小泉内閣メールマガジン 第229号 ======================= 2006/03/30

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小泉内閣メールマガジン 第227号 ========================== 2006/03/23

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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] 
外国人力士の活躍

大臣のほんねとーく
モノづくりと物流は車の両輪 (国土交通大臣 北側一雄)
 

特別寄稿
男が育休をとってみたら
(経済産業省商務流通グループ参事官室課長補佐 山田正人)
トルコ、欧州とアジアが交差する親日国・前編
(イスタンブール日本人会会長 菅野洋一)

政府インターネットテレビ番組ガイド
7CH改革続行中の新着情報 など

小泉内閣の動き
地球温暖化問題に取り組む小学生の表敬 など
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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
外国人力士の活躍

小泉純一郎です。

27日、平成18年度予算が成立しました。年度内成立を実現することができましたので、来月から円滑な予算執行に努めて、ようやくしっかりしてきた景気回復の足取りを確かなものにしていきたいと思います。そして、できるだけ早い時期でのデフレ脱却を目指します。

国会では、これから行政改革推進法案や医療改革関連法案など重要法案の審議が始まります。引き続き改革を進めていくためにも、その成立に努力してまいります。

この一週間も、官邸に、外国からの賓客がお見えになりました。23日には、東ティモールのマリ・アルカティリ首相とブルガリア国民議会ピリンスキ議長、28日には、モンゴルのエンフボルド首相とお会いしました。

日本との協力関係の強化と友好関係の発展、国連改革をはじめとする国際的な課題などについて、率直に話し合いました。

ちょうど大相撲春場所では、モンゴルやブルガリア出身の力士が大活躍しているところでしたので、相撲の話題にも花が咲きました。

エンフボルド首相は、千秋楽のモンゴル勢同士の優勝決定戦を観戦し、優勝した朝青龍関に直接モンゴル総理大臣賞を授与されたそうです。白鵬関は大関昇進。今場所のモンゴル勢の活躍は光っていました。

モンゴルでは、大相撲が始まると、生中継でテレビ放映されて、視聴率は80%、取組中はみんなテレビに見入っているそうです。モンゴルの人々の日本に対する親近感はますます大きくなり、大相撲でのモンゴル出身力士の活躍は、日本とモンゴルの関係をとても近いものにしています。

日本の国技大相撲ですが、いまや、モンゴル、ブルガリアだけでなく、ロシア、グルジア、中国、韓国、ハンガリー、チェコ、ブラジルなど世界12カ国から60人近い外国人力士がいます。そのうち幕内力士は12人。全体の3割近くです。

外国人力士の活躍は、大相撲を世界に広めるだけでなく、その国に日本の文化を伝え、友好関係を大きく前進させてくれています。外国人力士の努力と活躍をたたえ、そして感謝したいと思います。

東京には、ようやく暖かさが訪れ、官邸周辺も日ごと桜色に染まっていきます。江戸時代の歌人、橘曙覧(たちばなのあけみ)が詠んだ歌
 「たのしみは朝おきいでて昨日(きのう)まで
                無
(なか)りし花の咲ける見る時
の気持ちで毎日を迎えています。

来週からは新年度。新たな1年の始まりを期待と緊張をもって迎えようとしている人も多いのではないでしょうか。進学する人、社会に出ていく人、専門能力にさらに磨きをかけようとする人、新しい世界に向けて羽ばたこうとしているみなさん、頑張ってください。

大臣のほんねとーく
モノづくりと物流は車の両輪 (国土交通大臣 北側一雄)

先日、新北九州空港のオープニングセレモニーに出席した際、空港周辺に工場を持つ自動車メーカーの方から、部品や完成車の輸送に関する戦略的な展開についてお話を伺う機会がありました。これらの流通網に様々な工夫がなされていることをお聞きし、効率的な国際物流システムの構築の重要性について改めて認識したところです。

私が常々感じていることですが、モノづくりと物流というのは、いわば車の両輪です。いくら良い技術を持って良いモノをつくる能力があっても、原材料の調達から製品の販売までの一連のモノの流れを、スピーディかつ効率的に、そして低コストで運べる仕組みをつくることができないと、産業競争力の向上は図れません。

特に、近年、中国など東アジアが生産拠点、消費市場として急発展し、我が国からも多数の企業が進出しています。東アジアとの物流は、いわば「準国内物流化」しつつあり、スピーディで効率的な物流システムの構築は、最重要課題となっています。

また、昨年の夏にはクールビズが大流行したように、国民の皆さんの環境問題への関心は着実に高まってきています。物流の分野でも、環境にやさしい物流体系を目指しています。このため、荷主企業と物流事業者のパートナーシップのもとに、共同輸配送による輸送回数の削減、環境負荷の小さい鉄道・海運の利用促進など「グリーン物流」への取組強化が求められています。

このように、我が国の物流をめぐる情勢は、いま、大きく変化してきています。これらの変化に対応した今後5年間の物流施策を講じるため、昨年11月15日に「総合物流施策大綱(2005-2009)」を閣議決定いたしました。
引き続き、この大綱に基づき、物流施策を総合的・一体的に推進し、我が国の国際競争力の強化に取り組んでまいります。


国土交通省ホームページ(総合物流施策大綱(2005-2009))
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/15/151114_.html



大臣プロフィール
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/051031/10kitagawa.html

特別寄稿
男が育休をとってみたら  
(経済産業省商務流通グループ参事官室課長補佐 山田正人)

私は昨年11月まで1年間、第三子の育休を取りました。上の双子の育休は妻が取りましたので、共働きである以上、今度は自分が取るのが当然だと思いました。

でも、実際に育休を取ると言い出すと、周りからは、「男が育休なんか取れるのか?」との声。多くの男性にとって育休は自分の世界の外の出来事のようです。「出世は諦めたのか?」とも言われました。親としての責任を果たしているだけなのに、なぜか育休は職場での低い評価と結びつくと信じられているようです。

育休が始まった後にも、育児は女性が行うものという固定観念には悩まされました。例えば、「今日は、ママはどうしたの?」という乳児検診の保健師さん。外出先で、オムツ替えシートは女性のトイレのみという施設も少なくありません。

また、男女を問わず大変なのは駅などの階段です。車椅子対応のエレベーターなどが設置されていても、ベビーカー使用が認められていないことがあります。10キロ近い赤ん坊を抱いてベビーカーをたたんで担ぐなどというのは、男だって大変です。

このような苦労もたくさんありますが、それを上回る喜びを知りました。
「ダッコしてー」「絵本よんでー」子どもになつかれると、親はますます大変になります。けれど、親にとって、子どもに頼られることが、こんなにも幸せなことだとは、育休を取り子どもと向き合ってみて初めて知りました。

それまでは所詮妻の育児のお手伝いですから、子どもは、最後は母親を求めていくものだと思っていました。全幅の信頼を私に寄せてくれている子どもたちとの生活を送っている今、私にとっては、子育ての楽しみももはや捨てることはできません。

願わくは、一人でも多くの男性に育児に参加し、子育ての楽しみ、喜びを味わっていただきたい。そうして、子どもに対する温かいまなざしが増えてくれば、今よりもっと子育てしやすい日本になるのではないでしょうか。


執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/yamada.html

トルコ、欧州とアジアが交差する親日国・前編
(イスタンブール日本人会会長 菅野洋一)
(編集部注)
筆者は商社勤務、約2年前からイスタンブールに駐在。トルコの日本びいきは有名ですが、日本人にはあまり馴染みのない国です。そのトルコの今を紹介するため寄稿をいただきました。
本年1月に小泉首相がトルコをご訪問されトルコ国民から熱烈な歓迎を受けましたが、トルコは世界随一の親日国だと言っても過言ではありません。
アンケートを行えばトルコ国民の最も好きな国の一つに必ず日本が挙げられます。

明治時代に和歌山沖で遭難したトルコのエルトゥールル号の乗組員を和歌山の人が手厚く看護した話はこちらでは有名です。トルコの人たちはこの時に日本人から受けた恩義を忘れず、イラン・イラク戦争の際には危険を顧みず、アリ機長が操縦する特別機を飛ばして孤立したイラン在留邦人の脱出に手を貸してくれました。

今回小泉首相はアリ元機長と面談、お礼をされましたが、これがトルコ人の間で大きな話題になり、益々日本びいきになっているようです。トルコ人の日本に対する思いはハイテク製品に対する憧憬といったものではなく、両国が共有した歴史と文化に根ざしたものです。

