン」と「防犯対策等とまちづくりの連携協働による都市の安全・安心の再構築」を決定



在京アフリカ外交団の表敬 (05/06/28)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/28africa.html
33カ国の大使・臨時代理大使らと懇談し、アフリカへの支援を表明



日本・フィジー首脳会談 (05/06/24)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/24fiji.html
ライセニア・ガラセ首相は、安保理改革について日本への支持を表明

男女共同参画社会づくりに向けての全国会議への出席 (05/06/24)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/24danjyo.html
男女共同参画推進本部長として「女性が男性と同じように社会で活躍できるような環境を整えていくよう努力をしていきたいと思います」と挨拶




沖縄全戦没者追悼式への出席 (05/06/23)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/23okinawa.html
 <ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/06/23okinawa.html
式典で「私たちは、二度と悲惨な戦争を経験することがないよう、将来にわたって平和を大切に守っていかなければなりません」と挨拶



日韓首脳会談 (05/06/20)
 <ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/06/20nikkan.html

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編集後記

プレ200号企画「らいおんインタビュー」。おかげさまで大変ご好評をいただきました。ありがとうございます。「人柄が伝わってきた」「身近に感じた」といったご意見が多数寄せられました。インタビュー形式はその人の生の姿をお伝えするのに打ってつけだと思いました。また企画します。

他方、もっと国政の重要課題を取り上げてほしいという意見もありました。
細田官房長官の寄稿「男女共同参画と少子化対策」には、通常の3〜4倍もの意見が寄せられ、内容は千差万別。いずれもなるほどと頷かされるものでした。読者の関心の高さに驚き、前編集長でもある細田長官と話し合って、メルマガで少子化シリーズを企画することにしました。政策アンケートも実施します。こんな人の話が聞いてみたい、少子化問題のここがよく分らない、といったご意見・ご要望をお寄せ下さい。
(せいけん)
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ご意見、ご感想
今週号の感想はこちらから (7月3日まで)
 http://www.mmz.kantei.go.jp/inq/inq_top.pl?INQCD=QA050630jo

先週号の結果はこちらから
 (7月6日まで)
 
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/kekka.html
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小泉内閣メールマガジン]

<バックナンバー・配信先変更・配信中止>
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総編集長:
編集長:
発  行:

内閣総理大臣   小泉純一郎
内閣官房副長官 杉浦正健
  内閣官房内閣広報室
  (〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)



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小泉内閣メールマガジン 第193号 ======================= 2005/06/23

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□ 目  次

らいおんインタビュー」(後編)

大臣のほんねとーく
男女共同参画と少子化対策について  
(内閣官房長官、男女共同参画担当大臣 細田博之)

特別寄稿
未来に寄せて
(児童養護施設山梨立正光生園施設長 深澤清美)

小泉内閣の動き] 
日韓首脳会談 など

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]



小泉内閣メルマガは、今年8月に創刊200号を迎えます。プレ200号企画第一弾として、創刊4周年を機に編集部が行った小泉総理へのインタビューの模様をお伝えします。

らいおんインタビュー」(後編)
新しい公邸
―――  総理は新公邸に移られましたが、新しい公邸の住み心地はいかがですか?

 だんだん慣れてきていいですよ。私は、寝るところがあればいいんですけれども。

―――  新公邸には、最新の新エネルギーシステムが導入されているようですが?

 太陽光発電、風力発電、燃料電池を使っているでしょう。いま、脱石油戦略という、あまり石油に依存しないで、これからのエネルギー政策を考えなければならないということで、率先して環境にやさしいエネルギーを使おうとしているんですけれども、ちょっと最近はカーテンの開け閉めにしても電動式が多くて、どこを押していいか迷いますね。

―――  昔、総理がストレスがストレスを追い出してくれるとおっしゃいましたけれども、公邸ではリラックスできますか。何か工夫を凝らしているところなどあるんですか?音楽をかけて寝るとか。

 音楽はしょっちゅう聞いていますけれども、いいのは風呂にテレビがあるんですよ。

―――  それでは、実は長湯。

 いや、いつも短いんですよ。ぼくは大体3、4分で出ちゃうんです。

―――  それが何分になりましたか?

 それが、ニュースの時間に入るとニュースが終わるまで5分から10分ぐらいもちますよ。

官邸の庭

―――  総理官邸のお庭が随分きれいになりましたね。

 官邸の庭が完成して、この前初めて歩きました。それまでは、まだ完成していないから、官邸の窓にカーテンが閉まっていたでしょう。それが完成して開けたんです。庭の池と緑が見えて、すごく景色がよくなりました。庭の緑と池の水が見えるのは、何かほっとしますね。

 最初、この官邸は殺風景だといろいろ批判されましたので、彫刻や絵をもっと入れたらいいじゃないかと、買う必要はないと。展覧会にたくさんの人が作品を出して入選している。そういう人の中から官邸で使ってもいいという人がいたら、使わせてもらえればいいじゃないか。そういう人はたくさんいるらしいですよ。

―――  発想の転換ですね。

 そうです。それまでは、官邸の絵は変えないのが当たり前だったらしいんです。1年間変えない。春、夏、秋、冬、全部を通じて季節に合う絵というのは難しいでしょう。春には春、冬には冬に合う絵を使えばいいじゃないかと。これも常識ですね。

 何も高い絵を買う必要はない、ただで貸してもらえばいいんですから。貸してくれる人はたくさんいるんです。それで今、結構入れ替えるようになりました。みんな喜ぶでしょう。

 美術品の展覧会に行ったら、狭い部屋に彫刻でも絵でもいっぱい飾ってある。それで人もいっぱいでしょう。それに比べて、官邸はがらんとしている。
展覧会以上のスペースがあるんだから、もっとたくさん自由にお客さんに楽しんでもらうような展示をしたらどうかと言ったんです。

ストレス解消法

―――  休日は、音楽とか読書とか、楽しんでいらっしゃるんですか?

 たまに映画とか。音楽が一番いいですね。

―――  最近はどんなものを?

 音楽はさまざまな分野ですよ。クラッシック、ポピュラー、オペラ、それからニューミュージックと言われる分野、本当にさまざまだな。

―――  本はどうですか?忙しいからなかなか難しいですか?

 まとまった本はだんだん読めなくなってきました。国会の答弁の資料とか、想定問答集とか、あれを読むと、よく夜寝れるんですよ。

―――  それが読書というのもつらいですね。

 外国の首脳に会うことが多いでしょう。だからお会いする外国の首脳の国の事情、それからその国の話題。最近は多くの国の首脳が日本を訪問しますからね。アンドラという国は知っている?

―――  いえ、初めて聞きました。きっとメルマガの読者も知らない人が多いかと思います。

 アンドラは、フランスとスペインの中間にあるんですよ。人口7万人。

 最近もソ連が崩壊した後、ウズベキスタンや、カザフスタンとか、いろいろな新しい国が独立したでしょう。そういう国の方も見えます。

 あるいは、チェコとスロバキアが分かれたでしょう。リトアニアとか、ラトビアとか、エストニアなどは、かつてのソ連圏から独立しましたね。アフリカだってたくさんの国があります。今は万博ですから世界中から首脳が来日します。

4年間を振り返って印象的な出来事
―――  4年間いろいろなことがありましたけれども、政策的なことやいろいろな方と会われるという中で印象的な出来事はどんなことでしょうか?

 印象的な出来事というのは、やはり北朝鮮に行くかどうかというあの前後のときと、それからイラクの奥大使、井ノ上書記官が亡くなられました。あの後の自衛隊の派遣。あのときの決断というのは印象に残っていますね。

―――  そういう意味では、外交はなかなか難しい。

 難しいですよ。その都度、私を支持してくれる人でも賛否両論ですからね。
私が信頼している人から意見を聞いても「やるべし」、「やめるべし」、すべてそうですよ。結局、そういう意見を聞きながら決めるのは私ひとりしかいない。

 どんな意見でも賛否両論ありますから。イラクの自衛隊派遣だって7割以上反対したでしょう。北朝鮮に行くときだってそうです。みんなが賛成してくれるんだったらいいんですけれども、そうじゃないですからね。

―――  どういうふうに決断を?

 結局、両方の意見を聞いて、どっちがいいかというのは私が決めるしかないんです。自分ひとりで決めるしかない。ひとりで決めるまでにいろいろな専門家の方々から意見を聞くんです。専門家の間でも意見が分かれるから難しいんですよ、評論家の間でも、学者の間でも意見が違うんだから。結局、最後は時間がたたなければわからないですね。

―――  結果は?

 結果は将来わかるんです。

―――  やはりすごく決断には御苦労を伴いますか?

