小泉内閣メールマガジン 第240号 ======================== 2006/06/29
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小泉内閣メールマガジン 第240号 ============================ 2006/06/29
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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] 
北米訪問

大臣のほんねとーく
日本発のイノベーションを目指して (科学技術政策担当大臣 松田岩夫)

特別寄稿
クールビズに乗せて、かりゆしウェアを全国、そしてアジアに
(沖縄県衣類縫製品工業組合理事長 大坪愼治)
国民の意見を即、実践したタウンミーティングの凄さ!!
(富榮未来塾代表兼就職部長、タウンミーティング・サポーター 坂本和子)
政府インターネットテレビ番組ガイド
タウンミーティング・ダイジェスト少子化社会を考える」 など

小泉内閣の動き
沖縄全戦没者追悼式への出席

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
北米訪問


小泉純一郎です。

一昨日東京を出発して、カナダの首都オタワに来ています。昨日は、途中トロントに立ち寄り、アメリカとカナダの国境を流れるナイアガラの滝を見ました。以前、アフリカのジンバブエに出張した際にビクトリアの滝を見たことがありますが、世界の三大滝と言われるとおり迫力のある雄大な滝でした。日本各地には多くの滝がありますが、あれだけの大きい滝は見当たりません。世界中の観光客をひきつけるのもうなづけます。

今日は、これからハーパー首相との首脳会談を行い、夕方にはアメリカのワシントンに入ります。明日は、朝早くからブッシュ大統領との首脳会談、夕方には晩餐会などが予定されています。

両首脳とは、日本とカナダ、日本とアメリカの二国間関係だけでなく、世界の平和と発展、テロ、感染症など幅広い話題について、話し合うことにしています。

出発前日の26日の月曜日、国と地方の財政を健全化するための歳出・歳入一体改革を決定しました。

日本経済が発展していくためには、財政の健全化と経済成長戦略を車の両輪として進めていかなければなりません。これまでも随分歳出の削減を続けてきましたから、これからさらに削っていくことは大変だと思います。しかし、「改革なくして成長なし」、改革を続けていくことによってしか日本の再生と発展はありません。

遅くともサミットが始まる前の7月中旬までに、歳出・歳入一体改革と経済成長戦略を盛りこんだ方針を「骨太の方針」として閣議決定することにしています。

先週末から、九州、四国地方を中心に大雨が続き、各地で被害が発生しました。警戒を強め、政府一体となって対策に万全を期すよう指示して出発しました。みなさんも気持ちを引き締めて、備えを怠らないようにしていただきたいと思います。


大臣のほんねとーく
日本発のイノベーションを目指して
(科学技術政策担当大臣 松田岩夫)

今、日本では、人口の減少や高齢化が急激に進んでいます。また、海外に目を転じれば、欧米諸国に加え、アジア諸国との間でも競争が激化しており、日本は非常に厳しい状況にあると言えましょう。

私たちの生活をより豊かにするために何よりも必要とされる経済成長は、科学技術を一層発展させ、新たな発明・発見を新製品・サービスなどの社会・経済的価値につなげることによってこそ実現できます。これこそ、経済成長の原動力たるイノベーション(*1)です。

例えば、最近の高性能で携帯可能な画像・音楽機器の中には、約30年前に岩崎俊一・東北大学教授(当時)が世界に提案した垂直磁気記録方式によるハードディスクドライブを活用することによって開発されたものがあり、2010年には、世界での市場規模は3.3〜6兆円に拡大すると見込まれています(*2)。

政府は、現行の「第3期科学技術基本計画」で、科学技術によるイノベーションの創出をとりわけ重視しており、6月14日の総合科学技術会議で、日本発のイノベーションの加速に向け、官民両部門の全体を視野に入れ、政府各省をリードしていく「イノベーション創出総合戦略」を決定しました。

まずは、優れた研究開発によりイノベーションの種を増やします。このためには、世界的に優れた研究者を引き付けるような、世界トップレベルの研究拠点を日本に作っていきます。

次に、種を実へ育て上げる仕組みを強化します。産業と大学が基礎研究の段階から協働して10年後の世界市場を狙う、産学の本格的な研究協力を大きく拡大します。

さらに、イノベーションを結実させる政策を強化します。せっかくの良い研究成果でも、誰もが新製品やサービスを使うのには二の足を踏むものです。
政府が新技術製品を調達するなど、呼び水的役割を強化し、イノベーションへの挑戦を励ましていきたいと思います。また、ベンチャー企業をもっと応援したいと思います。

最後に、例えばライフサイエンスの研究成果を新薬の創造につなげる上で必要となる治験制度などの改革を促し、イノベーションを加速する点も戦略の大きな柱です。

日本発のイノベーションにより世界をリードしていく国、「イノベーター日本」を実現していくためには、このような様々な政策を実行していくことが必要です。これによって、日本の科学技術を豊かな水源地として、経済・社会に向かって、また世界に向かって、洋々と流れるイノベーションの大河を作り上げるのが私の夢です。



 イノベーション(innovation)とは、科学的発見や技術的発明を発展させ、
  新たな社会的価値や経済的価値を生み出す革新をいう。
 インフォメーションテクノロジー総合研究所の試算による。


内閣府ホームページ (イノベーション創出総合戦略)(PDF)
 http://www8.cao.go.jp/cstp/output/iken060614_1.pdf


大臣プロフィール (科学技術政策担当大臣 松田岩夫)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/051031/17matuda.html

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特別寄稿
クールビズに乗せて、かりゆしウェアを全国、そしてアジアに  
(沖縄県衣類縫製品工業組合理事長 大坪愼治)

地球温暖化対策の一環として昨年、環境省からクールビズが提唱されたのは、どなたの記憶にも新しいことでしょう。平成17年4月の発表の後、6月1日の衣替えの日はマスコミをはじめ日本中が、閣僚のクールビズウェアに注目しました。

そのクールビズ初日、小泉純一郎首相が着用されたのが、沖縄の「かりゆしウェア」だったのです。それによって「かりゆしウェア」は日本全国にその名を知られることになったのでした。

そもそも「かりゆしウェア」とは、長い夏を快適に過ごすために沖縄で生まれた、ビジネスシーンにも通用するウェアで、沖縄で昭和45年より観光業界を中心として作られた、「沖縄シャツ」が起源となっています。その後県庁内などで普及し始め、平成元年に沖縄県が中心となり「沖縄らしいウェアの推奨」を決議、平成2年に名称を公募した結果、沖縄の言葉で「おめでたい」「縁起が良い」意味の「かりゆし」の名が採用されたのです。

その後毎年「かりゆしウェア」普及キャンペーンを実施しましたが、いまひとつブーム到来には至りませんでした。またウェアのネーミングも統一されていませんでした。

そんな中、2000年九州・沖縄サミットを目前にし、普及のチャンスが訪れました。そこで、再度ウェアネーミング検討委員会を発足、「かりゆしウェア」のネーミング統一を徹底し、商標登録も済ませました。

そして2000年サミットにおいて、G7の各国首脳に着用して頂く好機を得たのです。これが起爆剤となり、現在沖縄県で「かりゆしウェア」は、県民のビジネスウェアとして定着するに至りました。

沖縄の「かりゆしウェア」は、全国のクールビズのさきがけだったのです。

本年5月末、温暖化防止のメッセージの発信を目的に東京で開催された『COOL ASIA 2006』には、閣僚やアジア各国の大使とともに稲嶺沖縄県知事もモデルとして「かりゆしウェア」を着て参加しました。

私たちは今、「かりゆしウェア」の認知度が高まったこの機会を捉え、全国、そしてアジアに「クールビズ」、沖縄産「かりゆしウェア」を広めると同時に沖縄産天然繊維(月桃や珊瑚繊維)を活用したウェアの開発に努めることにより、環境の改善に少しでも貢献していきたいと考えています。


かりゆしウェア着用の様子
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0629a.html
政府インターネットテレビ(4CH)でユニークなクールビズ・ファッションを紹介
 http://nettv.gov-online.go.jp/view_moviePlay.php?programID=571
執筆者の紹介
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/ootubo.html