ところでイスタンブールにユダヤ教やギリシャ正教の教会がある事をご存知でしょうか。宗教の自由を認めたオスマントルコの伝統は今もこの地に生きています。そういえばトルコでは断食月にも客にはお茶でもてなしてくれます。イスラム教を信じる彼らは飲み物を口にしませんが、他宗教への寛容な態度には驚かされます。

今から約80年前に近代トルコ建国の父、アタチュルク大統領が政教分離を断行しましたが、この地ではイスラム教と民主主義が両立していると思います。現在世界では宗教の対立から深刻な問題が生じていますが、この国は上手にこの問題を解決しているように思われます。世界最大級の帝国を400年以上も維持し続けたオスマントルコの統治の秘密はこんなところにあるのかもしれません。

トルコは地政学的に重要な位置にあると良く言われますが、ここに住んで初めて実感しました。ボスポラス海峡は黒海とエーゲ海を繋ぐ唯一の海路です。

トルコは現在EU加盟を申請中ですが、この国は欧州だけではなく、黒海経済圏、そしてカスピ海沿岸の中央アジア、バルカン、中東の国々と文化的にそして経済的に太く繋がっています。ボスポラス海峡はロシアやカザフスタンのエネルギーの重要な通路であり、今後中央アジアなどで開発される大量のエネルギー資源がトルコを通じて消費地に流れていくことでしょう。

トルコはまさにこの地域のおへそに位置する国です。イラク、シリアそしてイランとも国境を接する極めて重要な場所に日本の貴重な友人が居ることを忘れてならないと思います。
(次週・後編へ続く)


イスタンブールの風景 他
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0330a.html


執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/kanno.html

   
政府インターネットテレビ番組ガイド
新着情報 (06/03/23〜29)

1CH らいおんウィークリー (06/03/20〜26)
日本・東ティモール首脳会談、総合科学技術会議、海上保安大学校卒業式 など
3CH 総理からのメッセージ
平成18年度予算成立を受けて
6CH 大臣のほんね
 中川昭一農林水産大臣(後編)
 〜中川大臣の「ほんね」抜粋〜
(中川)





(一個人中川昭一として大事にしていること)我々の地球は先祖から預かったものではないんだと。子孫から借りているものだと。だから、借りたものはきちんとして、子ども達に返さなければいけないと、 ・・・自然があって、家族があって、社会があって、やはり1人だけでは生きていけないということを、だんだん1年1年、その事は重たく感じますね。・・・
7CH 改革続行中
「取り戻すぞ!世界一の安全」
「松田大臣が語る 原子力の明日」  
竹中直人(構造改革の成果と挑戦)
         「そろばん特区」編
         「トレーサビリティ」編
         「電子タグ」編
         「Yokoso! JAPAN」編
8CH ニッポンの元気
青森県
「友〜ったり 遊〜っくり 農〜んびり達者村 〜多彩な交流の舞台〜」
●お知らせ
6CH 大臣のほんね
小池大臣(環境、沖縄・北方対策)が登場します。
小池大臣に聞いてみたいことをお寄せください。
「テーマ」欄に「小池大臣に質問」とご記入ください。
100字以内で、4日1日(土)までにお願いします。
ご記入はこちら
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/dokusha.html
※政府インターネットテレビ
  http://nettv.gov-online.go.jp/

小泉内閣の動き


地球温暖化問題に取り組む小学生の表敬(06/03/29)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/29globe.html
地球環境国際議員連盟が開催したシンポジウムで、地球温暖化問題に関する地域の取組を発表した8人の小学生が小泉総理を表敬


日本・モンゴル首脳会談(06/03/28)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/28mongol.html
エンフボルド首相と会談後、モンゴルに対する中小企業育成及び環境保全に関する円借款供与のための書簡交換に立会い


小泉総理の記者会見平成18年度予算成立を受けて] (06/03/27)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2006/03/27yosan.html


海上保安大学校卒業式に出席 (06/03/26)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/26kaiho.html
歴代総理の中で初めて出席した小泉総理は、海上保安庁の果たす役割の重要性を述べるとともに、卒業生を激励


日本・東ティモール首脳会談 (06/03/23)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/23timor.html
アルカティリ首相と会談し、国連安保理改革、東ティモールにおける人材育成への支援などについて意見交換


第3期科学技術基本計画の了承(06/03/22)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/22kagaku.html
総合科学技術会議で、平成18年度から22年度までの5年間において、政府が推進する第3期科学技術基本計画などを了承
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編集後記

東京では桜の花が満開になり、うららかな春となりました。
 今週27日には、平成18年度予算が成立し、我々もとりあえず一息というところですが、引き続き行政改革推進法案、医療制度改革関連法案などの成立を期さねばなりません。小泉総理からは気を緩めないようにとの指示があったところです。
 法案審議とは別に、在日米軍再編問題が大詰めの段階を迎えており、米国や地元との間で最終報告に向けた調整を続けています。また、歳出・歳入一体改革や成長力・競争力の強化、公務員の総人件費改革の実行計画の策定、被用者年金一元化や少子化対策などなど、政策課題が目白押しで、相変わらず慌ただしい毎日です。
 連日、経済財政諮問会議、政府・与党協議会など多くの会議を開催しています。検討の成果は、いずれ、6月に策定される「経済財政運営と構造改革に関する基本方針」(いわゆる「骨太の方針」)に盛り込むことになりますが、将来に明るい展望の持てる方向付けができるよう、全力を挙げて参ります。
(じんえん)
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総編集長:
編集長:
発  行:
内閣総理大臣   小泉純一郎
内閣官房副長官 長勢甚遠
内閣官房内閣広報室
  (〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)


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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] 
WBCで世界一

大臣のほんねとーく
WTO農業交渉における貿易ルール確立にむけて 
 (農林水産大臣 中川昭一)

ニッポンの元気
日本の伝統を再構築する  
(桝一市村酒造場取締役 セーラ・マリ・カミングス)

政府インターネットテレビ番組ガイド
7CH改革続行中の新着情報 など

小泉内閣の動き
東京発 日本ファッション・ウィーク開幕イベント など
キーワード解説
I C旅券

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
WBCで世界一

小泉純一郎です。

ワールド・ベースボール・クラシック大会で日本代表が世界一になりました。私も、準決勝、決勝と、手に汗を握り、興奮しながら、テレビで応援していました。

アジア、アフリカ、南北アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアからの16チームで争われた1次リーグの上位2チームずつ、8チームが2次リーグに進み、その上位2チームずつの4チームが最後はトーナメント方式で争う方式。

日本は強豪韓国に1次リーグでは2対3と敗れ、2位で通過。2次リーグでも1対2と敗れて再び2位。しかし、この敗戦に屈することなく、3度目の対戦となる準決勝ではチームが一丸となって力を合わせ、6対0と破って決勝に進みました。

野球発祥の地アメリカ代表チームは、2次リーグで日本に4対3と勝ちながら、同じ1勝2敗の日本とわずか0.01の失点率差で決勝トーナメントには残れませんでした。

決勝の相手キューバも、1次リーグではプエルトリコに、2次リーグではドミニカに敗れながら、準決勝でドミニカを破っての決勝進出でした。

これまで何度もオリンピックで金メダルを獲得したことのある強敵キューバとの試合も、2度敗れた後の韓国との試合も素晴らしいものでした。日本シリーズの緊張感と高校野球のひたむきさが重なりあったすごい試合でした。
見事世界一に輝いた、王監督が率いる日本代表のみなさんの活躍を誇りに思います。これからも世界中の野球ファンのために頑張っていただきたいと思います。

最近、景気が上向き始めたこともあって、雇用をめぐる状況も明るい話が出はじめてきました。一時期0.51倍まで低下した有効求人倍率は、最近では1.03倍に回復し、東海地方や関東地方北部では1.5倍を超える地域も出てきました。

一時期5.5%あった失業率も、最近は4%台半ばまで下がりました。

大学を出ても就職先がないと言われていた事態も最近改善しはじめ、大卒の若者を採用する企業の採用予定人員は、このところ毎年20%を超える伸びを示しています。

まだまだ、正規雇用が減少してパートなどの雇用が増えるという傾向から脱していませんが、雇用にも明るさが見えてきたような気がします。

来週には、4月から始まる平成18年度予算が年度内成立することがほぼ確実になりました。これによって、ようやく見え始めた景気回復の動きをさらに確実なものにしていきたいと思います。

東京では、一昨日、平年より7日早く、桜の開花宣言がありました。これからいよいよ春本番に向けて、明るい話がつづくように、頑張っていきたいと思います。

大臣のほんねとーく
WTO農業交渉における貿易ルール確立にむけて  
(農林水産大臣 中川昭一)