 それは、どんなときでも楽じゃないですね。それが総理大臣の宿命だと思います。

読者へのメッセージ
―――  最後なんですが、8月の200号に向けて更に進んでいくと思うんですが、162万人の読者に向けてメッセージをお願いします。

 依然として100万人以上の方々がこのメルマガを見てくれると思うと、あまりつまらない話はできないなと。どうやって読んでもらうか、そういう工夫もしなければいけないなと思っています。

 そして、できたら読者の皆さんが、家族とか友達に話題になるようなメルマガを発信したいと思っているんです。なにげない会話というのが大事なんです。何か意気込んで、こういうことを話そうというのではなくて、友人でも家族でも何でもない話というのがいいと思うんです。

 「おう、今日は小泉総理のメルマガ見た?」
「こんなことを言っているね」
「いいことを言っているな」というときもあるだろうし、「変なことを言っているな」というときもある。そういう話題にしていただくといいと思います。

 「総理はこんなことを思っているけれども、どうだろうか?」とか、「この問題はどうなっているんだろう?」と。自然に話題にして、社会、政治の動きがわかる。そういうメルマガを工夫しながら発信したいと思っています。

―――  どうもありがとうございました。

 ありがとうございました。



らいおんインタビューの様子
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0616a.html

大臣のほんねとーく
男女共同参画と少子化対策について 
(内閣官房長官、男女共同参画担当大臣 細田博之)

 現在、我が国においては、少子化が大変深刻な問題となっております。

 少子化については、女性に「出産」か「仕事」の二者択一を迫る社会構造が主な原因の一つと言われています。

 これを改めるためには、「男は仕事、女は家庭」という性別固定的役割分担を押しつけることなく、男女共同参画社会基本法に示されているように、女性が社会に積極的に参画できるようにするとともに、男性も子育て等の家庭生活の活動を積極的に行い、仕事と家庭の両立支援を実現することが不可欠です。

 こうした取組は、社会全体において、一人一人の充足感を高め、生産性や創造性を向上させるとともに、女性の進出により多様性が増し、組織・社会の活性化にもつながります。

 私は、少子化問題を新たな飛躍へのチャンスと捉える発想の「コペルニクス的転回」を行い、少子化対策と男女共同参画の実現に同時に取り組むことが必要だと考えます。

 このため、「子育て支援官民トップ懇談会」を開催し、官民一体となって少子化対策に取り組みます。また、関係閣僚と有識者による委員会を少子化社会対策会議の下に設置し、地域の多様な子育て支援、児童手当等の経済的支援などの検討を進めます。さらに、子育て等が一段落した後の再就職、起業等の「女性の再チャレンジ」を推進します。

 また現在、内閣府設置以来初めての男女共同参画基本計画の改定作業を進めており、希望に満ちた男女共同参画社会の実現に向け、施策の充実強化を図ってまいります。

 なお、児童生徒の発達段階を無視した「過激な性教育」や、男女同室着替え等の誤った「ジェンダーフリー教育」が教育現場で行われ、基本計画がその原因となっているという議論が聞かれます。これらは、男女共同参画の目指すところとは全く異なっており、教育関係者により速やかに是正されるべきであると考えます。

 男女共同参画週間(6月23日〜29日)に際し、一層の御理解と御協力をお願いします。


大臣プロフィール
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/12hosoda.html

特別寄稿
未来に寄せて(児童養護施設山梨立正光生園施設長 深澤清美)

 数日前、私が勤務する児童養護施設に28条ケース(虐待等で保護者から離す必要があるにも関わらず保護者の同意が得られない場合で、家庭裁判所の承認を得て親子分離するケース)の一時保護依頼がありましたが、とても引き受けられる状況ではありません。

 二人の兄弟が、過日入所したばかりなのです。―――重い虐待ケースです。

 少子化なんて嘘のように児童相談所の一時保護所は子どもたちであふれ、児童養護施設は満床。ケアワーカーは、まさにいっぱいいっぱいの限界状態です。

 年間数十人の子どもの虐待死や新聞、TV等で報道されている虐待事件は、氷山の一角であり、膨大な数の家庭内の危ない養育実態が、その水面下に隠れています。そうした現実と日々、向かい合いながら、かなりの危機感を持って、目の前にいる子どもたちと悪戦苦闘しています。

 入所したばかりの二人のうち、兄の方と初めての入浴をした時のことです。
遠慮がちに裸になった彼の右腕には、くっきりと盛り上がった火傷の跡が3つありました。

 「これね、前はグチュグチュしてた。もう痛くない。」と言った彼でしたが、シャンプーを手伝おうとして髪に手を触れようとした瞬間、「痛い!」と声をあげました。何ものをも寄せつけない凍りつくような声でした。

 頭に傷があったわけではありません。それは、彼が最も信頼し依存する親から"大切にされなかった"という心の痛みではなかったかと思います。

 同じ湯船につかってはいても抱きしめることのできない距離を感じながら、彼のこれまでの生活とこれからの彼との日々を思いました。腕のケロイドとは折り合いをつけ始めているものの心のケロイドを癒す道のりは遠く、戦いは始まったばかりです。

 「死んでやる」「こっち来るな」と悪態をつき、周囲の反応を試しながら「汚ねえ」「ぶっ殺してやる」と暴言を吐き、心の傷の解体を始めています。
指導員をせきたててはグラウンドに出て一緒にボールを追いかけ、保育士の膝に抱っこしていつまでも宿題を楽しむ姿もみかけるようになってきました。

 2002年の厚生労働省の報告によると、児童養護施設に入所する児童の70%が虐待を経験しています。

 児童養護施設で暮らす子どもたちの姿は、そのまま現在の社会を映す鏡であり、日本の子どもの姿そのものであると言われます。日本の子どもたちのほとんどが心に傷を負っているのではないかとすら感じるこの頃です。

 私たちは、子どもを大切にしてきたのでしょうか。子どもたちの愛されるという権利を保障していけるでしょうか。一職員や施設長の思いで支えきれる事態ではないと切実に感じています。
 
 今、子どもたちの育ちにしっかりと焦点を当てた国家としての取り組みが、何よりも優先してすすめられなければなりません。この国の未来は、目の前の子どもたちなのですから。 


全国児童養護施設協議会(児童養護施設のご紹介)
 http://www.zenyokyo.gr.jp/intro.htm


執筆者の紹介
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/fukasawa.html

小泉内閣の動き
日本・チェコ首脳会談 (05/06/22)
パロウベク首相と会談し、二国間の経済関係、国連改革、欧州情勢などについて意見交換
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/22czech.html

日本・チュニジア首脳会談 (05/06/22)
ガンヌーシ首相と会談、ノーネクタイでリラックスした雰囲気の中、二国間関係、国際情勢、国連安保理改革など様々な分野について意見交換
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/22tunisia.html



経済財政運営と構造改革に関する基本方針2005の閣議決定 (05/06/21)
経済財政諮問会議が、この2年間における課題として「小さくて効率的 な政府」をつくることなどを挙げた基本方針を答申、その後閣議決定
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/21keizai.html

日韓首脳会談 (05/06/20)
ソウル市内の大統領府で盧武鉉大統領と会談し、歴史問題のほか、北朝鮮の核問題などについて意見交換の後、共同記者会見
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/20nikkan.html

硫黄島戦没者追悼式に出席 (05/06/19)
現職総理として初めて島を訪問した小泉総理は「悲惨な戦争の教訓を風化させず、世界の恒久平和の確立に積極的に貢献していきます」と挨拶
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/19ioujima.html



小泉総理ラジオで語る 改革の本丸 (05/06/18)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiradio/2005/0618.html
イラク国民議会議長の表敬 (05/06/17)
ハサニー議長が小泉総理を表敬、小泉総理は日本の戦後復興の様子が分 かる写真集を贈呈し、イラクも安定した国家をつくってほしいと激励
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/17iraq.html

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編集後記

 19日、小泉総理に同行して太平洋戦争の激戦地、硫黄島(小笠原村)で開かれた戦没者追悼式に参列しました。青々と広がる海に囲まれた静かなこの島で、60年前日本側約2万人、米国側約7千人が尊い命を落としました。
式典には、遺族や辛くも生き残られた旧日本兵の方々とともに米国関係者も参列し、戦時中は敵として戦った両国民が同じ場所に立って戦没者の冥福を祈り、平和を誓いました。戦後60年、現職総理の参列は初めてのことです。
今では毎年開かれている日米の元兵士、遺族による合同慰霊祭が初めて実現したのは戦後40年の昭和60年。ここまで来るにはやはり長い時間と平和を積み上げていく不断の努力が必要だったのでしょう。