国民の意見を即、実践したタウンミーティングの凄さ!!
(富榮未来塾代表兼就職部長、タウンミーティング・サポーター 坂本和子)
編集部注



筆者は、平成14年に行われた「雇用創出タウンミーティングイン大阪」、平成16年の100回突破記念タウンミーティングに出席。また、タウンミーティング・サポーターとしてタウンミーティングを応援しています。
18年前、母子のビジネスセンターを始めて以来、私は仕事に就けない方々の学びと就職のサポートに一貫して取り組んできました。私自身のミッション=使命は、「決して寝たきりをつくらない日本!!」をテーマにした、健康増進産業で活躍できる人材の育成と、雇用の創出と考えています。

母子家庭は今や100万世帯を超えたと聞きますが、母子家庭のお母さんは、就職が難しかったり、また、生活を支えるために十分な収入を得ることができない現実があります。「子供は国の宝」です。お母さん方に働く場を提供し、その全国展開そして拡大も重要な使命と確信しています。

そんな中、平成14年、大阪で開かれたタウンミーティングに登壇者として参加し、私は、「お母さんが明るくしっかりと働けるように、またフリーターや中高年の方も職業訓練の機会を得られるように、『時代のニーズに合わせた訓練内容』に大きく変革することによって、『雇用のミスマッチを防ぎ、雇用拡大の成果が上る』」と発言しました。

そのタウンミーティング後まもなく、職業訓練のメニューに、今ますます需要の高まる「健康増進産業」や「未病予防法」など以前よりニーズに合ったきめ細かいものが並ぶようになりました。そのおかげでお母さん方の就職も決まりやすくなりました。本当に私の意見が即、実践されたとは!信じられませんでした。自分の意見を直接大臣に伝える機会を与えてもらえるタウンミーティングは、これまでにない可能性があると確信しました。

小泉内閣発足とともにスタートしたタウンミーティングも、本年6月16日に5周年を迎えました。これまでの5年間のタウンミーティングで「国民との直接対話」という機会を創出されたことにより、「国民の目線に合った政策」を進められ、「国と国民の連携」の基盤が築かれたと考えています。

今後も、この基盤を土台にして、国民の明るい未来を切り拓くためのタウンミーティングとして、続けられることを願っております。

編集部注
タウンミーティング・サポーター
これまでタウンミーティングに出席された方などを中心に、タウンミーティングについて国民の皆様により親しみを持ってもらうため活動していただいている方々です。

「5周年 タウンミーティング イン 東京」(7月24日開催)は、現在参加者募集中です。詳しくはこちらを参照下さい。
 http://www8.cao.go.jp/town/tokyo180724/index.html


執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/sakamoto.html
 
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[編集後記] 

今、小泉総理の外国訪問に同行して、最初の目的地であるカナダの首都、オタワに来ています。小泉総理はハーパー首相との首脳会談などの公務をこなし、次の目的地、ワシントンに向かいブッシュ大統領との首脳会談に臨みます。

今回の日米首脳会談は、自由と民主主義、市場経済、基本的人権、法の支配といった共通の価値観をもつ両国首脳が国際社会の直面する様々な課題について意見交換をする極めて有意義な機会です。首脳会談の模様を正確に同行記者団に伝えるのが私の役目です。「世界の中の日米同盟」を更に強固なものにする今回の首脳会談。私も緊張しています。

小泉総理は、出発の前日には経済財政諮問会議で歳出・歳入一体改革について夕方まで議論。出発当日にも閣議、第1回行政改革推進本部・第3回政策金融改革推進本部の合同会議に出席。帰国後は休む間もなく財政・経済一体改革会議での歳出削減についての議論をはじめ、骨太の方針や概算要求基準の決定など重要事項が目白押しで、国会閉会中とはいえ、まさに合間を縫っての外国訪問です。

慌ただしい日が続きますが、気を抜くことなく、職務にまい進したいと思います。
(じんえん)
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政府インターネットテレビ番組ガイド
新着情報 

1CH らいおんウィークリー (06/06/19〜25)
イラクの陸上自衛隊撤収を発表、沖縄全戦没者追悼式、大関白鵬関表敬、通常国会閉会後の会見、対日投資会議、少子化対策会議、犯罪対策閣僚会議 など
2CH ビデオで見る総理
沖縄全戦没者追悼式への出席
4CH

English Version
   COOL ASIA 2006
8CH

ニッポンの元気
愛知県豊橋市 「健康のまちづくり 糖尿病抑制運動スタート」
9CH タウンミーティング・ダイジェスト   
少子化社会を考える(千葉)
農政改革と国際農業交渉(札幌)

11CH

トピックス
 私、犬です。〜地球温暖化〜


政府インターネットテレビ
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小泉内閣の動き


沖縄全戦没者追悼式への出席 (06/06/23)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/06/23okinawa.html
式典で「私たちは、二度と悲惨な戦争を経験することがないよう、将来にわたって平和を大切に守っていかなければなりません」と挨拶
 
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ご意見、ご感想
今週号の感想はこちらから (7月2日まで)
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小泉内閣メールマガジン]

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総編集長:
編集長:
発  行:
内閣総理大臣   小泉純一郎
内閣官房副長官 長勢甚遠
内閣官房内閣広報室
  (〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)


小泉内閣メールマガジン 第239号 ======================== 2006/06/22
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小泉内閣メールマガジン 第239号 ============================== 2006/06/22

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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] 
イラク派遣自衛隊撤収決定
らいおんインタビュー」(後編)

特別寄稿
総理のメディア (雑誌編集長 田中里沙)
小泉メルマガ5周年おめでとうございます  
(アトリエ沙羅有限会社代表取締役 粕谷尚子)
知ってもらうことの大切さを知る
(国際緊急援助隊医療チーム 看護師 林晴実)

政府インターネットテレビ番組ガイド
ビデオキャスティング配信 など

小泉内閣の動き
子ども安全・安心加速化プランを了承 など

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
イラク派遣自衛隊撤収決定

小泉純一郎です。

20日、政府は、イラクのサマーワ地域に派遣している陸上自衛隊の部隊を撤収させることを決定しました。

イラク人自身によるイラクの政府が立ち上げられたこと、陸上自衛隊の諸君が活動をしているイラクのムサンナー県の地域の治安の権限がイラクの新政府に移譲されたこと、さらに、米国をはじめ多国籍軍、そしてイギリス、オーストラリアなどと緊密に協議した結果、サマーワ地域における日本の陸上自衛隊による人道支援、復興支援活動が一定の役割を果たしたと判断をした結果、撤収することを決定いたしました。

陸上自衛隊の部隊の撤収後も、航空自衛隊の部隊は、国連と多国籍軍への支援を行うための活動を継続します。そして、自衛隊の行う人的貢献とともに「車の両輪」として進めてきたODAによるイラク復興のための支援も、米国はじめ世界各国、国連、そしてイラク政府と密接に協力して、今後とも進めてまいります。

自衛隊は、サマーワ地域で、給水活動、医療活動、学校・道路改修事業などの支援活動を行い、イラク市民の生活基盤の復旧と復興に大きな役割を果たすことができたと思います。イラク政府からも、住民からも、高い評価と信頼を受け、感謝のうちに撤収することができるということは、大変良かったと思います。

自衛隊の諸君一人ひとりが、日本国民の善意を実行する部隊なんだ、という強い自覚の下に、それぞれが汗を流して厳しい環境の下で活躍してくれたおかげであり、私は、自衛隊諸君に対して、心からの敬意と感謝を表明したいと思います。

自衛隊の活動が円滑になされるように、様々な配慮をしていただいたイラク政府、住民、そしてアメリカ、多国籍軍、イギリス軍、オーストラリア軍、そしてオランダ軍、それぞれの政府、国民に対し、厚く御礼を申し上げます。

現在イラクでは、イラク人が、自らの力によって、イラク人自身による国づくりに努力しています。この努力に対して、日本として何ができるのか。
日本は、各国と、そして国連とも協力しながら、イラクの必要な国づくりにできるだけの支援を続けていきたいと思います。