3月10日と11日に英国・ロンドンで開催された「G6閣僚会合」に二階経済産業大臣とともに出席しました。この閣僚会合は、日本、アメリカ、EU、ブラジル、インド、豪州といったWTO交渉の主要プレーヤーが密度の高い議論を行う場であり、交渉全体の流れに実質的な影響を与える大事な会合です。

WTO農業交渉については、昨年12月の香港閣僚会議において、関税削減などの各国共通ルールを本年4月末までに確立することとされており、現在様々な形で集中的な議論が行われています。

我が国は、各国の異なる生産条件や社会・経済事情を踏まえ「多様な農業」が「共存」していけることを基本理念とし、輸出国と輸入国の間でバランスの取れた、柔軟な貿易ルールを求めて交渉に臨んでいます。

具体的に申し上げますと、まず、開かれた貿易体制を確立していくことは重要であり、農産物の市場アクセスについても、その実質的な改善を行っていきたいと考えています。ただし、各国が様々な背景に基づいて設定している農産物の関税率について、一律に上限を設けるという、米国、ブラジル等の農産物輸出国の提案には、賛同できません。

また、一部の重要な品目については関税削減の程度を緩和することとされていますが、この品目数をごく僅かに限定したり、あるいは不釣り合いに大きな低関税輸入枠の拡大を代償として要求したりしている国もありますので、こうした極端な考え方は取り入れられないようにし、より柔軟なルールを求めていく考えです。

一方、貿易を歪曲するような国内支持(*)対策については、我が国はこれまでコメの制度改革をはじめとする農政改革を実施し、各国に先駆け大幅な削減を進めてきました。今回の交渉でも、大幅な削減案を提出しています。

また、輸出国が補助金を出して輸出を支える政策についてですが、食料を輸入する側としては、これが最も貿易を歪める行為であるため問題であり、その廃止を訴えてきたところです。昨年の香港閣僚会議では、これを2013年に廃止することが決まりました。今後は、輸出補助金と同様の効果があるものに対してどう規律をかけていくかを議論することとなります。

現在、我が国を含むG10諸国、EU等農産物の輸入国と、米国、ブラジル等農産物の輸出国の間で意見の隔たりが依然として存在している状況ですが、先般のG6閣僚会合でも、立場の差を縮めるべく各国が前向きに議論に参加し、方向がみえてきた論点もありました。しかし、4月末の貿易ルールの確立に向けて、交渉は予断を許さないところです。

我が国は、世界最大の食料純輸入国です。この立場から、引き続き積極的に議論に貢献しつつ、我が国の主張がドーハ・ラウンドの成果に最大限反映されるよう、交渉に全力を尽くしてまいりたいと考えています。


国内支持:国内農業を助成するために用いられている補助金及び価格支持政策



大臣プロフィール
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/051031/08nakagawa.html

ニッポンの元気
日本の伝統を再構築する 
(桝一市村酒造場取締役 セーラ・マリ・カミングス)
(編集部注)
筆者はアメリカ出身、長野県小布施町在住。小布施町の酒造場の経営を立て直すとともに町づくりに取り組んでいます。

わざわざ地球の裏から日本へやって来たのは、本当の日本に出会いたいと思ったからです。ところが、日本が持つ古くからの面影は急成長によって、逃げていくばかり。これは待ったなし!取り戻せるのは今しかないと思って、できることをしよう、と行動し始めました。そうです。"できるだけのこと"は"できる"のです。

まず、職人の後継者を育てようと考えて始めた桶仕込み酒の復活。葛飾北斎の「富嶽三十六景」に登場する桶屋さんの姿を見た時、この姿を一代だけで消してはいけない、と強く思いました。

もうひとつは地瓦の復活です。地方の町並みの魅力の一つは「いらか(瓦)の波」。一枚一枚が個性的で表情がありながら、全体としては統一的な美しさがあります。残念ながら新しい瓦は均一化しすぎていて、このような美しさがありません。もう一度全国の村々や町々が地瓦を復活したら、地方の美しさも再現できるのではないか、と思って、小布施町ではまず自分たちから焼こう、と試みています。

並行して月に1回「小布施ッション(*)」という知的な刺激の場であるサロンを開催しています。さらにアタマだけでなくカラダも使わなくちゃ、ということで毎年7月に「小布施見にマラソン(*)」というハーフマラソンのイベントも続けています。

「台風娘」と恐れられながら、いろいろなことに取り組んでいるのは、日本の伝統文化が世界でも類をみない水準にあるから。そのことを、私は長野県小布施町という小さな町で発見しました。日本の地方には、信じられないほど素晴らしい生活の歴史があるのです。

「瓦(変わら)なくっちゃ!」

小泉純一郎首相に「外国人から見た観光まちづくり懇談会」でお目にかかった時、私は真っ先に、地瓦復活で使っているキャッチフレーズを言いました。覚えやすいフレーズでしょう!?このスピリットを胸に、みなさんと一緒に変わっていきたいです。


小布施ッション(Obusession):小布施で毎月ぞろ目の日に催されるイベント。Obsession(アイディア、意欲、こだわり感)+u(You)
小布施見にマラソン:小布施を見て、楽しみながら走る見に(ミニ)マラソン


小布施の地瓦、小布施ッションの様子など
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0323a.html


執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/sarah.html


   
政府インターネットテレビ番組ガイド
新着情報 (06/03/16〜23)

1CH らいおんウィークリー (06/03/13〜19)
日本ファッションウィーク参加デザイナー表敬、中央交通安全対策会議、防衛大学校卒業式 など
3CH 総理からのメッセージ

小泉総理ラジオで語る−行革国会− H18.3.18放送
防衛大学校卒業式における小泉総理大臣訓示
6CH

大臣のほんね
 中川昭一農林水産大臣(前編)
7CH 改革続行中
「進む!省エネへの取り組み」



竹中直人(構造改革の成果と挑戦)「日本ブランド」編
                   「チーム・マイナス6%」編
                   「感どうする経済館」編
8CH ニッポンの元気
山口県山口市
「いっしょにまちづくりをしましょう! 協働に向けた取り組み」
●お知らせ
6CH 大臣のほんね
松田大臣(科学技術政策担当、食品安全担当、IT担当)が登場します。
松田大臣に聞いてみたいことをお寄せください。
 「テーマ」欄に「松田大臣に質問」とご記入ください。
 100字以内で、3月25日(土)までにお願いします。
  ご記入はこちら
  http://www.kantei.go.jp/jp/forms/dokusha.html
※政府インターネットテレビ
  http://nettv.gov-online.go.jp/

小泉内閣の動き


防衛大学校卒業式で訓示 (06/03/19)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/19boudai.html
訓示の中で、国際テロ組織の活動が活発なことなど今日の国際社会の差し迫った課題を示すとともに、自衛隊の国際平和活動の意義を強調


小泉総理ラジオで語る 行革国会(06/03/18)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiradio/2006/0318.html


日本・マラウイ首脳会談 (06/03/17)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/17malawi.html  
ビング・ワ・ムタリカ大統領と会談し、マラウイ共和国に対する無償資金協力のための交換公文署名式に立会い


民間国連ヤング大使の表敬 (06/03/17)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/17young.html
開発途上国の薬物乱用防止活動を支援する寄付金贈呈のため、ウィーンの国連薬物犯罪オフィスに派遣される6名の中高生が小泉総理を表敬


東京発 日本ファッション・ウィーク開幕イベント (06/03/16)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/16fashion.html
第2回「東京発 日本ファッション・ウィーク」開幕イベントとして、参加デザイナーによる表敬、ファッション・ショーを観賞

キーワード解説
I C旅券

近年、パスポートの偽変造や成りすましによる不正使用が増加しています。
テロとの闘いが国際社会で大きな課題となっている中、より偽変造が困難で、安全性の高いパスポートの開発に各国が取り組んでいます。

すでに、ドイツ、オーストラリアなど9カ国で新しいパスポートが発行されていますが、日本では今月20日、新型パスポートを導入しました。

新型パスポートの一番の特徴はIC(集積回路)チップを搭載、氏名、国籍、生年月日などのほか、顔写真を電磁的に記録していることです。

このことにより、顔写真を貼り替えたパスポートを使用してもICチップに記録されている情報と照合することにより偽造を見破ることができるので、パスポートの偽変造が困難となります。

スキミングなどもされにくい仕組みとなっており、セキュリティ面でも安全対策を講じています。

新型パスポートは、今月20日以降申請分から発行されますが、今お持ちのパスポートは有効期間満了まで使用することができます。

また、新型パスポートの発行に合わせて、成田空港などでICチップを読み取る機器を試行運用する予定です。今後、機器の整備や技術が進歩することにより、さらに不正使用防止の効果が高まることが期待されます。