 20日、日本芸術院授賞式で受賞者のお一人、洋画家の寺坂公雄さんが「日本が戦争をせず平和だったおかげで世界中をまわって絵を描くことができました」と話しておられました。
 「平和国家日本」が世界の恒久平和の確立に貢献する。戦後60年のこの歩みをこれからもしっかりと続けていかなければならないとの思いを新たにしました。
(せいけん)
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ご意見、ご感想
今週号の感想はこちらから (6月19日まで)
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先週号の結果はこちらから (6月22日まで)
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小泉内閣メールマガジン]

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内閣総理大臣   小泉純一郎
内閣官房副長官 杉浦正健
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小泉内閣メールマガジン 第192号 ======================= 2005/06/16

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□ 目  次

らいおんインタビュー」(前編)

大臣のほんねとーく
真心というソフトパワーを発揮して〜イラク人道復興支援〜  
(防衛庁長官 大野功統)

特別寄稿
時持ち発想で仕事・家庭・自己実現のバランスを
(「日本21世紀ビジョン」に関する専門調査会競争力ワーキング・グループメンバー 袖川芳之) 

小泉内閣の動き] 
日本・カザフスタン首脳会談 など

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]



小泉内閣メルマガは、今年8月に創刊200号を迎えます。プレ200号企画第一弾として、創刊4周年を機に編集部が行った小泉総理へのインタビューの模様をお伝えします。

らいおんインタビュー」(前編)
メルマガ配信4周年を迎えて
インタビュアー
―――  お忙しいところをありがとうございます。メルマガは配信4周年、この国民との交流というのは、総理が初めて取り組まれたことだと思いますが、4年たっていかがですか?

小泉総理
私も4年間続けるとは思ってなかったんです。このメルマガも当初始めたとき、10万か20万人ぐらいは見てくれるかなと思って始めたんです。
それが、100万を超え、一時は200万人ぐらいまでいったということで、最近少し減ってきたと言いながらも160万人、驚きですね。
100万人以上の皆さんが毎週これを見てくれる、読んでくれると思うと、力が入りますね。できるだけ、率直に自分の言葉で語らなければならないという思いを強くしています。
100万以上、週刊誌だって100万部以上売れている週刊誌はあまりないんじゃないですか。これを100万人以上が毎週読んでいただける。ありがたいと思っています。

―――  メルマガを配信されて、印象的な読者のご意見はありますか?

100回記念の時ですか、あのときに20人ぐらいの全国のメルマガ愛読者に官邸に来ていただいて、率直な意見交換をしましたね。ああいうときのお話やら、あるいは何か問題が起こると、北朝鮮の問題でも、イラクの問題でも、あるいは靖国参拝の問題でも、もうそれぞれ賛否両論ですね。やはりよく見ていただいているんだなと、激励も、批判も含めていただくということは、それだけ反応がいいんだなと思って喜んでいます。
これからもできるだけ皆さんに関心を持ってもらうような、そのときどきのホットな話題を提供していきたいと思っています。


映画について
―――  ホットな話題は、いいですね。

そう、話題になるような、「今日は総理のメルマガどうだった?」とか、「ああ、スピルバーグと会ったの」とか、「リチャード・ギアとダンスしたそうじゃないか」とか。
先日だってスピルバーグ監督と話したんですが、面白かったですよ。私は 『ジョーズ』 『E.T.』 『ジュラシック・パーク』 『シンドラーのリスト』とか、結構見ているんですよ。

―――  『宇宙戦争』みたいなのは好きですか?

宇宙戦争』はこれから封切りでしょう。

―――  そうですね。総理は、昔見たとおっしゃっていたかと・・。

あれは50年ぐらい前。当時は、ほとんど白黒だったけど、それがカラー映画だったんですよ。カラーも印象的だったし、隕石が地球に落ちて、その隕石の中から宇宙人が出てくる。あれは面白かったな。

―――  本当に昔から見ていらっしゃったんですね。

子どものころから映画はよく見ていて、近くに映画館があったから、西部劇、チャンバラ、よく見ていましたよ。あのころは1日3本立て。それでみんな立ちっぱなしだもの。3本立てを立ちっぱなしで見ている。それも、ぎゅうぎゅうの中で。

―――  それは学生のときですか?

小学校の時かな。

―――  本当ですか?

あのころは本当に映画は人気があったんですよ。今は1本見ると疲れちゃうけど。そういう映画ファンだから『ニュー・シネマ・パラダイス』の気持ちなんかよくわかる。イタリアでも日本でもどこでも変わらないんだなと。

クールビズ
―――  常にいろんな情報が発信されていますが、最近は、クールビズ。

今日もクールビズだよ。ところが、今日はこれから外国の首脳が見えて、その会談のときにはやはりネクタイをするんです。相手に合わせて、失礼にならないように、先方も背広で来たい、ネクタイしたいと言うと、私だけノーネクタイでは悪いから、そのときは私もネクタイをするんです。

着替えるのも面倒だと思って、ネクタイして上着を着ればわからないようなシャツを着るんです。

―――  評判はどうですか?

みんな楽だと言っていますよ。今日も、アラブの大使の皆さんが激励に来てくれました。20カ国ぐらいかな。アラブ諸国の大使の皆さんはクールビズ大賛成と、日本の夏は暑いからノータイで結構だと、いい決断だって激励がてらこの方式を褒めてくれました。

午前中に会談したんです。中には、アラブの服と言うのか、頭にターバンを巻いて、向こうの着物でしょうね、足元まである。あれは一見全部体を隠しているから暑そうだけれども、実は涼しいんですって。あとほとんどはもうノータイにワイシャツ。

―――  その地域に合ったものを着るということですね。

それと、夏は女性が助かるんではないですか。男性の背広とネクタイに合わせるから、通勤の電車でも冷房がきき過ぎると、カーディガンを持って行かないとだめだと、それでオフィスに来ても、皆さんきっちりとネクタイと背広だから、女性はスカートで膝かけをしなければならない。それもしなくていいと。

女性はもともとノーネクタイなんですが、男性より薄着だから、何か寒さを防ぐような服装を考えて、電車なり会社に行っていたという人も多かった。
ですから、あまり冷房をきかせないということは体にもいいから助かるという声が多いです。

夏だけではなくて、今度は冬も暖房をきかせて、暑いからワイシャツを袖まくりして、汗をかきながら仕事をしている人がいるでしょう。あれもする必要はないんです。冬もそんなに暖房をきかせないで、カーディガンとかセーターを着れば寒くないというような温度設定にすれば、これは省エネになるでしょう。

今でもネクタイをするなって言っているんじゃないんですよ。

今年のクールビズは、各自が自由にいいと思った、楽な服装をしてくださいと、ネクタイしなくても、上着を着なくても結構ですと、人に不快感を与えない程度に、あとは皆さんの常識とセンスに任せますという方法ですから。

だけどネクタイ業界からは苦情が来ました。シャツ業界は今、売れ行き好調らしいですね。デパートなどでは、シャツ売場のレジには行列ができているぐらいに売れていると。

6月1日の初日に私は「かりゆし」を着たんです。沖縄の方から礼状が来たんです。「かりゆし」ウェアを着ていただいてありがとうございますと。

あとで聞いたら、あの後テレビを見た人が、「総理の着ているのと全く同じあの『かりゆし』を買いたい」という話があったと、800枚ですって。
結構効果があるんだと思いました。

―――  冷房の温度設定は28度なんですか?

いや、今は冷暖房要らないでしょう。

―――  そうですね。

28度というのは結構暑いですよ。だから、初日に愉快なことがあったんですよ。28度にしますと言うでしょう。外気は28度以下なんだよ。にもかかわらず、官邸へ入ったら随分暑いなと。「何で?」と言ったら、28度にセットしていると。ここが困っちゃうんですよね。しゃくし定規に解釈されちゃうと。

夏暑いとき、28度以上のときには28度に抑えなさいと言っているのに、24度とか25度なのに、何で28度にする必要があるのかと。28度にならなかったらそのままで何もしなくていいんですよ。そうでしょう。

地球博
―――  万博はどうでしたか?このあいだ、3回行って初めて展示をご覧になったんですね。

起工式、開会式と3回目でしたが、この前、ジャパン・デーのときに、初めて日本館とマンモスを見てきました。あの牙の大きいマンモス。いずれ全体像が発掘されるんじゃないか、まだたくさんいるというから。ああいう動物には興味がありますね。あれだけの動物がかつて地球上に生息していたのかと、それが残っているというのは面白いね。地球の生き物はどれだけいるかわからないね。日本館は、みんなに人気がある、いっぱいでしたけれども、それぞれ面白かったですよ。

これから夏休みも近づくし、いま、予定以上の人数が来ているといいますから、6カ月で1,500万人を上回るんじゃないですか。

―――  結構、海外の方の評価もいいんですね。

そうですね。あそこへ行けば、1日中楽しめますよ、あまり時間を区切って行くよりもぶらっと行く方がいいんじゃないかな。

構造改革の進展
―――  小泉構造改革、どうでしょうか。今は順調に進んでいますか?