将来、イラクが安定した政府をつくり上げたときに、イラク国民が一番苦しいときに、日本の政府も国民も自分たちの国づくりに手を貸してくれたんだなと評価されるように。

国民みなさまのご理解、ご支援を今後ともよろしくお願いいたします。


小泉内閣メルマガは、6月14日で創刊5周年を迎えました。これを記念して編集部が行った小泉総理へのインタビューの模様をお伝えします。

らいおんインタビュー」(後編)
クールビズ
インタビュアー
―――
今日もクールビズのすてきなピンクのシャツですけれども、2年目になって、もう慣れましたか。
小泉総理
そうですね。一度ネクタイを外すと、ネクタイをするのが嫌になってしまいます。
―――
お客様が来られたときはネクタイをつけると以前おっしゃっていましたね。
小泉総理
外国首脳がネクタイをしてほしいというときには、それに合わせてネクタイをします。ネクタイをしないことで「失礼だな」と思われるのもまずいですし、ネクタイをすることは1つの正装というか、相手に礼を失しないという考え方があるでしょう。

相手が来られる前に、「今、日本はクールビズの期間ですけれども、よかったら軽装でいかがですか、ネクタイを好まれるんだったらネクタイをしてもいいですよ」と伺って、相手に合わせて、ノーネクタイでいいという人はノーネクタイ、ネクタイをしてほしいという人はネクタイをして、お迎えします。
―――
シャツは、ご自分で選ばれるんですか。
小泉総理
選んでくれたものを着ています。
―――
あまり好みはないんですか。
小泉総理
そうですね、そんなに派手でなければいい。あまり目立たない、普通のクールビズ、ノーネクタイならいいです。

【これからの課題】
―――
先週で国会も終了しましたが、今国会をふり返ってどうでしたか。
小泉総理
今国会は行政改革推進法案。これは、「民間にできることは民間に」、「地方にできることは地方に」という行革の理念、方針を示したものです。
郵政民営化が去年実現して、これからも引き続き行政改革を進めていかなければならないでしょう。これから先の進むべき道を示した法律です。
―――
今後の課題については、どうですか。
小泉総理
今後の課題はやはり財政再建もあるし、景気の回復、デフレの克服、これらは誰が政権を取っても、どの政党が政権を担当しても避けられない大きな課題ですね。
―――
本当に借金大国になっていますものね。
小泉総理
どんな施策をするにしても、財源がないとできない。

歳出を切ろうという総論はみんな賛成ですけれど、自分の関係するところは予算を切らないで、よそのところを切ってくれというのが人情でしょう。
だから、「増税は嫌だ」という大合唱になっても、無駄があるから歳出をカットしろといったって、自分に関係のあるところは無駄じゃないとみんな思っていますから、歳出カットがなかなかできないのです。

 これを理解してもらいながら進めていくことは、これからもっと難しくなります。今まで削りに削ってきたから、もう削るのをやめてくれという声が出ています。歳出カットが嫌なら増税しかないんですよと言うと、増税は嫌だと。これはどの政党が政権をとってもこれから逃げることはできないですね。
―――
財政再建に対して総理が5年間やってきたことというのは、やはり歳出カットをされたということですか。
小泉総理
増税もしないで予算も増やさないで、できるだけ無駄な部分をカットしていこうと頑張ってきました。そうじゃないと、どんどん借金を増やすか、増税をせざるを得ませんから。

しかし、そういう中にあっても、将来の日本にとって大切な社会保障と科学技術予算は増やす。メリハリをつけてやってきました。

増税だけに走れば財政再建はできますけれども、全体の経済、景気をダウンさせてはいけない。両方の目配りをしなければいけません。これはなかなか政治経済の難しいところなんです。理論だけではうまくいかないんです。

学者から見れば財政再建のためには増税をしなさい、消費税を上げないのは無責任だと言うけれども、国民一般感情はそうではないでしょうね。経済全体をにらんでいかなければなりません。

普通だったら予算を増やさないと、公共事業を増やさないと景気が悪くなります。総理就任したときは、この不景気に不良債権処理を進めたら、ますます企業は倒産しますよ、失業者は出ますよと言われました。

しかし、5年間不良債権処理を進めてきました。「公共事業を増やせ」という声を抑えて、これを減らして、景気が回復してきました。しかも税収も見積りより多くあがってきている。ここが経済の難しいところであり、さまざまな意見の中でどの道を選択するかが難しいところなんです。

食育
―――
ところで、今月は食育月間です。スローガンは、「みんなで毎日朝ご飯」。こういうことは大事だと思いますけれども。
小泉総理
特に子どもには大事なことですね。しっかりと朝ご飯を親と一緒に食べる、家族と食べる。エネルギー源ですから。

今、太り過ぎを警戒する人もいますけれども、子どもはやはりしっかりご飯を食べなければ、活動の源泉ですから。食の重要性というものは、これからますます強調していかないといけません。薬があるからいいんだとか、補助食品があるから、栄養食品があるから、それで済まそうというのではなく、基本的には食べる。いい素材をバランスよく、手料理を家族につくってもらって食べる。それがやはり健康の基本ですからね。

学校や企業の中でも朝ご飯を食べない人が多いから、朝の食事も用意するところができたと聞きましたが、これはいいことですね。
―――
総理は食べていらっしゃいますか。
小泉総理
朝は軽いですね。ココアと果物ぐらいです。
―――
メルマガ読者へ食についてのアドバイスは何かございますか。
小泉総理
今は、食や健康についての情報がたくさんありすぎて、自分はどうしたらいいのか迷うかもしれませんけれども、基本は、よく食べて、適当に運動して、十分休養をとるという三原則。

それでも体が悪くなったらお医者さんへ行くとか、薬を飲むのはいいですけれど、この三原則をしないで、忙しい、忙しいと働くと病気になってしまいます。

食生活、適度の運動、十分な休養、この三原則があって初めていい仕事もできる。暴飲暴食をしたり、薬があるからいいんだとか、お医者さんに診てもらえばいいんだとか、そういうことではなくて、普段の生活ですね。

読者の方々も、まず健康に勝る財産なし、正しい食生活、適度の運動、十分な休養、これを忘れないで、あまりくよくよ考えずに頑張っていただきたいと思います。
―――
総理はお忙しくて、なかなか休養はとれないのではないですか。
小泉総理
休養はとるようにしていますよ。できるだけ土日は休養をとるように心がけています。寝だめはできますから(笑)。これは大事ですよ。

休養というのは、免疫力を付けるんです。人間の中には、自分で治す自然治癒力がありますから、その自然治癒力を高めるためには、食生活、休養、適度な運動が大事なのです。それにできるだけ心がけてきたから、あまり病気もせず、この5年間もったのかなと思っています。

人間だれだって悩みがありますから、くよくよしたってしようがない。

メルマガの5年間をふり返って】
―――
5年間やっていらして、思い出に残ることは。
小泉総理
毎週、毎週、時間がたつのが早いなと、またメルマガの日か、とやっているうちに日が過ぎてしまいました。5年間もあっという間ですね。
―――
メルマガを続けてこられて、国民との対話が進んだという手ごたえをしっかり感じていらっしゃいますか。
小泉総理
そうですね。これだけ続いているということは、読んでくださる方がそれだけいるということで張り合いが出ますね。メルマガという一つのコミュニケーション手段は、やはり今の時代に合ったのでしょうか。

毎週、メルマガを熱心に読んでくれている読者のみなさんに、できるだけわかりやすい話をしようと思って心がけているんです。これからもメルマガを通じて、内閣の政策をわかりやすく工夫しながら話ししていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。
―――
ありがとうございました。
小泉総理
ありがとうございました。
らいおんインタビューの様子
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0615a.html



小泉総理記者会見(官邸ホームページ)
イラク派遣の自衛隊撤収等
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2006/06/20kaiken.html


第164回通常国会終了を受けて
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2006/06/19kaiken.html



小泉総理の記者会見の様子は、政府インターネットテレビ3CHでご覧になれます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/

特別寄稿
総理のメディア (雑誌編集長 田中里沙)

私は、広告・マーケティングの専門雑誌の編集長をしています。専門分野のご縁から十年近く政府広報の政策評価に関わらせていただいていますが、小泉内閣が広報や宣伝などのコミュニケーションの力を信じて重視し、本腰を入れて取り組んできた実績は大きいと感じています。