小泉内閣では、構造改革の柱の一つとして、「世界一安全な国、日本」の復活にむけて取り組んでいます。


外務省ホームページ (Passport A to Z)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/index.html
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編集後記

今週号は、先日、官邸で行われた「外国人から見た観光まちづくり懇談会」委員のセーラ・マリ・カミングスさんからの特別寄稿をお届けしました。小布施町の魅力にいち早く気付き、それを革新的とも言えるほどのアイディアで発信し続けるセーラさんのバイタリティには脱帽します。

私の地元、富山では、毎年9月に行われる「越中おわら風の盆」を本格的な通年の観光資源として整備して観光客を大幅に増やし、観光カリスマとして活躍していらっしゃる方がいます。日本全国で自分のまちの個性を活かした元気のあるまちがこれからもどんどん増えていくことを期待しています。

卒業式のシーズンです。これまで慣れ親しんだ世界から新たな世界に飛び出す期待と不安がないまぜになった複雑な気持ちを皆さんも憶えていらっしゃるのではないでしょうか。卒業を迎えられた方の前途が素晴らしいものとなるようお祈りいたします。
(じんえん)



経済産業省ホームページ(電気用品安全法の経過措置の一部終了に伴う対策について)
http://www.meti.go.jp/press/20060314004/20060314004.html


官邸エントランスの絵画
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0316b.html
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ご意見、ご感想
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小泉内閣メールマガジン 第226号 ======================= 2006/03/16

いまや県、市を経由せずとも、居ながらにして国の方針がわかる時代になりました。内閣からの情報を素材として掲載しておりますが、最新号については「本文は下記に」にお申し込みください。

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小泉内閣メールマガジン 第226号 ========================== 2006/03/16

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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] 
海外からの投資を歓迎

大臣のほんねとーく
石綿(アスベスト)による健康被害の救済についての取組  
(環境大臣 小池百合子)

特別寄稿
安全登山のすすめ 
(長野県警察山岳遭難救助隊副隊長、長野県警察本部 地域課航空隊 柄澤良一)
日本は好感度ナンバーワンの国
  (慶應義塾大学教授、内閣府特命顧問 島田晴雄)

政府インターネットテレビ番組ガイド
7CH改革続行中の新着情報 など

小泉内閣の動き
第8次交通安全基本計画の決定 など

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
海外からの投資を歓迎

小泉純一郎です。

先週のらいおんはーとでお話した、公務員の削減、国有財産の売却、政府系金融機関の改革、特別会計の見直しなどを内容とする行政改革推進法案を先週金曜日に閣議決定し、国会に提出しました。

「民間にできることは民間に」「地方にできることは地方に」という構造改革を進めて、「簡素で効率的な政府」をつくっていくための重要法案です。
予算の早期成立をはかるとともに、この法案の成立に全力を尽くします。

このところ、予算委員会の審議のために、官邸と国会を往復する毎日が続いていますが、その合間をぬって、海外からのお客さまとお会いしています。
今月は、韓国ハンナラ党の朴槿恵(パク・クネ)代表、アゼルバイジャン共和国のイルハム・アリエフ大統領、ジュリアーニ前ニューヨーク市長らとお会いしました。

韓国の朴代表とは、3月5日に行われたワールド・ベースボール・クラッシック日韓戦や民間交流拡大の話で盛り上がりました。あの一戦は韓国がファインプレーで勝ちましたが、今日、日韓は再び2次リーグで対戦します。
いい試合をして欲しいと思います。

アゼルバイジャン共和国のアリエフ大統領とは、技術協力協定を結び、友好とパートナーシップの発展について共同声明を出しました。アゼルバイジャンはカスピ海に面する人口約800万人、北海道くらいの大きさの国。豊富な石油資源を持ち、去年の経済成長率は26%。国連改革や鳥インフルエンザなど世界的な問題、50年先を見据えた両国の協力関係などについてじっくりと話し合いました。

ジュリアーニ前ニューヨーク市長とは、2年前、東京ドームでメジャーリーグの開幕戦が行われたときに一緒に始球式をしました。ニューヨークの犯罪を減少させ、米国同時多発テロ事件の際には高い危機管理能力を発揮したジュリアーニさんとは、野球の話ととともに、テロ対策や安全、安心な街づくりなど、話はつきませんでした。

お客さまは海外からばかりではありません。北海道からは、北方領土をテーマとした高校生弁論大会で優秀賞を受賞した二人の女子学生が官邸に来てくれました。人前で話をするときは、あがってしまったり、早口になってしまったりして、なかなか思うように考えていることを伝えられないものです。
お二人には、弁論大会での経験を活かして、これからも頑張っていただきたいと思います。

9日木曜日には、「対日投資会議」を開きました。外国からの日本への投資が増えると、日本が乗っ取られるのではないかなどという外資脅威論がでてきます。しかし、私はそうは思いません。

外国から日本への投資は、日本経済にあたらしい刺激を与えます。会議では、北海道にスキー場、ゴルフ場などのリゾートを建設しようと投資を始めたオーストラリアの企業の社長と大規模な店舗展開をはじめたスウェーデンの家具会社の社長から説明がありました。お二人とも日本の消費者にはあたらしい選択肢が増え、地元には新しい雇用機会がつくりだされることを強調していました。

外国から日本への投資を5年間で倍増させる計画は着実に進み、目標とする2006年末の計画実現がほぼ確実になったので、この際、もっと大きな目標をつくって外国からの投資を進めようと、2010年までに投資残高をGDP比でさらに倍増させて5%程度にしようという新しい目標をつくることにしました。日本を外国の企業にとっても魅力的な市場にする必要があります。

先週末から始まったパラリンピック、バイアスロンで金メダルと銀メダルをとった小林深雪選手、銅メダルの太田渉子選手、アルペンスキー銀メダルの大日方邦子選手をはじめ日本人選手の活躍のニュースが届いています。みなさんの活躍を祈っています。

大臣のほんねとーく
石綿(アスベスト)による健康被害の救済についての取組  
(環境大臣 小池百合子)

昨年10月20日のメールマガジンで、石綿(アスベスト)対策を政府一丸となって早急に実施することをお伝えしました。その後、国会での審議を経て、「石綿による健康被害の救済に関する法律」が成立。3月27日から施行されることになりました。そこで、今回は政府の石綿対策の最新情報をお知らせしたいと思います。

石綿は、「竹取物語」にも「火鼠(ひねずみ)の皮衣(かわごろも)」として登場し、古くはエジプトのミイラを保存する際にも使われたと伝えられるなど、長い歴史の中で、人類が広く利用してきた鉱物です。

石綿を人が吸い込むと、その繊維が肺に突き刺さり、中皮腫や肺がんの原因になることなどが分かってきています。石綿による中皮腫や肺がんといった症状は、石綿を吸い込んですぐに現れるのではなく、長い年月が経ってから現れます。例えば、中皮腫の場合、石綿を吸い込んでから発症まで平均で30〜40年かかるといわれます。

石綿を扱う工場で働いている方などに健康被害が生じた場合、仕事をしている中で石綿を吸い込んだのが原因だと認められると、労災保険から補償を受けられます。しかし、その御家族や工場の周りの住民の方などに健康被害が生じても、これまでは補償の対象にならず、医療費などを受け取ることができませんでした。

石綿による健康被害は広範かつ、その原因者の特定が難しい、発病後の容態が非常に悪いなど特殊な事情をもつことから、私自身も法案作成にあたった職員たちも民事上の責任と切り離して官民全体の費用負担での救済を図るとともに、スピード感のある対応を心がけてきました。

今回の法律により、労災補償の対象にならない人でも、石綿による中皮腫・肺がんと認められた人は、申請すれば、医療費や療養手当などの給付を受けられるようになります。石綿を吸い込んだ方がお亡くなりになった場合にも、御遺族の方が申請すれば、葬祭料やお見舞いの意味をこめた弔慰金を受け取ることができます。

また、石綿を吸い込んでから発症までが長いことから、疾患に気付くのに遅れたりして労災補償を請求する機会を逸している方のため、特別遺族給付金制度も設けました。対象となるのは、石綿による中皮腫・肺がんで亡くなった労働者の御遺族で、時効で労災の遺族補償の支給を受けられなくなった方です。

被害者の救済は迅速で隙間なく実施しなければなりません。法律の速やかな実施に努め、制度の内容や認定の申請手続きについてホームページ等を通じて周知徹底を図りたいと思います。




救済給付の申請受付は、(独)環境再生保全機構、環境省地方環境事務 所などで3月20日から開始します。特別遺族給付金の請求受付は、労働 基準監督署などで行います。申請手続きなどくわしくは、機構(フリーダイヤル120-389-931)または最寄りの労働基準監督署まで、お問い合わせください。