順調に行っているでしょう。いよいよ改革の本丸の郵政民営化の採決が近づいてきたでしょう。ここまで4年、ようやくここまで来たかという気持ちです。外堀、内堀埋めるまでも大分苦労したけれども、いよいよ本丸攻めが
来たから、ハラを決めて抵抗勢力と闘っていますよ。

―――  意気込みは変わらずですか。

変わりません。



らいおんインタビューの様子
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0616a.html
来週も「らいおんインタビュー」(後編)をお送りします。

大臣のほんねとーく
真心というソフトパワーを発揮して〜イラク人道復興支援〜  
(防衛庁長官 大野功統)
世界地図をながめて見てください。イラクは中東の真ん中にありますよね。
だからイラクの安定は中東の安定にほかならない、私はこんな風に思います。
その中東の安定というのは、グローバル化で小さくなった世界の平和と安定に直結しています。 

日本は国際社会の一員として、海外では武力行使をしない、武力行使と一体にならないことを守りながら、国際的な安全保障環境を良くしていくということを目標としています。世界の安全と平和は日本の安全と平和にほかならないのです。

そして、忘れてならないのは日本が必要な石油の90%が中東から来ていることです。中東の安定は日本の経済にとって、ひいては日本の存立にとって死活問題となるのです。

このような理由で、日本がイラクの国造りにかかわることは大切な仕事だと考えています。それでは、この大切な仕事をなぜ自衛隊がやっているのでしょうか。

イラクの環境は、食事にしても寝泊まりにしても大変厳しいものです。治安についてもムサンナー県は安定しているとはいえ油断は許されません。その中で自衛隊は自らの安全に気を配りながら、そういうこと全部を自分でできるのです。

ですから、イラクが早く安定してイラクの人たち自らの手で自分たちの国造りができるように、そしてそれを日本からの民間の人たちが支援できるようにと思いますが、今はやはり厳しい環境に耐える能力を持っている自衛隊に一生懸命がんばってもらっています。

昨年12月に、私は、イラクのサマーワを訪れました。そして感動しました。支援活動を通じて自衛隊員の真心がサマーワの人々の共感を得ているのです。街中へ出ますとサマーワの人々がわれわれに大きく手を振ってくれます。私は、そこにイラクと日本との心の触れ合いを見ました。

現地の方の声を一つ紹介いたします。

「あなた方は復興支援に来ただけの日本人ではなく、私たちにとても近い友達です。あなた方は幸せを復興してくれた。次の世代もあなた方の支援を忘れないだろう。」(5月2日アルタホーク小学校校長より)

今後とも自衛隊は国内外で真心というソフトパワーを武器に活躍していきます。日本の平和を守り世界の平和を支えるために、日本ならではのソフトパワーを発揮します。これからも皆様のご支援をお願いいたします。


大臣プロフィール
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/14oono.html

特別寄稿
時持ち発想で、仕事・家庭・自己実現のバランスを  
(「日本21世紀ビジョン」に関する専門調査会競争力ワーキング・グループメンバー、元(株)電通消費者研究センター主任研究員 袖川芳之)

私は、民間の研究機関で国際競争力の研究をしていたことから競争力ワーキンググループのメンバーとしてビジョンの作成に参加しました。集められた各メンバーはそれぞれの分野の専門家で、メンバーの数だけビジョンがあるような状況で、多様な意見を3つの将来像にまとめるのは至難の技でした。

けれども3つのうち「『時持ち』が楽しむ『健康寿命80歳』社会」という将来像はメンバー間で共感が高いものでした。

「時持ち」とは、人口が減って、今よりものんびりとした生活を楽しめるということではありません。健康寿命が現在の75歳から80歳に伸びれば、人生の可処分時間が12パーセント増えます。こうした社会になることで、生き方や価値観が変わることを期待しているのです。

「時持ち」社会では大器晩成型の人もよし、一度失敗しても再挑戦する時間があります。いったん就職した後に大学院で学びなおして、仕事を選びなおすこともできます。

意欲があれば自分磨きを続けて、生涯、人生の充実感を高めることができるのです。

去る6月5日に同志社香里中学・高等学校で、2030年の社会の主役である中・高校生と竹中平蔵大臣が日本の将来像について語り合う「子どもトークライブ」を行いました。

その中で、「先生志望だが、子どもの数が減ると先生になりにくくなるのではと心配だ」という生徒からの問いかけに、大臣から「様々な年齢の人が学ぶ機会を持つようになり、教育需要は増えると思うので、いい先生を目指してください」とエールを送る場面もありました。

「時間」というラビリンス(迷宮)を操って、仕事・家庭・自分のやりたいことをバランスよく実現する人が「時持ち」です。決して時間を持て余す人を賞賛しているわけではありません。

このビジョンはまだ、さなぎのようなもの。様々な意見を形として表現してみたものの、中はまだ形成途上。これからは骨太方針などの設計図にあわせて、羽や目、触覚を内側から作っていって、2030年に殻を破って羽ばたく蝶を生み出すよう、みなさんも「時持ち」の生活を始めませんか。


首相官邸ホームページ(日本21世紀ビジョン)
 http://www.kantei.go.jp/jp/nihon21/index.html


執筆者の紹介
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/sodekawa.html

小泉内閣の動き


日本・カザフスタン首脳会談 (05/06/14)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/14kazakhstan.html
アフメトフ首相は、自国のWTO加盟について二国間で実質合意に至ったことへの歓迎、また、日本の常任理事国入りへの支持を表明


知的財産推進計画2005を決定 (05/06/10)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/10tizai.html  
知的財産戦略本部において、模倣品・海賊版対策の抜本的強化、世界をリードする知財制度の構築などを柱とした推進計画2005を決定

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編集後記

13日、55歳という若さで亡くなられた昭和の名大関、故二子山親方の葬儀に参列しました。「土俵際の魔術師」といわれた粘り腰、小柄な体で高見山や北の湖といった大きな力士を投げとばす姿に幾度となく心躍らせたものです。内閣を代表して親方を送る弔辞を読めたことは大の貴ノ花ファンとして感無量です。親方の安らかなご冥福をお祈りいたします。
積極的な「国民との対話」を目指して小泉総理が始めたメルマガも創刊から丸4年。最近、「登録者数の長期低落傾向に歯止めがかからない」などと報道されることもありますが、4年経った今でも登録者数は160万を超えています。先般のアンケートでは読者の29%、単純に計算すると約50万人もの方々が創刊時から読んで下さっていることになります。これは素晴らしいことだと思います。

プレ200号企画第一弾。久々の「らいおんインタビュー」は総理の肉声、人柄が直に伝わる記事になったと思います。多忙を極める総理ですが、ますます意気軒昂。小泉構造改革の実現にまっしぐらです。来週号に掲載のインタビュー後半もお楽しみに。
(せいけん)
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ご意見、ご感想
今週号の感想はこちらから (6月19日まで)
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先週号の結果はこちらから (6月22日まで)
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内閣総理大臣   小泉純一郎
内閣官房副長官 杉浦正健
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小泉内閣メールマガジン 第191号 ======================= 2005/06/09

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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
愛・地球博ジャパン・デー

大臣のほんねとーく
農林水産物の輸出を伸ばそう (農林水産大臣 島村宜伸)

特別寄稿
社会保険庁改革セカンド・ステージのスタート (社会保険庁長官 村瀬清司)
 

特別企画
第4回オンラインアンケート結果について

小泉内閣の動き] 
愛・地球博日本の日記念式典に出席 など

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
愛・地球博ジャパン・デー

小泉純一郎です。
今週月曜日(6日)は、愛・地球博のジャパン・デー。私も式典に出席しました。

式典には、名誉総裁の皇太子殿下のご臨席を賜り、渡辺貞夫さんがプロデュースした子供たちの心のこもったコーラスやチアリーダーたちの力強い演技、若者たちが声をあわせて朗読する「群読」など素晴らしいセレモニーでした。
式典後、マンモスが展示されているグローバルハウス、長久手と瀬戸の日本館、いくつかのパビリオンなど、みじかい時間でしたが会場を視察することができました。
万博会場を訪れたのは、起工式、開会式に続いて、今回が3回目。前回は式典への出席のみでしたので、今回は楽しみにしていましたが、想像していた以上に素晴らしい展示でした。
平日でしたが、会場には、小学生や中学生たちが来ていました。学校の中での勉強ばかりでなく、こういう会場にきて、世界中の国々や最先端の技術などを実際に自分の目で見て、感じることも、とても大切な勉強だと思います。
これから暑くなりますが、強い日差しのなかでも万博を楽しめるように、お客さんの要望をよく聞いて、みなさんが楽しんでもらえる、そして何度も来たくなるような万博にしてもらいたいと思います。