「市民のメディア」とも呼ばれるインターネットの特性を活かして、メールマガジンを比較的早期から開始したり、政府インターネットテレビを開設したりという試みは非常に新鮮です。国民と直接の接点をつくり、一次情報を発信して理解を得ようという行動が、従来の形式的な情報公開を超えたと見ています。

最初はこのメルマガを、「とはいえ、きっと堅苦しくて、読みづらいだろう」と想像し、心して読み始めたのですが、かなり親しみやすく、生活や仕事の中で関心のもてる項目が並んでいました。
 
小泉総理からのメッセージは、タイトルがユニークです。「ひとつ2000円のりんご」(2004/12/09)、「格差社会?」(2006/03/02)、「かっこいい日本」(2006/04/13)という具合。「つかみ」が上手で、文章を読むと、タイトルからは想像のつかなかった話が展開され、いろいろな意味で「サプライズ」があります。

寄稿テーマは、「食育」「耐震強度偽装問題」「子育て支援」など、一般のメディア報道の動向を見ながら、迅速に発信しようと努力されていることが窺えます。政府の対応が強く問われる問題が、その渦中に掲載されると、広報姿勢に好感が持てるものです。

もう少し踏み込んだ情報や解説がほしいと思う面もありますが、引き続き、読者にとって最善のタイミングで公開をしてほしいと思います。
 
今後の発展のためには、これまで以上に読者の声などを丁寧に紹介し、メルマガがどのように読まれ、どんな影響を与えているかという情報が政府と読者の間で共有できると一層の盛り上がりが期待できるのではないかと想像しています。

現代に誕生した、国民と内閣をつなぐ貴重なコミュニケーションチャネルですが、メディアとしてもその価値が高まっていくことを願っています。


執筆者の紹介
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/tanaka.html
小泉メルマガ5周年おめでとうございます
(アトリエ沙羅有限会社代表取締役 粕谷尚子)

小泉メルマガ5周年おめでとうございます。毎週木曜日に配信されてくるメルマガを楽しみにしています。 

もう一年半ほど前になりますが、私の文章を小泉メルマガ171号に掲載していただきました。

資本金一円でも会社をつくれる特例のおかげで、ウェディングドレスの会社をつくることができました。働いた経験も少ない60歳を過ぎた普通の主婦にも会社を起こせた、という内容です。
 
思いがけず、「感動した」「涙が止まらなかった」といった感想が届きました。「あの人に出来たのなら私にも出来るかもしれない」と思った方がたくさんいらしたそうで、そういう形でお役に立てたのはとても嬉しいことでした。

メルマガでご紹介いただいたおかげで、まだお相手が決まっていない方からウェディングドレスの注文のご予約をいただくというびっくりするような
こともありました。

この寄稿がきっかけで昨年8月に官邸で行われた200号記念座談会にゲストとして招いていただいたことも貴重な思い出です。

読者の方々からの質問にきちんとお答えすることができるかしら、お役に立てるのかしらと不安で一杯でした。ありのままの自分を見ていただくしかないと思い、勇気をだして質問にお答えしました。つたない私の言葉を評価していただき、喜んでいただけたことは生涯忘れることはないでしょう。

座談会が行われたのは 郵政民営化法案の採決の日でした。法案が否決され衆議院の解散と言う嵐のような大変な日でした。そのなかを小泉総理が私たちと記念撮影をするために駆けつけてくださり、一人一人と笑顔で握手をしてくださいました。

総理のメルマガにかける思い、そんな大変な日でも国民一人一人と交わることを大切に思ってくださる温かいお気持ちに接して、心の底から感動しました。

こんなに素晴らしい機会を与えていただけたのも、ほんのちょっと勇気を出して「起業」という一歩を踏み出したからです。

「一円起業」が特例ではなく、これからは誰でも資本金を集める苦労をしなくても起業できることになりました。勇気を出して一歩を踏み出す人が増えることによって、日本の未来が明るくなるのではないかと楽しみにしています。


執筆者の紹介
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/kasuya.html

知ってもらうことの大切さを知る  
(国際緊急援助隊医療チーム 看護師 林晴実)

私は小泉内閣メルマガ第180号にて、スマトラ津波被災地での国際緊急援助隊医療チームの活動について書きました。この数年、世界では自然災害が多く、小泉内閣のもとで派遣された国際緊急援助隊の出動先は現時点で実に11カ国、医療チームは14チームに及びます。

救助チーム、専門家チーム、自衛隊部隊も合わせると31チームが派遣され、資金を送るだけでなく「人を送る」国際貢献が積極的に行われたことがわかります。そしてただ存在を示すにとどまらず、実際に日本人はどの地の働きにおいてもその真摯な姿勢や親切さが現地の方々に愛され、日本びいきの方を海外に増やしたことは確かです。これらは外交の礎石となっていくも
のと思います。

このメルマガの特徴は、読者から感想や意見を送信できるのに加え、5段階評価のアンケートにも答えられるようになっている点です。毎号700件以上の意見が寄せられるそうで、それを毎週丁寧に整理される編集部にも頭が下がります。おかげさまで感想の中には私どもの働きを初めて知ったというお声も多く、全国のあらゆる年齢層から温かい励ましや深いご理解を賜りました。

 今までは外務省関係者や災害医療関係者にしか知られていなかった私どもの存在について広く知っていただく機会となったようで、この一介の看護師にも講演依頼などをいただくようになり、安請け合いをしてあちこち出かけていくようになりました。

 しかも総理が同号に国際緊急援助隊について書いて下さったことから、英語版を読んだ海外の知り合いからも反響があり驚きました。メルマガを通じた発信力と、それに対し世界のどこからでも即座に意見を返せるインターネットの力を感じました。

小泉内閣はこのコミュニケーション手法に既に5年前の時点で着目していたわけであり、改めて広報というものの重要性を教えられた思いです。この内閣と国民との直接のやりとりは互いの財産となるものと信じています。私自身も寄稿させていただいた思い出と皆様からいただいた励ましを宝にしてまいります。 


執筆者の紹介
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/lin.html

 
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[編集後記] 

国会は18日に閉会しました。国会終了後の小泉総理の衆議院各党へのあいさつ回りに私も同行しましたが、総理に同行していつも感じるのは、総理の歩く速度が早いこと。歩幅が広いのか、回転が速いのか、どちらなのか分かりませんが、最後まで全力で駆け抜ける小泉総理の熱意をこんなところにも感じました。

今週火曜日、政府は陸上自衛隊のイラク撤収を正式決定しました。平成16年1月に派遣がスタートしてからこれまでの約2年半、1人の犠牲者も出すことなく、また、一発の銃弾も撃つことなく活動を終えることができるのは、大変すばらしいことです。給水支援や医療支援、道路や学校といった施設の復旧・整備など、その活動ぶりがサマーワの人びとはもとより世界各国から高く評価されていることを誇りに思います。

夏場には60度を超えるという気温や砂あらしなど、過酷な環境や大変な緊張の中で活動に当ってこられた隊員の皆様には心から感謝と敬意を表します。撤収を終え、無事、日本に笑顔で帰ってこられるのをお待ちしています。 
(じんえん)



自衛隊によるイラク人道復興支援活動(UNDER THE SAME SKY)は政府インターネットテレビ11CHでご覧になれます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/
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政府インターネットテレビ番組ガイド
新着情報 

1CH らいおんウィークリー (06/06/12〜18)
第164回通常国会閉会、本国会で最後の答弁、薬物乱用防止キャンペーンで松浦亜弥さん表敬、世界経済フォーラム・東アジア会議レセプション主宰 など
3CH 総理からのメッセージ
  
イラク派遣の自衛隊撤収等
第164回通常国会終了を受けて
小泉総理ラジオで語る -通常国会を終えて-
8CH

ニッポンの元気
大阪府吹田市「子育て広場へようこそ!」
9CH タウンミーティング・ダイジェスト   
地震への対策を考える (仙台)
農政改革と国際農業交渉 (東京)
道州制 (福岡)

12CH 防災チャンネル(新設)
  2004年自然災害の記録(地震編)