環境省ホームページ (アスベストに起因する健康被害の救済と対策)
http://www.env.go.jp/air/asbestos/index.html


大臣プロフィール
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/051031/11koike.html

特別寄稿
安全登山のすすめ
(長野県警察山岳遭難救助隊副隊長、長野県警察本部 地域課航空隊 柄澤良一)

かつて冬山遭難といえば登山中の事故が大半でしたが、今はスキーヤー・スノーボーダーの山岳での事故が増加しています。

2月6日午前11時頃、北アルプスでスノーボーダー(30才代)が立木に激突し頭蓋骨を骨折する遭難が発生。同行していたスノーボーダーからの通報を受けて、ヘリ救助専従員として航空隊で勤務している私は直ちにヘリに搭乗して現場に向かいました。

雪面には何本ものシュプールが刻まれていましたがなかなか遭難者を発見できません。捜索開始から30分、私達の目に飛び込んできたのは、白い雪面にくっきりと浮き上がる赤い鮮血と微動だにしないで横たわる遭難者の姿でした。

辛うじて立木に引っ掛かっていましたが少しでも体を動かせば谷底に落ちてしまうほどの急斜面。「頼むから動かないでくれ」と祈りながらヘリからワイヤーで現場に降下、着地して「大丈夫か」と声をかけたその時、遭難者が突然もがき出したのです。

遭難者と私の転落を防ぐため、すぐにピッケルを雪面に突き刺して必死で遭難者を押さえました。ヒヤッとする場面で、一歩間違えば遭難者とともに私自身も滑落してしまうほど厳しい救助活動でした。

遭難者を無事にヘリに収容し病院に搬送した結果、一命は取りとめましたが、社会復帰には長い時間がかかるとのことです。

遭難の多くは不注意や判断の甘さから発生しています。

昔から登山では「セルフレスキュー」が基本と言われています。できれば登山者全員が救助の知識と技術を身に付けて頂きたいのですが、なかなか難しい現状です。

しかし、「事故を未然に防ぐ」という意味でのセルフレスキューは誰でもできます。ルートや地形の十分な把握、装備品の点検、積雪状況や天候の確認などしっかりとした計画と準備、登山届の提出や気象条件の変化に対応した適切な判断など山のルールやマナーを守る気持ちで登山に臨んでもらいたいと思います。

助けを求める者がいれば、私達は全力で救助に向かいます。しかし、遭難救助の主役は救助隊でもヘリコプターでもなく、事故を起こさないように心がける登山者自身だと思うのです。


遭難者の救助活動
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0316a.html


執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/karasawa.html

日本は好感度ナンバーワンの国
(慶應義塾大学教授、内閣府特命顧問 島田晴雄)

日本は世界の国々に好かれているのか、それとも嫌われているのか。私達が日頃、なんとなく気にしているこの疑問に正面から答える世界の世論調査の結果が、最近、発表された。

この調査は米国のメリーランド大学と英国のBBCが共同で昨年の10月から12月にかけ世界の33カ国で行ったもので、とくに二つの結果が興味を惹く。

ひとつは、日本は世界でもっとも好感されている国だ、ということだ。世界に好影響を与えていると答えた人々が多い国が33カ国中、31カ国もあった。いまひとつは、日本が悪影響をあたえていると考える人々が多いのは中国と韓国の二国ということだ。

日本のメディアなどでは、常日頃、日本は国際的な信用や信頼を得ていないとか、日本は世界で果たすべき役割を果たしていないとか、存在感がないとか、自己否定的な論調が多いが、この調査結果はそれとはかなり異なる。

この結果は、世界で活躍するビジネスマン、留学生、あるいは観光客など、世界各地で受け入れられて仕事をし生活をしている普通の日本国民の実感にむしろ近いのではないか。

日本が好感されている背景には、世界に浸透するすぐれた工業製品、寿司など健康的な日本食や簡素で美的な生活文化、経済援助、そして侵略をしない平和国家、などの理由がありそうだ。

小泉政権は、観光や対日投資の促進にとくに力を入れているが、より多くの外国人観光客が日本を訪れて楽しみ、また、より多くの外国企業が日本での経済活動で収益を挙げることで、世界各国の日本への理解と好感度がさらに高まると期待される。

日本を好感する世界の人々が多いというこの結果が正しいなら、私達はこれまでの日本のあり方にもっと自信をもって良いし、好感されている日本の良さをもっと伸ばせばよい。

一方、中国と韓国では日本に対する悪感情をもつ人々が多いようだ。隣国との関係は経済的にも地政学的にも大変重要なので、悪感情の原因を良く分析し、好感をもつ人々が増えるよう様々な工夫と努力が必要だ。

ただ、この調査では、米国に対するメキシコ、フランスに対する英国、ロシアに対するポーランドなど、隣国に対しては悪感情をもつ人々が多いという結果が出ており、隣国関係の難しさは日本だけの問題でもなく、また、今に始まったことでもないという事実は冷静に認識しておきたい。

筆者はこの14年間、日韓中国の学生研究交流を推進してきているが、そこでは大学生達がパソコンを使って国境を越えた密接な知的交流を進め、最終段階の国際会議では兄弟以上に親しくなる。

逆に情報や交流の機会の乏しい地域や階層の人々は、知識や実感がないために、教条的な日本非難に流されやすい。中国や韓国に対しては、日本は正しい実態認識をふまえて、効果的な取り組みをキメ細かく進める必要があるだろう。


執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/simada.html

   
政府インターネットテレビ番組ガイド
新着情報 (06/03/09〜15)

1CH らいおんウィークリー (06/03/06〜12)
日本・アゼルバイジャン首脳会談、対日投資会議、北方領土高校生弁論大会受賞者の表敬 など
2CH ビデオで見る総理 日本・アゼルバイジャン首脳会談
7CH 改革続行中
起業にかける若き挑戦者たち




竹中直人(構造改革の成果と挑戦)
1円起業」編
コンビニがもっと便利に」編
コミュニティスクール開始」編
8CH ニッポンの元気
埼玉県川越市 「わが街川越川越の伝統産業を守る人々〜」
9CH タウンミーティング・ダイジェスト 

ニート問題を考える(枚方)
地球環境(仙台)
10CH CMライブラリー   
治安対策 「こどもの防犯」編
   


3月17日(金)から23日(木)まで全国のテレビ局でも放送します。
※政府インターネットテレビ
  http://nettv.gov-online.go.jp/

小泉内閣の動き


第8次交通安全基本計画の決定 (06/03/14)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/14koutu.html
中央交通安全対策会議で、平成18年度から22年度までの5年間の交通安全に関する施策の大綱である「第8次交通安全基本計画」を決定



日本・アゼルバイジャン首脳会談 (06/03/10)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/10azerbaijan.html
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2006/03/10azerbaijan.html
イルハム・アリエフ大統領と会談し、両国間の友好とパートナーシップの一層の発展に関する共同声明に署名、共同記者発表


対日投資会議 (06/03/09)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/09tousi.html
小泉総理は「日本が外資にとって魅力のある国にしなければ日本はよくなっていかない。」と挨拶


北方領土高校生弁論大会受賞者の表敬 (06/03/09)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/09hoppou.html
第20回北方領土高校生弁論大会で優秀な成績をおさめた高校生が小泉総理を表敬

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編集後記

先週号のキーワード解説で取り上げましたが、4月1日から、電気用品のうち、テレビや冷蔵庫など一部の製品については、安全性を示すPSEマークがなければ販売できないことになります。このことを知らなかったという方も少なからずおられるようです。この制度は平成13年に決められ、これまで実施が猶予されていたものです。

制度の周知が十分にされていなかったのではないかとの声があることを真摯に受け止め、政府は、PSEマークの検査に必要な機器を中小事業者に対して無料で貸出すこと、希少価値の高い特別の電子楽器などについて簡単な手続きで売買ができるようにすること、相談窓口を強化すること等、新制度への移行を円滑にするための対策を急遽実施することとしました。皆様のご理解・ご協力をお願いします。

官邸では、小泉総理の発案で、多くの絵や彫刻が飾られています。先週の土曜日には、玄関に桜の絵が掛けられました。東京の桜の開花までは、いま少しかかりそうですが、官邸は一足先に桜を楽しんでいます。
(じんえん)



経済産業省ホームページ(電気用品安全法の経過措置の一部終了に伴う対策について)
http://www.meti.go.jp/press/20060314004/20060314004.html