国会では、郵政民営化法案の審議が続いています。審議の中で、私のことを批判しようとして、「ドン・キホーテ」と呼んだ議員がいましたが、私は、ドン・キホーテが大好きです。
  夢みのりがたく 敵あまたなりとも ・・・ 我勇みて行かん。
郵政民営化、社会保障、三位一体の改革など、どれをとっても総論賛成、各論反対です。反対論のある各論にまで踏み込んで改革を進めているのが小泉内閣です。
改革の本丸もいよいよ夏の陣。これからもしっかり議論をして、改革を進めてまいります。

昨夜、サッカー日本代表チームは、ワールドカップ出場を決めました。
とても嬉しいニュースです。心、技、体、チームワークを磨いて、これからも素晴らしい試合を期待します。

大臣のほんねとーく
農林水産物の輸出を伸ばそう (農林水産大臣 島村宜伸)

我が国が世界最大の食料輸入国だということは、よく知られていますが、「最近、日本からの輸出も伸びているんですよ」と言うと、多くの方がびっくりします。「日本の食べ物はおいしいけれど値段が高く、海外で売れるわ
けがない」。農林水産業に携わる方々を含め、みんながそう思ってきました。
しかし、今、日本の各地で、農林水産物や食品を輸出しようという動きが広がっています。

例えば、放流事業が成功して資源量が豊富になった「サケ」は中国への輸出を伸ばしています。また、十勝の「長芋」は、薬膳料理の材料として台湾で人気を集めています。この他にも、味も外見もすばらしい「リンゴ」や
「ナシ」などの果物、健康飲料との評価が広がっているお茶、チゲ鍋用の「スケトウダラ」、そして「おコメ」までもが海外市場を狙っています。

その背景には、世界的な日本食ブームの広がりや、アジア地域で経済成長に伴い高くてもおいしいものを買える富裕層が増えたことがあります。品質が良く繊細な日本の食べ物を世界に輸出するチャンスが到来していると言え
ます。

去る4月27日には、農林水産物や食品の輸出に関わる幅広い関係者から成る「農林水産物等輸出促進全国協議会」が設立されました。直接関係する業界のみならず経済界や観光、物流、食文化の関係者も広く加わり、その設
立式典では小泉総理や奥田日本経団連会長からも激励のご挨拶をいただきました。

そして、現状では約3000億円の農林水産物・食品の輸出額を今後5年間で2倍に伸ばすことを目標に、関係者一体となって取り組むこととなりました。
もちろん、海外への輸出は、国によって制度や流通体制、更には嗜好も異なり、リスクも大きく、国内市場の新規開拓よりもずっと高いハードルに戦略的に取り組まなくてはなりません。私は、積極的に輸出に取り組もうとし
ている方々のお役に立てるよう、海外市場のマーケティングの支援、その国の貿易に関連する制度の改善の要請などを行ってまいる考えです。

とかく「守り」ばかりと批判を受けていた農林水産業ですが、今後は「攻め」に転じ、日本の食べ物を世界中に広めていきたいと腕を鳴らしているところです。


大臣プロフィール
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/08simamura.html

特別寄稿
社会保険庁改革セカンド・ステージのスタート (社会保険庁長官 村瀬清司)

先月31日に、社会保険庁の在り方に関する有識者会議(金子晃座長)並びに自由民主党において、社会保険庁の組織の在り方についての最終とりまとめが行われました。

私たちは、公的年金や政管健保の実施庁の職員として、こうしたご議論を真摯に受け止めるとともに、内部からの全職員を挙げた「改革」に取り組んで行かなくてはいけないと、改めて決意しております。
長官に就任して10ヶ月が過ぎましたが、この間「80項目からなる緊急対応プログラム」の推進や「社会保険庁は変わります宣言」などに基づき、窓口のあいさつ、待ち時間の短縮、相談時間の延長、第2・第3土曜日の開
庁、分かりやすい通知書類の作成など、お客様の視点に立ったサービスの向上を行ってきました。

 また、民間的経営手法の導入や郵政公社にアドバイスをいただいた調達方法の適性化によるコストの削減など、業務の効率化にも努めてきました。
就任以来、全国35の社会保険事務局と129の社会保険事務所を訪問し、若手から幹部職員に至るまで、本音トークを実施しています。

先日も、香川と徳島の事務局と事務所を訪問してきましたが、職員の多くが危機意識をもって、自ら変わっていこうという意欲を感じましたし、職員と直接話し合うことが、職員の意識改革にもつながるものと思っています。
できるだけ早い時期に、全事務局(47)を訪問するつもりです。
国民の皆さんからご覧になると、まだ至らない点があると思いますし、取り組まなければならないテーマも多数あります。

本年度からを社会保険庁改革のセカンド・ステージと位置づけ、国民年金保険料の納付率の向上、能力主義・成果主義に立った民間企業的な新たな人事評価システムの導入、そして組織の一体化、内部統制の強化及び業務の効
率化を図るための組織の集約や事務所・職員の再配置を核とした「改革」を加速させたいと思っています。

職員には、「国民の視点で業務を遂行すること、国民から見える形で変わること、そして結果を出すこと」を自らの課題として、また、社会保険事業の担い手として自信と誇りを持って、「改革」に取り組むよう指示をしています。

早く、国民の皆さんから「社会保険庁は変わった」と言われるよう、親切・迅速・正確でかつ効率的な業務を進めて行きたいと思っています。


社会保険庁ホームページ (社会保険庁改革について)
 http://www.sia.go.jp/top/kaikaku/index.htm


執筆者の紹介
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2004/murase.html

特別企画
第4回オンラインアンケート結果について

5月19日(木)から29日(日)まで行った「第4回オンラインアンケート」には、11,500件もの回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。今回は、アンケート結果についてご紹介します。

メルマガを読んでいる期間については、全体の37%が「1年未満」と答える一方で、「創刊号からずっと」という読者も29%を占めました。
登録のきっかけは、携帯ニュースサイト「The News」が35%と最も多く、「首相官邸ホームページ」が25%で続きます。購読1年未満の人に限ると、「The News」が62%も占めています。その他意見には「携帯電話のメニューリスト」や「パソコン講習会」などがありました。

必ず読むコーナーは、「らいおんはーと」が86%と圧倒的に多く、「大臣のほんねとーく」が56%で続きます。

メルマガを読んでよかったことについては、「小泉内閣を身近に感じるようになった」が52%と最も多く、「様々な意見や考え方を知ることができた」が49%で続きます。その他意見には「報道などのフィルターを通さず直接情報にふれられた」「意見を言える」などがありました。

 上記結果の詳細はこちらからご覧いただけます。
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0609a.html

今回のアンケートでは、上記の選択式の質問に加え、記入式の質問がありました。
特に印象に残っている記事としては、「郵政民営化」や「イラク」に関するものが非常に多くの票を集め、「もったいない」など環境問題や「北朝鮮」に関するもの、「ニッポンの元気」で取り上げた農業への取り組みが続きました。

個別の記事では、岡崎高校コーラス部(184号)、都会の地下農場(175号)、犯罪被害者支援(189号)の特別寄稿に多くの票が集まりました。

この他、メルマガの改善すべき点や200回記念のアイディアについても多くの回答が寄せられました。いただいたご意見を参考にして、皆さんに喜んでいただける改善案、記念企画を立てていきます。ご期待下さい。

小泉内閣の動き


日本・カタール首脳会談 (05/06/08)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/08quatar.html
ハマド首長と会談し、二国間関係、中東の地域情勢、石油情勢、国連改革などについて意見交換



日本・アルメニア首脳会談 (05/06/08)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/08armenia.html
マルガリャン首相と会談し、両国間の経済関係や友好関係の発展について意見交換、同首相は日本の常任理事国入りについて支持を表明



薬物乱用防止キャンペーンキャラクターの表敬 (05/06/08)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/08yakubutu.html
薬物乱用防止を一層推進する「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」開始を 前に、キャンペーンキャラクターの吉岡美穂さんが小泉総理を表敬