政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/
お知らせ
総理からのメッセージや映像を、お手持ちのパソコンや携帯動画プレーヤーに自動的に取り込むことができる新しいサービス『ビデオキャスティング』が本日スタート!
イラク派遣の自衛隊撤収
第164回通常国会終了を受けて
小泉総理ラジオで語る -通常国会を終えて-

  を配信します!詳しくはこちらをご覧下さい。
     http://www.kantei.go.jp/jp/videocasting/


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小泉内閣の動き


子ども安全・安心加速化プランを了承 (06/06/20)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/06/20hanzai.html
小泉総理は「『世界一安全な国、日本』を復活させるためには、地域の連帯、官民の協力、各省庁の連携、国際的な協調が不可欠」と強調


新しい少子化対策を決定 (06/06/20)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/06/20syousika.html
少子化社会対策会議で、すべての子育て家庭を支援することなどを柱とした「新しい少子化対策」を決定


対日投資促進策の推進についてを決定 (06/06/20)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/06/20tousi.html
5年間で対日直接投資残高をGDP比倍増という目標の達成にむけて取組を一層加速するため、「対日投資促進策の推進について」を決定


 
小泉内閣総理大臣の談話
 (サマーワに駐留する陸自部隊の撤収等) (06/06/20)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2006/06/20danwa.html


小泉総理ラジオで語る 通常国会を終えて (06/06/17)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiradio/2006/0617.html


薬物乱用防止キャンペーンキャラクターの表敬 (06/06/16)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/06/16yakubutu.html
薬物乱用防止を一層推進する「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」開始を前に、キャンペーンキャラクターの松浦亜弥さんが小泉総理を表敬
世界経済フォーラム・東アジア会議2006年総理主催レセプション
(06/06/15)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/06/15economic.html
小泉総理は「アジアの可能性に富んだ国とともに日本も経済活性化のため改革を進めていきたい」と挨拶
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ご意見、ご感想
今週号の感想はこちらから (6月25日まで)
  メールマガジンの登録者が対象です。
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先週号の結果はこちらから
 (6月28日まで)
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小泉内閣メールマガジン]

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総編集長:
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内閣総理大臣   小泉純一郎
内閣官房副長官 長勢甚遠
内閣官房内閣広報室
  (〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)


小泉内閣メールマガジン 第237号 ======================== 2006/06/08
いまや県、市を経由せずとも、居ながらにして国の方針がわかる時代になりました。内閣からの情報を素材として掲載しておりますが、最新号については「本文は下記に」にお申し込みください。

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最新号
小泉内閣メールマガジン 第238号 ============================== 2006/06/15

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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] 
らいおんインタビュー」(前編)

大臣のほんねとーく
初代編集長としてメルマガを振り返る (内閣官房長官 安倍晋三)
政府インターネットテレビ番組ガイド
ビデオキャスティング先行配信 など

小泉内閣の動き
知的財産推進計画2006を決定 など

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]


小泉内閣メルマガは、6月14日で創刊5周年を迎えました。これを記念して編集部が行った小泉総理へのインタビューの模様をお伝えします。
らいおんインタビュー」(前編)
【創刊5周年を迎えて】
(インタビュアー)
―――
よろしくお願いいたします。メルマガも、もう5周年ですね。
(小泉総理)
よく続いていますね。依然として160万部以上出ているのですから大したものです。ありがたいことですね。100万部出ている週刊誌、月刊誌というのは、そんなにないでしょう。みなさんのおかげです。

【サッカーW杯】
―――
12日のサッカーW杯、日本とオーストラリア戦はごらんになりましたか。
(小泉総理)
見ましたよ。最初から緊張して見ていて、自分でわかるんですね。いすに座っていながら力が入ったり、手を握りしめたり、それで最後にこれは勝ったかなと思った途端でしょう。3点ダッと入れられてしまって。残念でした。
本当に、残念でした。

サッカーの勝ち負けは紙一重。強いシュートが入らない場合もあるし、軽いシュートが入る場合もある。最後まで気を抜けないと実感しました。

ゴールキーパーの川口選手もよくしのいでいたし、10番の中村選手がゴールを入れたから、よかったなと思っていたんですけれども。最後のところでちょっとあけてしまったところを、うまく突かれましたね。
―――
ジーコ監督とお会いになってユニフォームをもらわれましたね。
もしかして、あれを着て応援なさったんですか。
(小泉総理)
いや、いや、着てはいませんでした。でも、そばに置くというか、かけてありますよ。
―――
きっと日本中が12日の試合を残念に思っていると思いますが、総理の視点で次回なり今回の試合を総括していただけますか。
(小泉総理)
気分を切り換えて、勝負は勝つときもあれば負けるときもあるんですから、くよくよしないでやることです。WBCの野球だってそうでした。1、2戦は負けて3戦目に勝ったんですから。開き直ってやればいいんですよ。勝敗は時の運。持てる力を全部出して頑張ればいいんです。
―――
サッカーはよくごらんになるんですか。
(小泉総理)
最近はよく見ていますよ。日本戦以外の試合も見ています。たくさん見ていると、いい試合かどうかわかります。日本チーム以外もみんな強豪でしょう。いい試合は日本の選手が出なくても面白いですよ。

野球にしても、ゴルフにしても、格闘技にしても、スポーツは面白いですね。WBCのときも熱が入りましたね。イチロー選手を始め、韓国の選手、またキューバの選手、最後までハラハラどきどき見ていました。

【国内視察】
――― 
最近は、3週連続、休み返上で福島、沖縄、北陸といらっしゃいましたが、何か印象的な思い出はありますか。
どこも印象的でしたよ。「わたしの旅百選」といって、ここに行けば日本の歴史とか文化とか伝統に触れながら旅を楽しめますよというところ、国民に知ってもらいたい日本のいいところ約100件を選びました。旅行関係者、旅に関する有識者、旅行好きの皆さん、そういう方々から1,000件近くいただいた応募の中から選んだものです。

最初に行ったのが、百選のベストワンに選ばれた能登や、金沢、高岡。温泉もいいし、九谷焼とか輪島塗、更には名園と言われる兼六園、みんないいところでした。

百選に選ばれたものだけでなく、応募してくれたものはみんな文化庁に照会すればすぐ出してもらえます。1日で日帰りできるところ、あるいは2、3日旅行できる人、何回も繰り返して2、3年がかりで回ってもいいという人、いろんな旅のスタイルに合うように選んでいます。

実は、これは、フランスのシラク大統領から示唆を受けました。シラク大統領が日本を訪問されたときに、その話が出たんです。

日本人は、今、年間約1,600万人外国へ出かけていきますが、外国の皆さんは、日本に600万人ぐらいしか来てくれない。パリだけで年間5,000万人の人々が世界から来ているそうです。日本の10倍ですよ。

だから、日本にももっと多くの外国人に来てもらいたいのですけれども、私が、「海外からの、観光客受入数が世界トップのフランスの大統領として何かいい知恵はないか」と聞いたら、「日本にはいっぱいいいところがあるじゃないか」と言われました。「第一に、食事がおいしい、寿司だけじゃない。食事がおいしいことは、旅の一番の楽しみなんだ」と。

シラク大統領は、日本に50回も来ているそうです。世界の首脳で日本に50回も来ている首脳はいないですよ。シラク大統領は相撲が好きだけれども、相撲だけではなくて縄文文化、弥生文化から江戸時代から、何しろ私よりも日本の歴史をよく知っているんです。

そんなシラク大統領のアドバイスは、「日本だって歴史、伝統、外国とは違ったいいものがたくさんある。だから、そういう外国にない日本の良さを発信すべきだ」と。「その発信が足りない。だから、日本人も知らないのではないか」ということでした。

そうかと思って、早速、河合文化庁長官にシラク大統領の話を紹介して、「みんな旅好きなんだから、外国人に来てもらうためだけではなくて、日本人だって楽しめるような、旅をしながら日本の歴史、文化、伝統に触れるような、どういういい地域があるか公募してみて下さい」と、それで選んでもらったのが「わたしの旅百選」です。

全部は行けないけれども、月1回ぐらいは時間を見つけて、旅を楽しみがてら、地域振興に役立てばと思って行ったんです。

2回目は福島の会津、野口英世記念館。先日アフリカのガーナを訪ねたとき、野口英世賞を考えたでしょう。今、野口英世賞という賞が日本にはありますが、これは日本の医学者に与える賞なんです。