官邸エントランスの絵画
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0316b.html
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ご意見、ご感想
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先週号の結果はこちらから
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小泉内閣メールマガジン 第225号 ======================= 2006/03/09
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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] 
簡素で効率的な政府

大臣のほんねとーく
証券市場 (金融担当大臣 与謝野馨)

特別寄稿
茶の心の交わり
(日本・国連親善大使、(財)日本国際連合協会会長、裏千家前家元 千玄室)

政府インターネットテレビ番組ガイド
沓掛大臣への質問募集中 など

キーワード解説
PSEマーク
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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
簡素で効率的な政府

小泉純一郎です。

3月2日、来年度予算案が衆議院を通過し、参議院での審議が始まりました。ようやく景気が回復の道を歩み始めたいま、これを確実なものにしていくためにも、予算を年度内に成立させなければなりません。

予算委員会では、朝9時から昼の1時間の休憩をはさんで夕方5時までの1日7時間、委員会室に座りっぱなしですが、参議院においても委員からの質問にていねいに答弁することを心がけて、審議に臨みたいと思います。

予算とならんで、この国会での大切な議題は、行政改革です。「行革推進国会」と言ってもよいと思います。「民間にできることは民間に」という考え方にたって国の仕事を見直し、国民のみなさんの税負担を軽くする「簡素で効率的な政府」の実現を目指します。

まず、政府の規模を大胆に縮減するために、公務員の数を5年間で5%程度減らすことにしました。いままでも毎年のように公務員の削減に取り組んできましたが、最も減らしたときでも年間0.1%程度しか減らすことはできませんでしたから、毎年1%、5年間で累計5%減らそうというのは、とても難しい目標です。過去5年間、平均して毎年500人程度公務員を純減させてきたのを、いままでの6倍の毎年3000人以上減らすということですが、頑張って実現させたいと思います。

政府系金融機関も改革します。いままで各省の行政分野などにあわせていくつもあった政府系金融機関は、1つに統合し、残りは完全民営化します。
平成13年に道路公団の民営化など特殊法人改革に取り組んだとき、与党からも「政府系金融機関だけは一指たりとも触らせない」という強い反対がありましたが、5年たったいま、ようやくこの改革に手をつけることができました。

国有財産の売却もどんどん進めます。東京都心にある公務員宿舎や国有地など、これから民間に売却したり有効に活用していく方針で、既に、具体案をつくるように指示をしました。

一般会計の分野では、平成10年度に14.9兆円あった公共事業費を平成18年度には7.2兆円にまで減らすなど大幅な歳出削減を進めてきました。しかし、国の財政には、一般会計のほかに、特別会計というものがあり、特別会計の歳出については、まだ見直すべきことがたくさんあります。今後5年をめどに、現在31ある特別会計の数を半分から3分の1程度に大幅に削減することにしました。

公共的な仕事でも、民間にできることは民間にお願いしようということで、ハローワークの就職支援や刑務所の周辺警備などの仕事を民間に委託することを始めました。こういう動きをもっと他の分野にまで広げていこうと思っています。

行政改革に政府が一体となって取り組み、そしてこの動きを後戻りさせることなく進めることができるように、今国会に行政改革推進法案を提出します。早期に成立するよう努力して、着実に行革を進めてまいります。

明日からイタリア・トリノで障害者のみなさんが競うパラリンピックが開幕します。日本からは、90名の選手団が参加します。選手のみなさんの活躍を祈っております。

大臣のほんねとーく
証券市場 (金融担当大臣 与謝野馨)
 
近年、証券市場に関する国民の皆さんの関心が高まっています。証券市場は我が国経済活動の重要な基盤であり、一般の投資家が多数参加する場であることから、公正・透明で信頼されるものであることがとりわけ重要です。

それだけに、昨今、ライブドア事件や東京証券取引所のシステム障害といった問題が発生していることは、大変残念なことです。

金融庁は、今国会で、投資家保護のための横断的法制を整備するため、いわゆる投資サービス法案(「証券取引法等の一部を改正する法律案」等)を提出する予定です。この中で、ファンド(組合)の規制や罰則の強化など、証券取引に関する不正行為の防止にしっかり取り組んでいきたいと考えています。

また、証券取引所が投資家に信頼されるよう運営されることも重要です。
このため、2月以来、私は証券取引所のあり方について外部有識者の方から直接意見を聞く場として、懇談会を開催しています。

そこでは、証券取引所のシステムの整備等や証券取引所のガバナンスのあり方といった点について御意見を頂戴しており、2月23日には、それまでの議論の論点を中間的に整理したものを発表しました。懇談会の皆さんには今後とも様々な議論を進めていただき、そのご意見を行政の参考にしていきたいと考えています。

ライブドア事件に関連して、証券取引等監視委員会の機能や体制が話題になっています。中には、監視委員会の権限や独立性が弱いためにライブドア事件で同委員会が十分な役割を果たさなかった、との批判もあるようです。

しかし、現実には、監視委員会は金融庁から独立して業務を行っており、今回の事件も含め、米国のSEC(米国証券取引委員会)にもひけを取らない権限を活かして日頃より最大限の努力と貢献をしていると思います。

もちろん、歴史・ノウハウの蓄積、優秀な人材の集積などでまだまだ充実していかなければならない面があることも事実です。この点については、これまで以上に努力を重ね、「市場の番人」として更に国民の皆さんの信頼を高めていくことを期待しています。



金融庁ホームページ
(証券取引所のシステム整備のあり方等に関する論点整理(第一次))
 http://www.fsa.go.jp/news/newsj/17/syouken/f-20060223-4.html


大臣プロフィール
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/051031/15yosano.html

特別寄稿
茶の心の交わり
(日本・国連親善大使、(財)日本国際連合協会会長、裏千家前家元 千玄室)

年の初め、東京に於ける裏千家恒例の初釜式が挙行されました。その第一席目では、着物姿の小泉総理が正客をつとめられ、ご出席の皆様方がお濃茶を和気藹々のうちに召し上がり、まさに一碗から平和を寿ぐ素晴らしい雰囲気でした。

耐震強度偽装問題や子どもを巻き込んだ犯罪など世の中に思わしくないことが次から次に起こる中で、私は茶道人として千利休が提唱した「和敬清寂)」の心構えが現在の日本人に必要だと感じています。何も皆が茶道を習わなくてはいけないと言っているのではありません。「和敬清寂」が持つ意味・雰囲気を理解してもらう事が肝要だと言うのです。

昨年9月5日に「日本・国連親善大使」の委嘱を受けました。これは私が世界中に「一碗からピースフルネスを」の言葉を携え日本の伝統の中にある優しさ・思いやり・もったいないと感じる心を広めていった為であり、これからも国連における日本の立場を一層理解してもらわなくてはならないからだと思っています。

2002年には、家元としての献茶式をカンボジアのアンコールワットでいたしました。あの痛ましい事で犠牲になられた方々に対し一碗のお茶をお供えしカンボジアの平和を祈念いたしました。その後、シアヌーク国王・同妃殿下、そしてフンセン首相にもお茶を差し上げ、共に未来を語り素晴らしい会合を持つことが出来ました。

私は茶道人として、一碗のお茶を持って、どんな国のどんな方に対しても分け隔てすることなく、平和の為、その国の未来の為に文化交流・親善交流以上の成果を上げてきたと思っております。それは、一碗のお茶を勧めあう、この勧めあう時こそが風俗・習慣・言葉の壁を越え、ほんとうの人間の真実に触れ合うことだと経験してきたからです。

小泉総理には私のそうした意味での平和外交を出来る限り活用していただきたいと望んでおります。

2003年に家元を16代に譲りましたが、終生茶道人として厳しい修道とそれに伴う人間形成につとめ他の人の幸せの為に尽くすことを使命としています。

政治家を始め社会で指導的立場にある人は、すべからく教養の高い文化人であってほしいと思います。

素晴らしい礼儀作法を心得ている古代の哲人ロークマンは皆がそれを何故なのかと尋ねた時、「人がやっている事をみて自分が嫌だと思う事、そういうことを私自身がしないように努めている、それだけです。」と答えています。

素晴らしい教えだと思います。人のふり見て我がふり直せ、という言葉が日本にもあります。今の日本人はそれが必要です。一碗のお茶がそこで大切になるのです。





和敬清寂
 「」:和するという平和の思想
 「」:お互い差別のない人間同士の触れ合い
 「」:浄めるということ。心の汚れを取り静かな心をもつこと
 「」:どんなときにも動じない態度と心をもつこと


アンコールワットでの献茶式など
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0309a.html


執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/sen.html

政府インターネットテレビ番組ガイド
新着情報 (06/03/02〜08)