愛・地球博日本の日記念式典に出席 (05/06/06)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/06tikyuuhaku.html
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/06/06tikyuuhaku.html
式典で「日本の日を契機に世界中の人々が一緒になって人間と自然が共生する未来を考えて頂きたい。」と挨拶



日本・インドネシア首脳会談 (05/06/02)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/02indonesia.html
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/06/02indonesia.html
新公邸でもてなす初めての外国の賓客となるユドヨノ大統領と会談、経済連携協定の交渉開始、賢人会議の設立などに関する共同文書に署名



日本・ニュージーランド首脳会談 (05/06/02)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/02newzealand.html
クラーク首相と会談し、経済関係を始めとした二国間関係の緊密化や、国連安保理改革などについて意見交換



日本・ルーマニア首脳会談 (05/06/02)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/02romania.html
バセスク大統領と会談し、国連安保理改革、ルーマニアのEU加盟、環境分野における両国間の協力などについて意見交換

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編集後記

島村大臣がご紹介した世界的な日本食ブームは、地球の反対側にまで広がっています。昨年訪れたチリのサンティアゴには寿司屋が100軒。ほとんどは現地の人がやっているお店で、日本で食べるものとはかなり食感が違うようですが、その数の多さにはびっくりしました。シュラスコという肉料理の店より多いというのですから驚きです。日本は「世界一の長寿国」。日本の食事、食文化は健康によい、長生きできる。そういう評価が世界中で高まっているのではないかと思います。

アンケートへのご協力、本当にありがとうございました。メルマガを読んで「老後の楽しみが増えた」「世の中について深く考えるようになった」といった嬉しい意見もたくさんありました。皆さんの声を糧にメルマガはこれからも成長し続けます。どうぞ見守ってください。

(せいけん)
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ご意見、ご感想
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内閣官房副長官 杉浦正健
  内閣官房内閣広報室
  (〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)

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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
ノーネクタイ、ノー上着

大臣のほんねとーく
世界各地の大使と一堂に会して (外務大臣 町村信孝)

特別寄稿


社会保険庁改革の今後のあり方
―社会保険庁の在り方に関する有識者会議の最終とりまとめを終えて―
  (社会保険庁の在り方に関する有識者会議座長 金子晃)

小泉内閣の動き] 
横須賀市内を視察 など

キーワード解説
食品安全委員会

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
ノーネクタイ、ノー上着

 小泉純一郎です。

 6月1日から、ノーネクタイ、ノー上着の軽装で仕事をしてもよいことにしました。

 何を着なくてはいけないとか、ネクタイをしてはいけないとか、堅苦しく考えるのではなくて、日本の夏は暑いですから、楽な服装で仕事をしようと言うことなのです。

 どういう服装がよいかは、一人ひとり、自分で考えていただきたいと言っているんです。それにあわせて、夏の冷房の温度もあまり下げないように。
いままでどおり、28度程度にして、環境に配慮して、エネルギーを大事にしていきたいと思います。

 私も、昨日は、沖縄のかりゆしウェアで仕事をしました。なかなか着心地がよくて、仕事もはかどりました。

 幸い、国会の方でも、このアイデアにご理解をしていただいて、国会での委員会審議の際には、ノーネクタイ、ノー上着でも差し支えないということを決めていただきました。

 今日の予算委員会審議には、軽装で出席しようと思っています。

 もっとも、必ずノーネクタイ、ノー上着にしなくてはいけないというのではなくて、外国の首脳との会談や、儀式への出席など、先方の気持ちや状況に応じて、臨機応変、自由自在に対応していこうと思っています。

 堅苦しく考えないで、自分で考えながら楽な服装をして、温暖化対策にもよい影響が出てくればいいですね。

 1日は、「日本の景観を美しくする国民大会」に出席して、これからの街づくりで大切なのは、「女性にやさしく、高齢者にとって安全で、そして外国人にとってわかりやすいことだ」という木村尚三郎先生の言葉を引いて挨拶しました。美しく、やさしく、安全で、わかりやすい国づくりを進めたいと思います。


ノーネクタイ、ノー上着の小泉総理
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0602.html

大臣のほんねとーく
世界各地の大使と一堂に会して (外務大臣 町村信孝)

 外務大臣就任から8ヶ月、今般、外務省創設以来初めての試みとして、世界各地に派遣している大使を一堂に集め、大使会議を実施しました。日本外交は多くの課題に直面し、今まさに正念場。しかし、小泉総理の言葉を借りれば、「ピンチはチャンス」です。

 5月16日から3日間行われた大使会議は、政府の他の機関や民間企業、そして我が国国民の力を結集してオールジャパンとして国益を追求するための戦略を練る場を持ちたいと考え招集しました。

 小泉内閣の外交上の最優先課題である国連・安保理改革については、もとより極めて困難な課題ですが、我が国として過去の反省に立って戦後一貫して平和国家として国際社会に貢献してきた実績があり、自信を持って常任理事国になれるよう総力を挙げるべきと訓示しました。「火事は最初の3分、選挙は最後の5分」が大事です。新聞紙上では、「町村大臣、全大使に『気合い』を入れる」と書かれましたが、私も各大使の「気合い」を大いに感じ
ました。

 また、私は、海外の企業の支援について、外務省の仕事は伝統的には、経済交流の一般的な枠組みづくりであって、個別商談には関与しないということできたが、そういう姿勢はもう古い、各企業のニーズに応えて積極的に関与していくべき旨述べました。会議には主要経済団体からも御参加頂き、外国のビジネス環境の問題点・改善策につき議論しましたが、その成果を、今後、一つ一つ着実に実施していきます。

 会議を終え、すべての大使は任国に戻り、早速、大使館の陣頭指揮に立ち、活動を再開しています。遠隔の地にあって外交の最前線を支える各大使と目と目を合わせて、協議できたことは大変有意義であり、本省・在外公館が一丸となってさまざまな外交課題に一層積極的に取り組んでいきたいと思います。


大臣プロフィール
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/04matimura.html

特別寄稿


社会保険庁改革の今後のあり方
  ―社会保険庁の在り方に関する有識者会議の最終とりまとめを終えて―  
(社会保険庁の在り方に関する有識者会議座長 金子晃)

 昨年7月に内閣官房長官の下に設置された「社会保険庁の在り方に関する有識者会議」は去る5月31日、これまでの議論を整理して最終とりまとめを行いました。主要な結論については末尾のリンクページをご覧下さい。

 会議の座長をお引き受けするにあたって、国の機関を検査する会計検査院での経験を生かせるのではないかと思いました。

 平成9年、一私立大学の教授から国の機関である会計検査院の検査官に任命されました。その後、院長に任命され、約5年間、国の各機関の予算執行および業務執行の検査にかかわりました。

 院長時代、各国の会計検査機関の長の方々との意見交換を通じて、国の役割に対する認識が先進各国において大きく変化してきていることを知りました。先進各国では、国民の意向に従い質の高い費用の低廉な「公共サービス」を提供することが国の重要な役割とされ、民営化、規制緩和、公共調達改革等もこうした視点から進められてきています。

 こうした国の役割に貢献することが先進各国の検査機関の使命とされています。私も民間から任命されたことに応えるため、就任してから会計検査院とは何か、いかなる機能を果たすべきかを考え続けました。その結論が先進各国の検査機関の長の方々の意見と同じであったことに安心しました。

 しかしわが国の現状を見たときに、先進諸国で認識されている国の役割が果たされているのか。また会計検査院がその使命を果たしているのかに疑問を抱きました。在任中、期待される使命を果たすよう努力しましたが、志なかばで定年退官しました。退官後も機会あるごとに国の役割の変化を主張してきましたが、まだ一般的な認識とはなっていないように思われます。

 社会保険庁において生じたさまざまな不適切な事業運営は、国の本来の役割が果たされていない最も典型的な事態です。

 これまでの経験・知識を生かし、どうすれば、国民の意向に従った高品質・低費用の社会保険サービスが確実に国民に提供できるか、また、不適切な業務運営の再発を防止することができるかを念頭に置きながら、有識者会議の進行役を努め、社会保険事業の運営主体のあり方を検討してきました。

 わが国の社会保険制度は国民が安全で安心な生活を送るために世代を超えて全員で支えあっていく制度です。保険料は制度を維持するための総費用の国民個々人の分担部分です。将来受け取る給付額の積立金ではありません。

 従って、支払った額が将来回収できないから保険料を支払わないというのは誤った考えです。制度を運営する費用を国民がそれぞれの負担能力に応じて分担することによりこの制度は成立っています。この点に関する国民の理解と支持が絶対に不可欠です。