アフリカで病気に悩んでいる人はたくさんいる。世界の中でもね、一番病気や困難を抱えている地域ですね。野口英世博士もノーベル賞の候補になりましたが、ノーベル賞を受賞するまでには至らなかった。

日本は、ノーベル賞を取ることばかり考えないで、少しは世界に与えるような賞を考えてもいいのではないか、アフリカの病気と闘っている人たち、医療研究者、医療従事者、この人たちにノーベル賞に匹敵するような賞を考えてみようということで、ガーナのクフォー大統領に相談したら、これは大賛成だと。

アフリカの医療に貢献している人を対象にして、ただし、受賞者はアフリカの人には限らない。アメリカ人でも、ヨーロッパ人でも、アジア人でも、日本人でもいいと。アフリカの医療に尽力している人たちを対象にノーベル賞級の賞を考えようと。

ガーナでは野口記念研究室もちゃんと保存してくれて、当時使っていた顕微鏡や胸像までありました。クフォー大統領から、「私は日本の野口記念館に行ったんだけれども、あなたは行ったことはあるのか」と言われましたが、日本の記念館には行ったことがなかったんです。これはまずいと思って、それで記念館を訪問がてら、会津のいいところを回ってきたんです。

アフリカ53カ国が集まったアフリカ連合(AU)、その委員長のコナレさんが近く日本を訪問します。コナレさんもこの話は大賛成です。まず日本が原案をつくって、そして、AUのコナレ委員長、クフォー大統領の賛同を得て、2008年に第1回の授賞式をやろうと。というのは、2008年というのは野口英世博士がガーナで亡くなってから、ちょうど死後80周年に当たります。しかも2008年は第4回のTICADが東京で開かれる。

TICADは、アフリカ開発会議のことで、5年に1回開催しています。
アフリカの首脳が日本に集まる。そのときにこの授賞式をやると。5年に1回でいいと。

ノーベル賞は、複数あっても受賞者に対して大体1億から2億円なんです。
ノーベル賞を超える額を考えるとちょっと僭越だし、金額だけの問題ではないから、敬意を表して、ノーベル賞を超えない程度に、ノーベル賞に匹敵する賞を考えています。今、たたき台をつくっていますが、私は寄附が集まると思います。
らいおんインタビューの様子
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0615a.html

来週も「らいおんインタビュー」(後編)をお送りします。
 

大臣のほんねとーく
初代編集長としてメルマガを振り返る (内閣官房長官 安倍晋三)
(編集部注)
安倍長官は小泉内閣メールマガジンの創刊号から110号の編集長を務めました。

2001年に小泉政権が発足しました。私たちは国民への情報発信を重視しなければならない、そしてそれは双方向のものでなければならないと考え、その手段として、メルマガの配信、タウンミーティングの開催を決定しました。

どちらも初めての試みで恐らく試行錯誤になるだろうと覚悟していました。
果たしてどれぐらいの人たちがメルマガを読んでくれるか、あるいは反応を示してくれるか、私はメルマガ編集長として大きな不安の中で創刊準備号、創刊号を配信しました。幸いにして、マスコミでも大きく扱われ、多くの人が定期購読してくれることになりました。

目玉は総理の「らいおんはーと」と「大臣のほんねとーく」。特に「らいおんはーと」は仕事を離れた総理の人物像を知ってもらおうという企画でしたが、総理も見事にその意図に応え、生の総理の言葉が伝わったのではないかと思います。

その後、「官邸のこんな話」や「キーワード解説」、「数字で見る日本」など新たなコーナーを立ち上げましたが、こうしたコーナーを本としてまとめておけば貴重な資料になるのではないかと思います。

また他の雑誌と同様に読者の方々が興味を持つようなコーナーを作っていこうということで取り上げた観光カリスマ百選。特別寄稿においてはノーベル賞を受賞された田中耕一さんや小柴昌俊さん、作家の林真理子さん、石原東京都知事などその時々の話題の人たちに登場をお願いしました。

100号記念ではメルマガ読者の代表に官邸にお越しいただき総理と懇談の場を設けました。初めは、どんな意見が出るか少し緊張しながら臨みましたが、大変建設的な、また新鮮な意見が出され大変充実した会合となったことは今でも良い思い出です。

編集後記は私の担当でした。短いコラムでしたが、毎週書くということはそれなりにプレッシャーでもありました。読者の反応は正直で、さしさわりのない定型的な文章を書いたときは反応がほとんどなく、外交や拉致問題などで思い切って自分の意見をにじませたときには賛否両論含めて大きな反響がありました。

編集長であると同時に政治家・安倍晋三としての意見も随分言わせていただきお叱りもいただきましたが、私にとっては極めて貴重な経験になったと思います。

その後、編集長は細田副長官、杉浦副長官と引き継がれ、現在は長勢副長官が担当されています。振り返ってみれば創刊から5周年。途切れることなく国民の皆さんに対して情報発信を続けてきた重みを感じています。スタッフの皆さんには創刊当時のチャレンジ精神と熱気を持ち続けてもらいたいと思っています。


大臣プロフィール
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/051031/12abe.html



メルマガ5周年について、6月14日の官房長官記者会見で紹介されました。その模様は政府インターネットテレビ5CHでご覧になれます。
http://nettv.gov-online.go.jp/
特別寄稿
二項対立ということ (作家 村上龍)

内閣がメールマガジンを発行するというのは前代未聞のことだったと思う。
わたしは創刊号から読者として登録した。

大手既成メディアの中には冷めた目で見る向きも多かったが、内閣が大手既成メディアを介さずに政策をアナウンスする媒体を持つことは基本的に歓迎すべきことである。

基本的な評価を別にして、これからの「内閣メールマガジン」に期待するのは、二項対立からの政府自らの脱却だ。大手既成メディアをはじめとして日本社会には単純な二項対立が充ちている。

反対か賛成か、という単純化はわかりやすいが、問題の複雑さと本質を隠蔽する危険性が高い。現代日本を被う内外の諸問題は複雑な利害が絡み本質が見えにくくなっている。

財政再建、税制、年金や医療や介護などの社会保障、特殊法人改革、地方の再生、道路公団・郵政民営化の中身や行程など、内閣が担う課題はどれも気が遠くなるほど困難なものだ。

だからこそ議論が二項対立に陥らないように、具体的かつポジティブな議論ができるような論点の整理と啓蒙が必須となるだろう。

外交においても、たとえば「親米か反米か」というような問いの立て方にはまったく意味がない。ただし二項対立を煽るのはおもに大手既成メディアで、その最たるものは「内閣を巡る世論調査項目」だ。「あなたは小泉内閣を支持しますか」という問いは、「郵政民営化は支持するが対アジア外交は支持できない」というような人を最初から無視している。

この内閣メールマガジンが、日本社会に刷り込まれた「二項対立」という罠から脱却するための推進剤となることを期待している。


執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/murakami.html

 
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[編集後記] 

2001年の6月、小泉内閣メールマガジンを創刊してから今週号で5周年を迎えます。この間、小泉総編集長のもと、私を含めて4代の官房副長官が編集長をつとめ、発行を積み重ねました。この間配信したメールの総数は4億3千万通、一方読者の皆さまからいただいたご意見、ご感想は48万件にも上ります。

内閣の情報を直接国民にお届けする。そして、読者の生の反応を直に感じることができる。これがこのメールマガジンの特長です。より親しみやすいメールマガジンにするための読者アンケートを実施したときには2週間で4万1千件、また、少子化に関する政策アンケートを行ったときは、2万3千件を超える回答をいただきました。

こうした反響の大きさに励まされ、また一つ一つの声を重く受け止めながら、読者の皆さまと一緒にメールマガジンを作り上げてきた5年間です。改めて感謝申し上げます。

今週号と来週号は久しぶりの「らいおんインタビュー」を中心に5周年記念特別企画でお届けします。来週もお楽しみに。
(じんえん)


政府広報オンライン  12CH(防災チャンネル)
http://nettv.gov-online.go.jp/
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政府インターネットテレビ番組ガイド
新着情報 

1CH らいおんウィークリー (06/06/05〜11)
「知的財産推進計画2006」を決定、日本・ボツワナ首脳会談、梅娘の表敬、中央アジア6ヶ国外相表敬、全国市長会議
4CH English Version
Invest Japan
Painless Syringe Needles
8CH

ニッポンの元気
東京都品川区「地域で守る子どもの安全」
9CH タウンミーティング・ダイジェスト   
司法制度改革 タウンミーティング イン 広島
11CH トピックス  
竹中総務大臣から「情報セキュリティ対策のお願い

12CH 防災チャンネル(新設)
 

主役はあなた!〜広がりゆく防災活動〜
地域でとりくむ防災活動の先進事例などの紹介番組
 

2004年自然災害の記録 (風水害編)
災害が多発した2004年の風水害の記録の紹介番組
 

土石流災害に備えて
土石流災害に備えてのポイントを紹介するドラマ仕立ての番組


政府インターネットテレビ
http://nettv.gov-online.go.jp/
お知らせ
総理からのメッセージや映像を、お手持ちのパソコンや携帯動画プレーヤーに自動的に取り込むことができる新しいサービス『ビデオキャスティング』が6月22日からスタート!