1CH らいおんウィークリー (06/02/27〜03/05)
イラン外務大臣表敬、総合科学技術会議、H18予算案衆議院可決など
3CH

総理からのメッセージ
総理インタビュー(平成18年度予算案衆議院可決を受けて)
6CH 大臣のほんね
川崎二郎厚生労働大臣(後編)
〜川崎大臣の「ほんね」抜粋〜
川崎




・・・団塊の世代の代表として、社会をいい方向に変えていきたい。5年、10年、政治は大変だろうと思うけれども、しっかりやりたいと思っています。全力投球で社会保障制度、そして次の世代のために頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。・・・
7CH

改革続行中
学校、福祉からロボットまで広がる特区
8CH

ニッポンの元気
鹿児島県「かごしま地域塾で学ぼう!〜受け継がれる地域の宝〜」
9CH

タウンミーティング・ダイジェスト
大学と地域再生 タウンミーティング イン 神戸
お知らせ 6CH>大臣のほんね
沓掛大臣(国家公安委員会委員長、防災担当、有事法制担当)が登場します。
沓掛大臣に聞いてみたいことをお寄せください。
「テーマ」欄に「沓掛大臣に質問」とご記入ください。
100字以内で、3月11日(土)までにお願いします。
ご記入はこちら
 http://www.kantei.go.jp/jp/forms/dokusha.html

※政府インターネットテレビ
  http://nettv.gov-online.go.jp/

キーワード解説
PSEマーク

PSEマーク)とは、電気用品安全法によって平成13年4月1日以降、電気用品に付けることが義務づけられているマークです。対象は電気こたつ、冷蔵庫、テレビ、音響機器など450種類あります。

テレビなど平成13年4月1日以降に製造されたものでしたら、裏を見ていただければPSEマークが付いているものがあると思います。これは製品の安全性を示すマークです。

電気用品は「PSE」というマークにしましたが、他の製品も安全性を表すマークは「PS〜」に統一しました。これは消費者が一目でその製品が安全であることをわかるようにするためです。

また、火災など重大事故を起こしかねないような危険な製品を製造・販売した場合には、政府は事業者に対して強制的に回収(リコール)を命じることができることとなりました。これは安全性の観点から、政府の事後チェック機能を強化するためです。

事業者は、対象ごとに定められた猶予期間が過ぎれば、PSEマークが付いてない電気用品を販売することができなくなります。テレビ、冷蔵庫など259製品は、5年間とされた猶予期間が今月31日に終了するため、4月1日からPSEマークのないものは販売できなくなります。

この制度は事業として製造・販売などを行うことを規制するものですので、例えば自分で使うために購入した製品を必要がなくなったから販売を行う場合であれば、PSEマークが付いていない製品でも販売できます。

ただし、一度に大量に販売したり、何度も繰り返し販売する場合には、販売の事業と見なされ、販売業者と同様の規制がかかります。

対象となる製品や猶予期間など、詳細については、下記リンク先のホームページをご覧いただくか、経済産業省にお問い合わせください。
及びはProduct Safety、はElectrical Appliance & Materials



経済産業省ホームページ
(電気用品安全法のお問い合わせ・ご相談・届出等窓口)
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/outline/madoguchi.htm


経済産業省ホームページ (電気用品安全法のページ)
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/
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編集後記

先週、平成18年度の予算案が衆議院を通過し、6日から参議院での審議が始まりました。国会の内外で前代未聞の騒ぎとなったメール問題も、ようやく終息しつつあります。参議院での予算審議、そして行政改革推進法案や医療制度改革法案などの重要法案の審議が円滑に進むよう、さらに気を引き締めて臨んでまいります。

先週号でお届けした「食育」に対しては、「食育という言葉を初めて知った」という方や、「親の食に対する意識も変えることが必要」「食育は確かに大切だが、まず家庭のあり方を正さなければいけない」「安全な食材をそろえられることが第一」というご意見まで、たくさんの反響がありました。
政府は朝食を欠食する児童を5年間で0%とすることを目指すことなどを盛り込んだ食育推進基本計画を本年度中に決定する予定です。食育をメールマガジンで取り上げたことで、少しでも皆さんに食育に関心を持っていただき、ご自身の食生活を見直すきっかけになったとしたら幸いです。
(じんえん)

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ご意見、ご感想
今週号の感想はこちらから (3月12日まで)
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内閣官房副長官 長勢甚遠
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小泉内閣メールマガジン 第224号 ========================== 2006/03/02

★☆ 沓掛大臣への質問を募集します! ☆★

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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] 
格差社会

大臣のほんねとーく
住宅・建築物の耐震性向上への取組み (国土交通大臣 北側一雄)
  

特別寄稿
食育のすすめ (服部栄養専門学校校長、医学博士 服部幸應)

政府インターネットテレビ番組ガイド
大臣のほんね」 中馬大臣、川崎大臣 など

小泉内閣の動き
道州制のあり方に関する答申の手交 など

キーワード解説
食育

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
格差社会?

小泉純一郎です。

2月26日、トリノ・オリンピックが閉幕しました。フィギュアスケートでは、荒川静香選手が見事な演技で金メダルを獲得、電話で直接お祝いの言葉を伝えました。スケーティングもよかったですが、プッチーニのオペラ、トゥーランドットの選曲がまたよかったと思います。

アルペンスキーでは、皆川賢太郎選手と湯浅直樹選手が4位と7位に入り、日本人として50年振りに入賞をはたしました。私もスキーは好きなので、テレビを観ていて思わず力が入りました。皆川選手と3位の選手との差はわずか0.03秒。50年前の銀メダリスト猪谷千春さんによれば、30センチの差だそうです。本当に惜しかった。これからに希望が出てきましたね。

持てる力を出しきることができた選手も、思うようにいかなかった選手も、頑張っている姿に感動しました。

アメリカの代表としてフィギュアスケートのペアに出場した井上怜奈選手、お父様が肺ガンで亡くなられ、自らも肺ガンの宣告を受けながらアメリカ国籍をとってオリンピックに出場。すばらしい演技をされましたが、人生そのものがもっとすばらしく感動的ですね。これからも頑張っていただきたいと思います。

ほかにも、多くの選手がけがや病気、スランプを人一倍の努力で乗り越えていることを知りました。選手のみなさんには、これからも競技に、またこれからの人生に、体を大事にして、頑張っていただきたいと思います。

最近、「改革には光と影がある。構造改革を進めた結果、社会の格差がひろがった。」という声をよく耳にします。

どの国にも、どの時代にも、ある程度格差はあると思います。そういう中で、どのようにして活力ある国にしていくのか。一人ひとり持てる能力はそれぞれ違うわけですから、その力をどうやって活かしていくのか。

私は、一人ひとりの違い、多様性というものを認めながら、それぞれの能力を高めていく努力をうながし、創意工夫を発揮できるような社会、努力が報われる社会を作っていくことが望ましいと考えます。

基本的には、企業も国も地域も個人も、自らを奮いたたせて、自分のことは自分でやるんだという「自らを助ける精神」と、他人に迷惑をかけないよう「自らを律する精神」、この「自助と自律」の精神をもって行動することが、どのような時代にあっても大切なことではないでしょうか。

同時に、どうしても自分の力だけではやっていけない人々に対して、どうやってお互いが助け合うのか、あるいは公の機関なり国が支援の手を差し伸べるのか、これが大事です。

改革を進めようとすると、現状に満足している人、あるいは現状に慣れてしまっている人は、「現状維持がいい」と言いますが、どのようにして多くの人が活力を発揮でき、自ら持つ潜在力を顕在化できるチャンスをたくさん提供する社会にしていくのか、そのための改革を進めてきました。

挫折した人も、一度や二度の失敗にくじけず、「失敗は成功のもと」と考え、また挑戦できるような社会にしていくための改革が必要だと思います。

大臣のほんねとーく
住宅・建築物の耐震性向上への取組み (国土交通大臣 北側一雄)

平成7年の阪神・淡路大震災に続き、新潟県中越地震、福岡県西方沖地震など近年大地震が頻発しており、大地震はいつどこで発生してもおかしくない状況にあります。

地震災害によって亡くなられた方々の多くが住宅や建築物の倒壊によるものであり、住宅や建築物の耐震化は、国全体の緊急課題として強力に推進すべき課題です。このため、政府は、今後10年間で、耐震性が不十分な住宅を現在の「4戸に1戸」から「10戸に1戸以下」に減らすという目標を決めています。

住宅や建築物の耐震化を進めるためには、国民の皆さんが、自らの問題、地域の問題として積極的に取り組んでいただくことが不可欠ですが、国土交通省としては、次のとおり施策の充実を図っています。