 こうした国民の理解と負担努力によって成立っていることを、制度運営に当たる人々も認識しなければなりません。効率的で透明性の高い制度運営を行うことにより、質の高い費用の低廉なサービスの提供が必要です。そうでなければ制度に対する国民の理解と支持は失われることになります。

 有識者会議は、国民の皆さんから信頼される新しい組織を、既存の枠組みにとらわれることなく、かつ実現可能な最善のものを提言したと自負しています。国民全員でこの相互扶助の制度をぜひ維持・発展させていきたいと願っています。


最終とりまとめの主要な結論
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0602a.html


執筆者の紹介
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2004/kaneko.html

小泉内閣の動き


日本・マダガスカル首脳会談 (05/05/31)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/31madagascar.html
ラヴァルマナナ大統領と会談し、日本の対アフリカ協力や国連安保理改革について意見交換



I T戦略本部 (05/05/30)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/30it.html




横須賀市内を視察 (05/05/28)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/28yokosuka.html
 <ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/05/28yokosuka.html
「横須賀リサーチパーク」で最先端の情報通信技術を見学、「長井海の手公園・ソレイユの丘」を視察



日本・ブラジル首脳会談 (05/05/26)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/26brazil.html
ルーラ大統領と会談し、国連改革や二国間関係について意見交換の後、安保理拡大の「枠組み決議案」採択のための共同声明を発表



日本・ポルトガル首脳会談 (05/05/26)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/26portugal.html
サンパイオ大統領と会談し、二国間関係や国際情勢について意見交換、 同大統領は日本の常任理事国入りに前向きと表明

キーワード解説
食品安全委員会

 近年、BSE(牛海綿状脳症)や、輸入野菜における農薬の残留など、食の安全をおびやかす事件がたびたび起こりました。加えて、食品流通の広域化・国際化が進展し、遺伝子組換えやクローンといった新たな技術の開発が進むなど、我が国の食生活を取り巻く環境は大きく変化しています。

 このような状況に的確に対応するため、平成15年7月1日に国民の健康の保護を最優先することを基本理念とする食品安全基本法が施行されるとともに、この基本法に基づき同日、内閣府に食品安全委員会が設置されました。

 委員会の第一義的な役割は「リスク評価(食品健康影響評価)」を行うことです。食品に含まれる可能性のある有害な微生物、化学物質等が人の健康に及ぼす影響を科学的な目で評価します。

 このリスク評価の結果に基づいて、厚生労働省、農林水産省等のリスク管理機関は、国民の食生活の状況等を考慮し、食品の安全に関する基準の制定や規制の実施等といった「リスク管理」を行います。

 また、委員会は、リスク評価の内容等に関して、消費者や食品関連事業者等と幅広く情報や意見を交換(リスクコミュニケーション)します。重大な食品事故の発生等の緊急事態に際しては、政府全体の取組の要(かなめ)となって活動する役割を担っています。

 委員会は、食品の安全に深い知見を有する7名の委員からなり、毎週1回開催されます。議論の透明性を確保するため、原則として会議は公開され、議事録もホームページ上に掲載されます。

 委員会の下には専門調査会を設置しています。専門調査会は、企画やリスクコミュニケーション、緊急時対応の他は、添加物・微生物・遺伝子組換え食品等といった危害を引き起こす要因ごとに分けられています。BSEの国内対策の見直しに係るリスク評価は、プリオン専門調査会が検討を重ねてきました。

 国産牛肉のBSE対策として、現在食肉として処理されるすべての牛についてBSE検査を実施する「全頭検査」を行っていますが、5月6日に委員会からの答申が出され、厚生労働省及び農林水産省は生後20カ月以下の牛を検査から除外する方向での見直しを検討しているところです。

 輸入牛肉については、厚生労働省・農林水産省は、米国産とカナダ産の牛肉に関して、危険部位を取り除いた生後20カ月以下の牛の肉・内臓に限って輸入することの安全性について、5月24日に委員会に諮問しました。

 今後は、プリオン専門調査会において、中立公正な立場から科学的な議論をつくすこととしています。 


食品安全委員会ホームページ
 http://www.fsc.go.jp/
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編集後記


 昨日(1日)から私もクールビズです。昨年の夏は官邸内でただ一人「ノーネクタイ・ノー上着」でしたが、今年は小泉総理を先頭に全省庁で実行することになっています。大切なのは冷房に頼りすぎないことです。冷房の設定温度を1度上げると約15%のエネルギー節約になるという試算もあり、地球温暖化防止に役立ちます。昔は夕涼みに簾(すだれ)、打ち水など、涼しく暮らすためにいろいろと工夫していました。農家の天井は高く、風が抜けました。暑い日には風通しのよい甚平姿で畳にひっくり返っていたもので
す。ノーネクタイも涼をとるためのひとつの知恵。皆さんも身近なところから、できることから温暖化対策にご協力をお願いいたします。
 11日間にわたって実施した「第4回オンラインアンケート」には1万人を超える皆さんにご参加いただきました。改めてお礼申し上げます。結果は来週ご披露します。ご期待下さい。

(せいけん)


チーム・マイナス6%ホームページ (温度調節で減らそう)
 http://www.team-6.jp/action/01.html
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ご意見、ご感想

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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
治安の回復とカブトムシ交流

大臣のほんねとーく
繁華街・歓楽街の健全化に向けて (国家公安委員会委員長 村田吉隆)

特別寄稿
犯罪被害者等基本法の誕生 
(全国犯罪被害者の会(あすの会)代表幹事 岡村勲)
犯罪被害からの回復のために  
(犯罪被害者等施策推進会議委員 小西聖子)

小泉内閣の動き] 
新宿・歌舞伎町の治安状況等を視察 など

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
治安の回復とカブトムシ交流

 小泉純一郎です。

 先週の木曜日の夜、短い時間でしたが新宿歌舞伎町を視察しました。

 歌舞伎町というと、不法就労の外国人が多い、あるいは暴力団などの犯罪組織の拠点になっているのではないかという不安を感じている人が多いと思います。

 これではいけない、安心して楽しめる街にしなくてはならない、ということで、区役所、警察、消防、入国管理事務所が協力して安全な街づくりの対策を始め、政府と東京都もこれを支援しています。

 歌舞伎町の商店街や住民のみなさんも、自分たちの地域の安全について警察や行政にたよるだけではいけない、自分たちの街は自分たちの力でいい街にしていこうと立ち上がってくれました。いま、住民と行政が一体になって安全な街づくりを進めています。

 迷惑な行為を一掃し、暴力団の資金源になっている非合法な事業者を取り締まり、違法駐車の防止や、雑居ビルの防火や安全対策などに、関係者が力をあわせています。

 にぎやかで、安心して楽しめる街になると、なおいいと思います。

 昨日は、来日しているマレーシアのアブドラ首相と昼食をともにしながら、日本とマレーシアの友好関係の増進について話し合いましたが、その中で、私は、日本とマレーシアの町がカブトムシを通じて姉妹都市の交流をしていることを紹介しました。

 この姉妹都市は、福島県田村市とマレーシアのセランゴール州スンガイバサー町。田村市はこの3月に合併してできた市ですが、合併前の常葉町のときからカブトムシで町おこしを始め、地元の小学生をカブトムシ親善大使としてアジアで一番大きなカブトムシが生息しているマレーシアに派遣したのが姉妹都市交流のきっかけだったそうです。

 以来、カブトムシ親善大使の派遣や、ホームステイ事業を通じて、青少年の交流を進めてきたそうです。

 今回の会談では、マレーシアとの間の経済連携協定の基本合意をすることができましたが、自由貿易の面だけでなく、こういう青少年の交流を通じた教育や人材育成の面でも友好・協力関係を深めていきたいと思います。

大臣のほんねとーく
繁華街・歓楽街の健全化に向けて (国家公安委員会委員長 村田吉隆)

 皆さんは、歓楽街などで、風俗店の店員からしつこく店に誘われるなどして、嫌な思いをしたことはありませんか。

 新宿歌舞伎町に代表されるように、最近の歓楽街は、性を売り物にする違法な風俗店が林立し、客引きが横行しています。また、暴力団が事務所や資金集めの場所として利用するなどして、地域の治安に悪影響を与えています。
人身売買で来日した外国人女性が風俗店で不法に働かされるという問題も生じています。

 私も、国家公安委員会委員長に就任直後の昨年10月、久しぶりに歌舞伎町を歩いてみましたが、治安上見過ごせない状況にあり、歓楽街に焦点を当てた対策を強化する必要性を痛感したところです。