本日から小泉総理インタビュー『初夏の官邸から』を先行配信します!
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.kantei.go.jp/jp/videocasting/


小泉内閣の動き


知的財産推進計画2006を決定 (06/06/08)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/06/08tizai.html
知的財産戦略本部において、ニセモノ対策の強化、出願構造改革・世界特許の実現などを柱とした推進計画2006を決定


日本・ボツワナ首脳会談 (06/06/08)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/06/08botswana.html
モハエ大統領と会談し、引き続きボツワナへの物的、人的交流を進めていくとともに、その他アフリカへの支援についても考えていくことを表明


福島県下視察 (06/06/02〜03)
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2006/06/02fukusima.html
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ご意見、ご感想
今週号の感想はこちらから (6月18日まで)
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先週号の結果はこちらから
 (6月21日まで)
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内閣総理大臣   小泉純一郎
内閣官房副長官 長勢甚遠
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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] 
野口英世博士のふるさと

大臣のほんねとーく
大雨、台風に備えて (防災担当大臣 沓掛哲男)

特別寄稿
負のスタートから得たもの (アイスホッケー選手 瀬高哲雄)
グローバル戦略について (東京大学大学院教授 伊藤元重)

政府インターネットテレビ番組ガイド
防災チャンネル12CH(新設) など

小泉内閣の動き
福島県下視察 など

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らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
野口英世博士のふるさと

小泉純一郎です。

先週末、野口英世博士のふるさと、会津を訪問しました。北陸、沖縄と続いて、3週連続しての国内出張になりました。

金曜日の夜7時に東京を出発し、会津の奥座敷と呼ばれる東山温泉の伝統ある日本旅館に夜遅く到着。翌朝、会津西街道の宿場町として栄えた大内宿を訪ねました。

ここは、伝統的な建物の保存地区に選定されたのをきっかけに、かやぶき屋根をきれいにふき替え、電柱をとりはらい、舗装をけずって砂利道にして、かつての景観をとりもどしたとのこと。

昔の景観を復元し、外国人をはじめ観光客が急増している。会津の人は知恵があると思います。

会津若松に戻って、室町時代から続く庭園でたくさんの薬草を栽培している御薬園で昼食。白虎隊の隊士たちが自刃した飯盛山に登った後、猪苗代町にある野口英世記念館を訪れました。

先月ガーナで会談したクフォー大統領も、日本に来たときに、ここを訪れたことがあるそうです。私は行ったことがなかったので、それ以来、是非一度訪ねてみたいと思っていました。

記念館には、博士の生家が多くの遺品とともに保存されており、子供の頃にやけどを負ったという囲炉裏や読んでいた書や机、お母様の手紙などを拝見し、改めて野口英世博士の偉大さに感銘を受けました。

博士の没後、福島県の方々や野口英世博士の関係者の方々は、記念館を建て、永年にわたって野口英世記念医学賞を続けています。これは非常に貴重なことだと思います。

アフリカの医学、医療に貢献した方々を表彰するため野口英世博士にちなんだ賞を創設することは、既にこのメールマガジンでもお話ししましたが、ノーベル賞を超えることは僭越と思いますので、ノーベル賞に匹敵するような賞にしたいと思います。

今から2年後の2008年は、博士が亡くなってから80周年に当たります。ちょうどこの年には、5年に1回のアフリカ開発会議(TICAD)が東京で開かれ、アフリカ各国の首脳のみなさんが集まりますので、このときに第1回の授賞式ができるようにしたいと考えています。

野口英世博士の志を継いで、アフリカ・世界の医療の向上と保健の増進のために、日本としてもできる限り努力していく考えです。
編集部注:

小泉総理の福島県視察は、政府インターネットテレビ2CHでご覧になれます。
http://nettv.gov-online.go.jp/
 

大臣のほんねとーく
大雨、台風に備えて (防災担当大臣 沓掛哲男)

6月になりました。梅雨前線の活動や台風の影響により、洪水、土砂災害、高潮、強風などの被害が発生しやすい季節となってきました。

昨年8月のアメリカにおける、ハリケーン・カトリーナでは風水害の恐ろしさを再認識させられました。我が国においても、特に近年、1時間の雨量が100mmを超えるような異常降雨の頻発や台風の上陸により、各地で被害が発生しております。

地震とは異なり、大雨や台風はその接近についておおよその見当がつきます。政府としましても、河川・海岸の整備、気象情報や予警報の収集・伝達、浸水想定区域や土砂災害危険箇所の周知、警戒避難態勢の強化などに万全を期しておりますが、命を守るためには、皆様一人ひとりの日頃からの心がけがとても重要になります。

まず、周囲の状況を「診る」ことが必要です。屋根の点検、雨樋や側溝の掃除は済ませましたか。停電や避難に備えて、懐中電灯、携帯ラジオ、飲料水や食料、医薬品などは準備されていますか。また、避難場所はどこか、崖崩れや浸水の危険がある場所はどこか、ハザードマップなどをみながら確認しておきましょう。

雨や風が近づいたら「知る」ことが大切です。ラジオ・テレビの気象情報や市役所、消防・警察からの情報で状況を把握しましょう。その時、1時間50mmの雨だと前が見えないとか、風速25mの風だと立っていられないといった知識があると、より的確に状況を把握できます。

毎年多くの方が、強い雨・風の最中に屋根の修理や田んぼや水路などの点検に行って亡くなっています。「診る」「知る」はあくまで大雨や台風が接近する前の備えの話です。早めに点検・修理を済ませて、雨や風が強くなってきましたら、むやみに外出をしないようお願いします。

内閣府では、他省庁と連携して、「災害時要援護者の避難支援ガイドライン」を作成しているのですが、ご存じですか。最近では避難勧告や避難指示に先立ち、避難準備情報といって、高齢者等の避難に時間がかかる方々が避難を開始し、その他の方々は避難準備を開始することを求める情報が発令されるようになっています。

三十六計「逃げる」に如かずと言います。避難に関する情報が出たら、早め早めに行動することを心がけていただくようお願いします。


大臣プロフィール
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/051031/13kutsukake.html
特別寄稿
負のスタートから得たもの (アイスホッケー選手 瀬高哲雄)
(編集部注)





2003年、アジアにおけるアイスホッケーの発展、技術の向 上と参加国間の交流と理解を深めるためにアジアリーグが発足しました。日本、中国、韓国から合計9チームが参加しています。
瀬高さんは、昨季、移籍され、韓国チーム初の日本人プレーヤーとして活躍されました。

2005年の開幕戦。私は韓国のアイスリンクでその時を迎えていました。真っ暗な会場に一つのスポットライト。そして、その光が自分をつつみ込み名前がコールされた瞬間に満員の観客からの大きな拍手と声援。私は涙がこぼれ落ちそうになるのを必死にこらえていました。

そのわずか5ヶ月前、私は日本で所属していたチームから戦力外通知を言い渡されていたのです。それは、入部してわずか1年しか経っていない自分には、あまりにも予期せぬ出来事で、とてつもなく大きな衝撃でした。