昨年秋の特別国会で改正した「建築物の耐震改修の促進に関する法律」が1月26日に施行されました。改正法では、地方公共団体に耐震改修促進計画の策定を義務づけ、耐震化の目標を設定した上で、学校・病院など公共建築物の耐震化、建築物の所有者に対する指導や助言、相談体制の整備など各種施策に計画的に取り組んでいただくこととしています。

また、予算面では、住宅・建築物耐震改修等事業を大幅に拡充し、地震発生時の緊急輸送を確実に実施するために必要な道路の沿道建築物の耐震改修に対する補助制度の創設や、これまで地域が限定されていた耐震改修を全国の市街地において実施できるよう措置するなどの対策を講じています。

さらに、税制面でも耐震改修を後押しするため、平成18年度税制改正において耐震改修促進税制を創設し、旧耐震基準により建設された住宅等の耐震改修を行った場合に所得税の税額控除や固定資産税の減額等が行われるよう措置しています。

このような取組みを進める中で、建築物の安全性を第一に考えるべき建築士によって構造計算書の偽装がなされたことは誠に残念なことであります。

この問題に対しては、マンション居住者等の安全と居住の安定を最優先に総合的な支援策を講ずることにしておりますが、あわせて、徹底的な実態究明と建築確認・検査制度等の総点検を実施し、必要な制度の見直しを行うなど、再発防止に向けた対策に取り組んでまいります。

私は、国民の皆さんのご理解とご協力をいただきながら、住宅・建築物の耐震性向上を目指して、こうした諸施策を総合的かつ効果的に推進し、安全・安心社会の確立に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。



国土交通省ホームページ
 (建築物の耐震改修の促進に関する法律の一部を改正する法律)
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/07/070125_4_.html


大臣プロフィール
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/051031/10kitagawa.html

特別寄稿
食育のすすめ (服部栄養専門学校校長、医学博士 服部幸應)

平成17年7月、「食育基本法」が施行されました。私は15年前から「食育」をテーマに活動をしてきましたが、このような形で実を結んだことを大変喜ばしく思っています。

なぜ、今、食育が必要なのか。ことの発端は17年前、私が校長をしている栄養士・調理師学校の新入生に、たまたま「1週間食べたものを日記に書くように」と伝えたことでした。その結果を見て呆然としました。「栄養バランスの悪い食事」「朝食抜き」「ダイエット」等ひどい結果だったのです。

将来、食にたずさわることを志す若者ですらこれでは、とガクゼン。そこで、2年後、卒業前の学生に前回と同様の調査をした結果、改善されていたのは、たったの6%でした。

もちろん彼らに理想的な献立を組み立てさせた場合は80〜90点と十分理解しているのです。頭で理解できても、幼い頃からの生活習慣は変えられないのです。この十数年、子どもたちの狂暴な事件が多発し社会問題にもなっています。事件を起こした子どもの中には食生活の乱れが影響していると思われることも多いのです。

家庭で食卓を囲んでも、各々が自分の好きな物だけを勝手に食べるバラバラ食の家庭も増えてきています。これらの習慣がきっかけで自分勝手な子どもになってしまい、他人への心配りや協調性も育たない、挨拶もまともにできない子どもが当然のように育つ環境が、いつのまにか日本全国に広まってしまったようです。

「食育基本法」とは、こうした状況を何とかしなければという思いが、実を結んだものなのだと思います。「食を通じた人間教育」で、8歳頃までにしつけを完了することで、年を経ても、その頃からの習慣は崩れにくくなるようです。

「食育」というのは、生涯教育の大きなテーマでもあります。食べることは生きることと切っても切れない関係です。人は毎日食事をし、それは命のもとになります。この大切な問題を、今まであまりにおろそかにしてきたツケが、今、様々な社会問題として顕在化しています。

心のこもったコミュニケーションの手段としても食事を大切に考えて頂きたい。私の心からの願いなのです。


執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/hattori.html


政府インターネットテレビ番組ガイド
新着情報 (06/02/23〜03/01)

1CH らいおんウィークリー (06/02/20〜26)
冬季パラリンピック壮行会、経済財政諮問会議、中央防災会議 など
ドイツ外相表敬、党首討論、金メダリスト荒川選手を祝福 など  
小泉総理ラジオで語る−ネットTV版− H18.2.18放送
6CH 大臣のほんね


中馬大臣
(規制改革、行政改革、構造改革特区・地域再生担当) (後編)  
〜中馬大臣の「ほんね」抜粋〜
中馬










(公務員の人件費が高いという意見について)必ずしも仕事を本当に一生懸命やってくれたら、別に今の給料がやたら高過ぎると私は思っておりません。それよりも、仕事をしてくれた方がいいと思うんですが、数が多いんですよ。だから、数を減らして、要らない仕事は勿論これをやめてもらって、そして本当に必要なところは人員を置きますから、それで配置転換とか、転勤は素直に従っていただく。そうすれば、勿論首を切ることなく、一つの時代に合わせた形になっていく。公務員制度の改革もこれから始めていかなければいけません。それも今回の法律に規定をいたしております。・・・
川崎二郎厚生労働大臣 (前編)

7CH

改革続行中
   大学力(パワー)で地域再生!(前編・後編)
8CH

ニッポンの元気
東京都品川区 「しながわの小中一貫教育
10CH CMライブラリー



ひろがる、NIPPON構造改革「コンビニで薬」編、「1円起業」編、「インターネット」編
防災「気合で地震対策」編

※政府インターネットテレビ
  http://nettv.gov-online.go.jp/

小泉内閣の動き


道州制のあり方に関する答申の手交 (06/02/28)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/02/28chihou.html  
諸井地方制度調査会会長が道州制の具体的なイメージを制度設計とともに示した「道州制のあり方に関する答申」を手交



知的財産基本法の施行の状況及び今後の方針の決定等 (06/02/24)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/02/24tizai.html
知的財産戦略本部で、「知的財産基本法の施行の状況及び今後の方針について」を決定後、知的財産推進計画2006の策定について意見交換

キーワード解説
食育

食育という言葉をご存じでしょうか。

小泉内閣では、食育基本法に基づき、政府をあげてこの課題に取り組んでいます。

現在、国民の食生活について、栄養の偏り、不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加、過度の痩身志向などの問題、さらに、「食」の安全上の問題や、「食」の海外への依存の問題が指摘されています。

こうした中で国民に、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践していただくことが取組の目的です。

食育という言葉は古くから使われていたようです。明治31年、軍医、石塚左玄が書いた「通俗食物養生法」の中に「学童を持つ人は、体育も智育も才育もすべて食育にあると認識すべき」との記述が見られます。

また明治36年には当時の報知新聞編集長、村井弦斎が「食道楽」の中で、「小児には徳育よりも、智育よりも、体育よりも、食育がさき。体育、徳育の根元も食育にある」と指摘しています。

政府は昨年6月に「食事バランスガイド」を作成しました。これは、国民一人ひとりがバランスのとれた食生活を実現していくことができるよう、食事の望ましい組み合わせやおおよその量をわかりやすくイラストで示したものです。

読者のみなさんも、まずは「食事バランスガイド」で日頃の食事をチェックしてみてはいかがでしょうか。

政府では、食育についての国の基本的な方針・目標などを盛り込んだ「食育推進基本計画」を策定することとしており、現在「食育推進基本計画案」に対する意見を募集しています。ぜひ一度内閣府ホームページをご覧いただき、積極的に意見を出していただきたいと思います。


政府広報オンライン (食事バランスガイド)
http://www.gov-online.go.jp/movie/mv_group/f_food_guide.html


内閣府ホームページ (「食育推進基本計画案」に対する意見募集)
http://www8.cao.go.jp/syokuiku/public.html
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編集後記

今週号は、「食育」をテーマに特別寄稿とキーワード解説をお届けしました。食育と聞くとなんだか難しそうに聞こえますが、その季節の旬の自然の食材を美味しくいただくという、これまでごく当たり前に行われてきたことがまさに食育なんだと思います。

自分が子どもの頃、春先に一番美味しいと思ったのは「ふきたち菜」です。
当時、富山では、稲刈り後の田に菜の花や大根、蕪などの種を播くのですが、芽を出した菜は雪の下に埋まって冬を越し、雪解けとともに「ふきたつ」ように大きくなるのです。だから、やわらかくて甘いのでしょう。その「ふきたち菜」で作ったおひたしが美味しかったことを今でも忘れられません。
明日は桃の節句です。お子さんたちの健やかな成長を祈りたいと思います。
(じんえん)

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ご意見、ご感想
今週号の感想はこちらから (3月5日まで)
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