 そこで、政府として、違法風俗店の取締りを強化するため、定められた届出のない違法な営業や、風俗店の店員による客引きを厳しく処罰するとともに、風俗店が人身売買の温床となることを防止するため、人身売買の罪(国会審議中の刑法改正案で新設予定)で処罰された者に風俗店の許可を与えないことなどを内容とする風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の改正案を国会に提出したところです。

また、安心して暮らせる街を実現する上で、地域の方々の自主的な取組みが大きな役割を果たすことは、繁華街・歓楽街についても、例外ではありません。

 小泉総理も、国会で、新宿歌舞伎町を始めとする全国の繁華街を健全な街に再生するため、地域を挙げての自主的な取組みを支援する方針を表明しました。

 新宿歌舞伎町では、警視庁が違法風俗店の集中的摘発を進めるとともに、新宿区や地域の住民、事業者の方々が中心となって「歌舞伎町ルネッサンス協議会」を立ち上げ、環境美化、文化イベント、地域の再開発など、歌舞伎町を誰もが安心して楽しめる街に再生するための官民一体となった試みを進めています。

 今後、歌舞伎町での取組みをモデルとして、歓楽街を健全な街に再生するための全国の取組みを支援していきたいと考えています。


大臣プロフィール
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/040927/13murata.html

特別寄稿
犯罪被害者等基本法の誕生  
(全国犯罪被害者の会(あすの会)代表幹事 岡村勲)

 犯罪被害者には、何の権利もない。どこからも保護を受けない、あたかも国籍を失ってしまった者のような存在である。

 加害者は、逮捕後、弁護士費用も食費も医療費も国が賄うが、被害者は、被害により生じた医療、介護、生活費はすべて自己負担だ。裁判には一切関与させてもらえず、訴状も判決も被害者には知らされることがない。

 刑事裁判は、公の秩序維持のためのもので、被害者等の無念を晴らしてくれるものではなく、民事裁判も、加害者が無資力者では、費用と時間がかかるばかりで役に立たない。生活苦と社会の偏見にたえかねて自殺したり、一家離散した被害者家族もいる。

 全国犯罪被害者の会(あすの会)は、被害者等の権利と補償制度の確立を求め運動をはじめた。全国各地を歩き被害者の実情を訴えた。政府、政党、裁判所、弁護士会、マスコミ、経済界、教育界、あらゆるところを訪ねた。
2002年2月から、小泉総理に要望する署名活動を全国的におこない、総数55万7215人に達した。

 39万63人集まった段階で、杉浦現内閣官房副長官の紹介で総理にお会いする機会をいただいた。2年前の7月8日の昼下がり、私たち犯罪被害者の会(あすの会)の幹事3人は、首相官邸応接室で、小泉総理にお目にかかった。

 総理は、私たちの訴えに耳を傾けてくださった。

 「そんなにひどいのか。今まで放置してきたことが問題だ。政府と党で協力して取り組もう。」と、力強くおっしゃられた。
 この場での総理の発言を機に法律制定への動きは一気に加速した。そして、2004年11月に自民、公明、民主3党の合意による議員立法として法案が提出された。ここにこぎつけるまでに法案作成にあたった議員の方々には、月2、3回のペースで、朝8時から精力的な検討に取り組んでいただいた。
 こうして、12月1日、全与野党の賛成で、犯罪被害者等基本法が誕生したのである。
 
 この法律は、被害者等の尊厳と権利を認め、その権利保護を図ることを目的とし、被害者等の視点に立って施策を行わなければならないとしている。
被害者等の権利がはじめて認められた画期的な法律である。

 この法律は、関係された国会議員の方々の努力の賜物であるが、小泉総理の決断と指示がなければ生まれなかったであろう。また総理は、施政方針演説、党首討論その他において被害者等の人権、保護の必要性を訴え続けられた。これが、どれだけ全国の被害者等に生きる希望と勇気を与えたか、はかり知れない。

法律はできたが、基本計画の策定をはじめ、具体的な施策はこれからである。小泉総理に心から感謝するとともに、今まで同様のご尽力をお願い申し上げる次第である。


全国犯罪被害者の会(あすの会)ホームページ
 http://www.navs.jp/


執筆者の紹介
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/okamura.html

犯罪被害からの回復のために  
(犯罪被害者等施策推進会議委員 小西聖子)

私は、犯罪の被害者、遺族の心理的ケアや治療を専門にしている。もう10年以上、家族を殺された人や強姦や誘拐などの被害にあった人、また、虐待されて育った人の話を聞いてきた。

 「聞いてきた」という穏やかな言葉はその場の雰囲気をよく伝えているとは言えない。多くの犯罪被害者にとっては話をすること自体が大変なことなのだ。話そうとすると恐怖で体が震えてしまったり、怒りのあまり事件の場面を切れ切れにしか話せなかったり、ショックのあまり事件のことを覚えていないという不思議な状態が起こることも稀ではない。

何年かたって世間は事件のことなど忘れてしまっている時でも、まだ当事者は被害の只中にいる。「被害者の時間は止まっている」と言うのは比喩ではなくて、文字通り、そうなのである。

12年前に犯罪被害者の話を聞き始めたとき、こんなに理不尽なことが世の中にあるのかという思いを強く持った。何も自分に責任がなくても、ある日突然人生も家庭も壊れてしまう。仕事をやめるしかなかったり、転居を余儀なくされたり、長年の治療が必要だったり。どれも大変な経済的な負担を被害者に強いる。

性暴力や虐待の被害者、DV(ドメスティック・バイオレンス)の被害者などのなかには、警察に訴えない人も多いから、症状が重くても生活が破壊されていても、被害者としての支援は何も受けていない人も少なくない。

ここ数年にわたる法改正や、警察庁などの施策によって、また当事者の努力によって、これらの問題のいくつかは改善されてきた。また犯罪被害者という権利を奪われた人がいることを、社会は少なくとも認知するようになった。

しかし、まだまだ足りない。今でも犯罪被害者になることは苦痛を背負い、一人でそれに耐えることであることには変わりがない。また単なる「保護」や「配慮」では限界がある。

 昨年12月に「犯罪被害者基本法」が成立し、被害者個人の尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利として明記され、その回復を図ることが、国、地方公共団体、国民の責務であると規定された。

この法律がどのように実現されるか、犯罪被害者や支援者の期待は大きく、多くの人が注目している。基本法の理念に沿って実効のある基本計画が策定されるよう会議のメンバーとしても積極的に被害者の声を伝えていきたい。


内閣府ホームページ (犯罪被害者等施策)
 http://www8.cao.go.jp/hanzai/index.html


執筆者の紹介
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/konisi.html

小泉内閣の動き


日本・チリ賢人会議メンバーの表敬 (05/05/25)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/25chile.html
EPA/FTAなども含めた二国間関係の更なる発展のための具体的方策につき議論する同会議の第1回会合出席者が小泉総理を表敬


日本・スロバキア首脳会談 (05/05/23)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/23slovak.html  
ズリンダ首相と会談し、スロバキアの税制改革について意見交換、国際問題での両国の協力や観光分野等での二国間関係の強化で一致


小泉総理ラジオで語る 世界の平和への貢献 (05/05/21)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiradio/2005/0521.html


中央障害者施策推進協議会の初会合 (05/05/20)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/20syougaisya.html  
障害者基本計画の策定・改定について意見を述べる30人の委員を前に小泉総理が挨拶



新宿・歌舞伎町の治安状況等を視察 (05/05/19)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/19sinjuku.html
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/05/19sinjuku.html
地元の住民、業者、新宿区、警察などが連携して街の活性化や治安の向上に取り組んでいる歌舞伎町を訪れ、区長らの案内で治安状況等を視察

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編集後記


 今週ご寄稿いただいた岡村勲さんは、弁護士歴40年、第一東京弁護士会の会長もされるなど、誠実で人望のある立派な弁護士です。担当していた事件の関係者に逆恨みされて、留守宅で最愛の奥様を殺害されるという無残な事件にお遭いになられました。この刑事事件を通じて、被害者の立場が軽視されていることを痛感され、犯罪被害者の権利と被害回復制度の確立に向けた運動を始められました。同じ弁護士会の後輩として、議員として、一緒に立法化を進めてきた私も基本法の成立を心から喜んでいる一人です。

 先週に引き続き、皆さんとメルマガの付き合い方を探る「第4回オンラインアンケート」、プレ200号企画読者投稿「メルマガと私」の募集を行っています。多くの方にご回答・ご投稿いただいていますが、まだ参加されていない方はお早めにお願いいたします。
(せいけん)


第4回オンラインアンケート (5月29日まで)
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小泉内閣メールマガジン 第188号 ======================= 2005/05/19

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