私は感情が入り乱れ色々な事を考えました。自分に対する腹立たしさや情けなさ、更には他人を恨み、憎む気持ちでいっぱいにもなりました。しかし、どの感情もどの考えも最後に辿り着く所は同じだったのです。『もう一度アイスホッケーをやりたい』。

しかし、スポーツはそんなにあまい世界ではありません。入部1年目で戦力外通知を言い渡された人間に他チームからの誘いは全くありませんでした。
そのような状況でしたが、私の周囲の方々のご尽力もあり、ある一つのチームが自分に興味を持ってくれたのです。

そのチームは、同じアジアリーグに参戦している韓国のアニャンハルラというチームでした。私には何の迷いもありませんでした。周囲の人間からは、言葉や生活環境の違いの問題、更には給料の問題等々心配する言葉を多々耳にしたのですが、私にはそんな問題はどうでもいい事でした。ただもう一度アイスホッケーを続けられるというその喜び一つだったのです。

話を頂いた10日後には韓国の地にいました。そして必死の思いでレギュラーポジションをつかみ開幕戦を迎えたのです。その開幕戦でのこぼれ落ちそうになった涙の理由を私は今も鮮明に覚えています。『自分はなんて幸せな人間なのだろう』・・・。

一度閉ざされそうになったアイスホッケーの道を続ける事が出来て、こんなに素晴らしい開幕戦を迎える事が出来ている。そして、それを可能にしてくれたのは、両親をはじめ、日本のアイスホッケー関係者の方々や韓国のチームメイトとチームスタッフの大きな支えがあったからこそ可能になった。
心の底から自分は幸せ者だと感じました。

戦力外という、負からとも思えるスタートは、私に色々なものを与えてくれたのです。そして、その一つ一つがこれからアイスホッケー選手として、更には一人間として生きていく中で、この上なく大きなものである事を私は確信しています。


執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/setaka.html

グローバル戦略について (東京大学大学院教授 伊藤元重)

最近、アジアの国々に出張すると「これだけ激しく世界が動いているのに日本は何をしているのか」とよく言われます。

例えば、中国などのBRICsの台頭により、エネルギーの確保の重要性が増しており、将来的には食糧の確保も重要な課題になる可能性があると思います。このような中で、エネルギーや食糧の供給国とどのような経済関係を構築していくべきでしょうか。

また、国境を越えた人や企業の活動が拡大し、日本でも、近年の婚姻の100組のうち5組はどちらかが外国人で、既に多くの外国人の方が日本に住んでいます。そこから生じる現実にどう対処していくべきでしょうか。

21世紀、我が国が世界の中で存在感を持ち続けるためにも、このような問題を、国内の問題も含めて、グローバルな視点で、一度全部戦略的に考えていく必要があるのではないでしょうか。バブルの崩壊後内向きになった国民の関心が、立ち直って外向きになってきた今の時期に経済財政諮問会議において「グローバル戦略」がとりまとめられたのは誠に時宜を得ていると思います。

私もこの議論に参加していましたが、最も大事なことは「スピード感」だと思います。例えば経済連携にしても、これから何十年もかけていい問題ではありません。

また、もう一つ、一貫して重視してきたことは、「選択と集中(比較優位の徹底)」ということでした。ヒト・モノ・カネの制約の下で我が国の活力を有効に引き出すためには、国内の資源を我が国が得意とする分野に集中させ、それを補完する形で海外の資源を最大限に活用することが鍵となります。

このため、グローバル戦略では、目標を明示した上で、2010年までの時間軸を設定し、今後特に1、2年取り組むべき事項を明らかにしています。

例えば、世界で通用する専門的な知識や技術等をもつ優秀な外国人人材の受入れ拡大や介護等の分野の外国人人材の受入れ、日本に住んでいる外国人に対する医療や教育などの問題への対応を検討すること、農業の国際競争力の向上のために農地などの稀少な資源を競争力のある農業者に集中させる仕組みの構築を急ぐこと、さらに、対外政策面においては、新たに策定した工程表に沿って、経済連携(EPA)交渉のスピードを速めることとしています。

地球規模でグローバル化が進んでいる今こそ、この国のあり方の議論をさらに深め、世界経済の発展と国民の豊かさの増大を目指す必要があると考えます。


内閣府ホームページ (グローバル戦略)
http://www.keizai-shimon.go.jp/explain/progress/global/index.html


執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/itou.html

 
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[編集後記] 

今週号は沓掛防災担当大臣から大雨や台風への備えについて書いていただきました。大臣が指摘されている、早めの「診る」「知る」「逃げる」を実践していただきたいと思います。

政府インターネットテレビでは、大規模災害等の発生時に、官邸対策室が把握している情報や、閣僚の臨時会見など、災害情報を迅速かつ的確に提供する防災チャンネルを、本日、新設しました。

また普段は、日頃の災害に対する備えの知識やこれまでの災害の記録など防災に関する情報を、このチャンネルを通じてお知らせしていきます。

備えあれば憂いなし、皆さんも風水害に対する認識をしっかりともって、的確・十分な備えをお願いいたします。
(じんえん)


政府広報オンライン  12CH(防災チャンネル)
http://nettv.gov-online.go.jp/
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政府インターネットテレビ番組ガイド
新着情報 

1CH らいおんウィークリー (06/05/29〜06/04)
クールビズ開始、福島県下を視察、千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式、沖縄「かりゆし」贈呈、ジャワ島中部地震現地調査報告 など
2CH ビデオで見る総理  
福島県下を視察
3CH 総理からのメッセージ



小泉総理スピーチ(平成18年6月6日)
メルマガ236号特別寄稿「夢に向かっての起業」(那須信子氏)が紹介されています。
  〜スピーチ抜粋〜
(小泉総理)




今日(資料で)配ったメルマガのあの31歳の女性(那須信子氏)。突然だんなさんが亡くなった。・・・困ったときは自分が頑張んなきゃいけないということで、たまたま1円でも会社を立ち上げることができるという政府の提案を活かそうじゃないかと言って会社を立ち上げた。・・・逆境を飛躍のバネにする人もいる。
6CH 大臣のほんね
  与謝野大臣 (金融、経済財政政策担当)(後編)
〜与謝野大臣の「ほんね」抜粋〜
(与謝野)




(日本の財政状況について)毎年50兆しか収入が無いのに、30兆の借金を増やしていく。これは、家計を預かる主婦としては、ちょっと心配な家計でしょう。・・・だから財政をバランスさせなければいけないんです。だけど、これは結構深刻な病気で、全治20年ぐらいかかるんです。・・・これは政治としては最高に難しい作業なんです。
7CH 改革続行中   
環境のためのアクションを! 小池環境大臣
8CH

ニッポンの元気
東京都墨田区「北斎ゆかりの地で今」
9CH タウンミーティング・ダイジェスト   
我が国の財政と国の未来を考える(東京)
11CH トピックス  
COOL BIZ 〜 あなたもクールビズでお越しください。

12CH 防災チャンネル(新設)
 

主役はあなた!〜広がりゆく防災活動〜
地域でとりくむ防災活動の先進事例などの紹介番組
 

2004年自然災害の記録 (風水害編)
災害が多発した2004年の風水害の記録の紹介番組
 

土石流災害に備えて
土石流災害に備えてのポイントを紹介するドラマ仕立ての番組


政府インターネットテレビ
http://nettv.gov-online.go.jp/


小泉内閣の動き


福島県下視察 (06/06/02〜03)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/06/02fukusima.html
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている大内宿、会津若松市にある白虎隊の墓、野口英世記念館などを視察


日本・アンティグア・バーブーダ首脳会談 (06/06/01)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/06/01antigua.html
ボールドウィン・スペンサー首相兼外相と首脳会談を行い、捕鯨問題に関して、6月開催予定の国際捕鯨委員会年次会合における協力を要請


日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議出席 (06/05/26〜27)
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2006/05/26sima.html
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ご意見、ご感想
今週号の感想はこちらから (6月11日まで)
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先週号の結果はこちらから
 (6月14日まで)
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□ 目  次

らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] 
インドネシア大地震と太平洋の島々との協力